↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/80

第62話 帝国

「さて、もういいでしょう。これからは危ないことはしない事、いいですね!」

「はい!」


 私が一人で魔大陸という危険な地に行ったという事をこっぴどく怒られました。

 まぁ、一人じゃなくてノイルちゃんも入れたら二人なんだけど、そこは話がややこしくなるので言わないで置いた。


 アレン先生もイリス先生も私の事を心配してくれて怒ってくれたんだか今後のためにも行動を少しは自重しないと……できるかな?


 さて、もう用は済んだということで私はご退場だね。


 不思議なんだけど、何で態々地下室? まで連れてきてこんな話をしたんだろう、普通なら誰もいない教室でも十分だと思うんだけど。


「聞きたいんですが、何で態々こんなところまで連れて来たんですか?」

「う~ん。まぁいいか、ここは強固な結界が貼ってあるからな、例えばスキルや魔法なんかで覗きを妨害出来るんだよ、だから密談とかをする際は打って付けって訳だ」


 あ~なるほど、そういうわけか。


 確かに貼ってあるみたいだね、「真理眼」で観てみたけど確かにこれじゃあそんじょそこらの人じゃ破れないね。


「それではユキさん、私が送りましょう」


 そういってイリス先生が目隠しを渡してくる。

 まぁ仕方ないか、一応秘密の場所みたいだし。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「さて、どうするかね」


 今さっき我が教え子、ユキがこの部屋から退室していった。

 アレン先生はふと思う、ユキは何者だろうか、と。


 この疑問は至極当然であるように思える、普通の人は一人で魔大陸に行かないし、そもそもの話行こうと思っていけるところではない。


 自力で行ったのだろうと結論づけたが、どうやって行ったのかと疑問が出てくるところだ。

 俺はなら『ゲート』で行けないこともないが、ユキには無理だろう、見た感じでは碌に使える魔法と言ったら『光の剣』だけだ、ほかに何か隠しているかもしれないが少なくとも魔法の類ではないだろう、そうなると最早手段は限られてくる、港で船を出してもらった、これは絶対無いだろうと断言できる、何故なら前提条件が家族にバレてはいけないということだからだ。


 その場合、行き来が短時間で無いとあっさりバレてしまうだろう。


 ……だとしたら、いや、正直あり得ない、スキルなんて…………。


 もしもスキルの場合ユキの得意とする魔法『光の剣』でスキルを使うのだが、その場合はそのスキルを理解しないといけない。


 理解といってもそのスキルの効果を知っても理解したとはいいがたい。


 理解するということはそのスキルの深奥を知らなければならない、具遺体的に言うと、そのスキルの在り方を知るということだ。

 それには何かしらの観察系スキルが必要となるのだが、入学時、鑑定眼球の結果ではその様なスキルはなかった。


 では、そのスキルを理解したという事か? どうやって。


 謎だ、それに今回の話にぶっ飛んだことが2つも出て来た。


 魔王と大陸魔剣の事だ。


 俺は初めて大陸魔剣を見たが、その禍々しいさと、その圧倒的なまでの存在感からこれは魔剣ではなく、伝説の大陸魔剣だと分かった。


 それに、魔王ハルツィナと友達だと、本当に何者なんだよ。


 正直こんな生徒を教えることになるなんて夢にも思わなかったな、だが、これも教師の醍醐味ってやつかね、ちょっとワクワクすると、このやんちゃな生徒が将来どんな人物になるのか、俺が想像できない程の大物になるんじゃないかって気がするな。


 でも、学園にいる以上は一生徒だ、危険なことをしたら怒るのは当たり前だ、だからしっかりと怒った。

 もう、危険な真似はしないでくれよ。

 まぁ、また近い内にやらかしそうなんだけどな、そう感じてしまうな、こういうことを波乱万丈てやつなんかね。


 イリス先生が帰ってきたか、ドアが開いた。

 そして、しっかりと閉めた。


「もう大丈夫かな?」

「ええ、ユキさんならアリアさん達のところに行くと言っていましたから」

「よし――本題の話をしようか」


 俺は、この部屋に更に妨害結界を貼りめぐらした。

 念には念をいれて、だ。


「イリス先生、あなたにも来ましたか」

「ええ。勿論、アレン先生も当然の様ですね」


 俺は空間に手を突っ込みある密書を取り出した。


 これは、この国の諜報部からの警戒を呼び掛ける、極々一部の人にしか届かない密書だ。

 そこに書いてあったのは。


「どうやら最近帝国がきな臭いみたいですね」

「ああ、もしかしたらだが、攻めてくるかもしれないな」

「ですが、あと数年は無いと観ていいでしょう、戦争と言うのは準備が大変ですからね」


 密書にはアルタ王国の東に位置する隣国、帝国がきな臭いということだ。

 先日帝国の皇帝が退位し新しくまだ年若いフィルス・トゥア・カイザーライヒ25歳という、異例の若さで即位した、しかも噂では皇帝に毒を盛り殺して無理矢理にその地位に付いたとか。


 武力国家とも言われているほど、武力に特化した国なのだが、現皇帝が即位してから何やら行動が怪しいという事。


 それに、物凄く野心家という噂だ、もしかしたらこの国に攻めてくるかもしれないっということだ。


 まぁ、攻めてくると決定しいる訳ではない、だが注意は必要かもしれないな。


 もし戦争になったらおちおち教師なんてしてられない、王から勅命で戦場に駆り出されることだろう。


 そうはなって欲しくないことだ。



 【整理中】とさせていただきました、詳しいことは活動報告に。



 活動報告にも書きましたが、短編小説を書いてみました、せひ読んで下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。