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第6話 キリ・ライトリア視点 真の天才

今回頑張って書きました。

 僕の名前はキリ、キリ・ライトリア。

 僕には5歳の妹がいる、だが最近妹の様子がおかしい、どう言えばいいのか分からないが何というか前は5歳児らしかったのだが今は物凄く僕に懐いてきて本が好きになった。

 妹の僕への懐きようがすごい、妹は自分の部屋ではなく最近ずっと書物庫こもっているなので僕は学園が終わったら妹に会いに書物庫に行く扉を開けたら、大体妹は僕に築き満面の笑顔で駆け寄って来て本を読んでと強請るか、本に埋もれ寝息を立ててるかだ。

 妹よ少し自分勝手ぎないかい?

 でも、5歳の子供は自分勝手なものだが妹は自分勝手だが他人にには迷惑をかけない、前食事の時に妹が「私、書物庫に住みたいです」と言った。どれだけ本が好きなんだよ、だけどそれはいけない書物庫は結構ほこりを被っているあんなところでづっと寝ていたら体に悪い、だから止めたらごねるだろうと思っていたのにすんなり受け入れてこれには少し驚いた。

 最初のころはあまり疑問に思っていなかったが妹は文字が読めるようになっているのではないだろうか。

 ここ数ヶ月で僕が本を音読して覚えてるんじゃないか? そう思いこっそり書物庫の扉を開けてのぞいたら黙々と本を読んでいた。

 僕は貴族相手に教養を教える、シッターこの人達に教えてもらって僕は文字を覚えた、だけど妹は違う妹は僕の音読だけで文字を覚えた妹は……天才なんじゃないか?

 天才とは僕見たいな戦闘での能力のことを言っているのでは無く文学系のことを言っているのだ、今だってこれだけ本を読んでいる。

 これは僕の推測だが読んだ本の内容は理解していると思う僕はそれだけ妹のことを天才だと思っている。

 これから将来が楽しみだ、いったい将来妹は何になるのだろう、学者かな? 魔法研究者かな? 今から楽しみだ、もしかしたらとんでもない夢があって僕を驚かせてくれるかもしれない。

 

 話は変わるが僕のステータスについて話そうと思う。

 僕のステータスは



 キリ・ライトリア


 HP44(体力20 パワー14 スピード10)

 MP2100


「完全再現」……一度視た、スキル・魔法を再現する

「確率操作」……あらゆる物事、事柄の確率を操作する

「思考加速」……思考を加速する


 魔法適正

 火

 水

 風

 土


 たぶん僕はあと数年もしたらこの世界では敵は居なくなるんじゃないかな、「完全再現」で試合などを見てスキルや魔法をあらかた覚えた、ズルして覚えた様に思えるが、これは僕の才能でありスキルだ、努力して覚えたわけでは無いが、ズルではないと思っている。

 特に再現して良かったと思ったスキルは「鑑定」「詠唱破棄」この2つが再現して正解だと思った「鑑定」は入学時の鑑定眼から再現した、これでどんな能力を再現したかが分かるし、戦闘時相手がどんな能力くを持っているかが分かる。

 そして一番大事なのは「詠唱破棄」だ、これは僕に非常に相性がいい、見ての通り僕はMPが異常に高いだから僕は戦闘になると魔法重視のスタイルになる、こういう戦法を得意とする人を魔法師という。

 

 この前妹が僕の学園の図書室に行きたいと言い出した、もう家の本はあらかた読みつくしたのだろう。

 これだけの数の本僕なら1年はかかると思うんだけど…幾ら時間が有るからって読みすぎだと思う。

 まぁ可愛い妹の頼みだし聞いてあげることにしよう。


 妹との約束の日がやって来た、僕は妹と一緒に家から出て庭から家の門まで馬車に乗り門を出たら「完全再現」で「瞬間移動」を行い学園の門までやってきた、学園に入る手続きをしてから学園の図書室に行くまで妹は終止僕の手をつないでいた、こういうところが可愛いんだよね。

 何の本が読みたいのか聞くと、光 闇 属性のことが載っている本がいいという、光 闇 属性に関して詳しく載っている本は僕は見たことがないなので図書室の管理員のおじさんに聞くことにした。

 聞いたところ1つだけ詳しく載っている本があるのだと言う、僕は早速本の詳しい場所を聞いた、ここの図書室は物凄く広く一杯本がある、詳しく場所を聞かないとどこにあるのか分からない。

 タイトルはたしか…あったあった「光と闇の深奥」だ。

 でもこれだけ大きく一杯の本があるのに1冊しか本が無いなんて少しおかしくないか? と思ってしまう、実際はそれだけ、光 闇 の属性の情報が貴重なのだろう。

 本を持っていくと妹が満面の笑みでお礼を言ってくれた。

 妹は本を受け取るとすぐに近くの席に座り本を読み始めた、スゴイ集中力だもう周りのことなど一切見ていない自分の世界に入り込んでいる。

 1時間ぐらいしたら、ある上級生が担任の先生が呼んでいると教えてくれた。

 妹の方をちらりと見るとまだ自分の世界に入っている、これならまだ大丈夫だろうと思い先生を探しにいった。

 少し先生を探すのに時間がかかってしまった、先生に声を掛けたが予想もしてい無かった答えが返ってきた。

 何と先生は僕を呼び出していなかった。

 何故こんなことになったのか「思考加速」を使って考えてみた、すぐに答えがでた。

 妹が危ない! 僕は全力で駆けた「完全再現」で「神速」まで使って。

 学園には僕をよく思ってない人達がいる、特に上級生だ、自分より下の僕が注目をあびて気に食わなかったのだろう。

 特にアザ・フィリルが僕を良く思っていない、彼は6年生でスキル2つ持ちだ、才能はあるが性格に難があるアイツは自分さえ良ければ、他人なんてどうでもいいと思っている典型的な貴族だからタチが悪い、気に入らない人を殺してもいいと思っている、もう民を何人か殺していると聞く、アイツは民を殺しても有耶無耶に出来るだけの権力を持っている。貴族階級が侯爵なのだ。

 アイツは僕の事を嫌っている、普通スキル2つ持ちは注目されるだが、僕の方が注目されたためヤツの虫の居所は悪かったがろう、僕に何かとちょかいをかけてくる。

 今回はアイツが妹が今日学園に来る情報を手にいれたのだろう、学園に誰か連れてくる場合事前に手続きしないといけない、その情報を掴んで僕を妹から遠ざけそこを狙ったのだろう。

「ユキー!ユキー!!いるかー!!!」

 図書室では普通大きな声を出してはいけないのだがそうは言ってはいられない、妹のユキの命が係っているんだ、もしユキが殺されても何も言えないアイツは絶対権力でものを言わせてくる。

「おじさんユキは、一緒に連れてきた子はしりませんか!」

 息もぜぇぜぇ言いながら管理員のおじさんに問い合わせた。

 おじさんが言うには、第11訓練場に連れて行ったらしい、僕はお礼も言わずに走りさった。

 お礼なら後で言えばいい、今はユキだ、今僕は後悔の念で押しつぶされそうになっている、なぜ…なぜ! その可能性を思い付かなかった、なぜ! ユキを置いて先生を探しに行った、なぜ…ユキを学園に連れてきた!

 考えるのはあとだ、今は走れ! 少しでも速く!

 第11訓練場が見えてきた、第11訓練場は小さい訓練場だ、小さいと言っても貴族感覚で言ってのことだ僕から言わせれば十分に広い。

 入った瞬間にユキに数々の魔法が当たる瞬間だった、僕は絶望してその場にへたり込んだ。

 ああ…何でこうなったんだろ……!?

 思考が一瞬停止した、目の前に信じられない光景が広がったのだから

 そうユキに魔法が当たって無残な光景が広がることを予想していたのに、ユキに魔法が当たったかと思ったらその魔法は次々に消滅していった。

 そうとしか言いようが無い当たった瞬間に魔法が消えた、としか。

 僕の思考は完全に停止した、その間にアイツ、アザ・フィリルがユキに切りかかってようやく思考が復活した危ないと思いはしたが動けなかった全力で走り続けたせいで体が悲鳴をあげていた、とっさのことでとまどってしまい魔法が発動できなかった。

 だが、また信じがたい光景が目に入ってきたユキは悠々と片手でアザ・フィリルの剣を受け止めた。

 アイツは自身の剣に自分のスキル「絶対切断」を乗せているはずなにっだ。

 それに続いてアザ・フィリルの取り巻きのヤツラがスキルを駆使してユキに攻撃したがすべてユキには効いていないように見えた。

 次はユキの攻撃なのか物凄い速さで駆けアザ・フィリルのお腹を殴った後すぐにそのばから離れた、アザ・フィリルがお腹の物すべてリバースした、これを予想したのだろう。

 それを見た取り巻き達が一斉に逃げ出した。

 一体ユキのステータスはどうなっているんだ、そう思いユキに向かって「鑑定」を発動した。



 ユキ・ライトリア


 HP120(体力50 パワー25 スピード45)

 MP6


 スキル

「異空間箱」


 魔法適正

 光

 闇



 なんだって!? HPが120だって?、(体力50 パワー25 スピード45)ってこれはおかしい、普通の大人ので(体力50 パワー25 スピード25)だ、つまりユキは5歳にして大人を超えているということになる、大人の全力で殴られれば、それは吐いてまだ意識を保っているアイツはすごいだろう。

 だがこの鑑定結果から僕は違和感しか感じ無かった、なぜユキはの魔法や数々スキルを防げたのかが分からなかったのだ。

 ユキは光る腕輪を作り、アザ・フィリルに付け腕輪が消えた。

 そして何事も無かったかのように第11訓練場から出て行った。

 体力も回復して図書室に行ったらユキがいて、笑顔で駆け寄ってきた。

 今日はここで帰ることにする、今日はもう疲れた。


 ユキにはなにかがある、僕の「鑑定」でも見抜けないそして、僕の「完全再現」でも再現できない何かが、だが僕が妹に対する気持ちが変わったりしない。ユキは愛すべき妹であり僕の大切な大切な家族だ。



 この日、キリ・ライトリアは知った、真の天才が身近に居た事にーーー。

今後誰かの視点入れるかもしれませんし入れないかも…

まだ未定です。

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