第40話 ベスト3位の台詞言えました
「そうだノイル、アイツは人間だ」
「え……でも」
「可愛そうに、よほど酷い目に合わされたんだね」
そう言いながら男はノイルちゃんに抱きついた。
おい! なにそれ決め付け私何もしてい無い。
それから男は私を振り返り。
「よくもノイルを、生きて帰れると思うなよ!」
「勘違いしないで欲しいんだけど」
「黙れ!」
ダメだねこれ、何言っても聞かないわ。
よし、「完全防御」を通常にしてっと。
一様痛覚はそのままにしておこう保険だよ保険、臆病とかじゃ無いから。
さて、この傷も治しますか。
「真理眼」で観てみる。
ん? なんだ?
観て見たら身体が徐々に疲弊している、呪いの類に掛かっているにたいだ。
まあ、関係無いんだけど。
「却下」っと。
うん大丈夫。一瞬で治ったね。
正確には無かった事にしたのだが。
「ほう。一瞬で治したか。だがこの魔剣ヴュルゲンの呪いは消せないだろう」
いや、消してます。
へー魔剣だったのか。
魔剣とは、聖剣と同じく各々が特殊な能力が持っているが、聖剣と違う所は魔剣が誰でも使えるという点だ。
だが、コレには必ずしもメリットだけじゃない。
メリット以上のデメリットが存在しるのだ。
魔剣は使用者を犯すのだ、だから犯されない強い精神が要るし、犯され無いよう魔剣を制御しなければならない。
でないと精神が崩壊して狂気と化してしまうからだ。
これが魔剣だ、観たところこの人は大丈夫にたいだ。
話し聞かないから魔剣に犯されているかも、って思ったんだが違うようだ素みたいだ。
「そんな事はどうでもいいけど、何? 喧嘩売ってる訳?」
「売ってきたのは貴様ら人間だろう」
男は剣を構えて今にも襲い掛かりそうだ。
「ノイル! 『ゲート』に入っていろ!」
「でも……」
ノイルちゃんは私をチラチラ見ている心配しているようだ。
でもこの男はそんな意図が分かる訳が無く。
「可愛そうに、そんなに人間が恨めしいのか……お前は殺す!」
「ち、ちが」
「いいから行きなさい!」
ノイルちゃんは怒鳴られて、体をビクンとした。
いや本当に可愛そうだよ。
だから私は優しく言った」
「大丈夫、ちょっと激しい戦いなりそうだから非難してて」
私がそう言うと男は目で私を殺しそうなぐらい睨んでくる。
ノイルちゃんも決心は付いた様だ。
「うん、分かった」
「分かってくれたか、さあ早く」
私が言ったから分かってくれたんだからね! そこ等辺勘違いしないでよ。
それでノイルちゃんは『ゲート』に入っていった。
そして。
「解除」
男がそういった途端『ゲート』が閉じて行った。
具体的には丸がどんどん小さく成って行く。
「お父さん!?」
最後にノイルちゃんがそう行った。
もしかしてこの人……。
「貴女、ノイルのお父さん?」
「気安く娘の名前を呼ぶな!」
……お父さんみたいだね。
確かに面影あるかも。
イケメンだし。
イケメンと美女の間の子供だよノイルちゃんは全然。
でも、ノイルちゃんのお父さんか。
ノイルちゃんのお父さんなら出来るだけ怪我とかさせたく無い、でもこの人凄く強そうだね。
「鑑定」っと。
ノワール・セイブル
HP674(体力297 パワー194 スピード183)
MP2980
スキル
「闇の支配者」……闇魔法が覚え易く成る、闇魔法の詠唱破棄、闇魔法の魔力消費最小、闇魔法の効果上 昇
魔法適正
火
闇
……は? 強すぎない?
このステータスは可笑しいでしょ!!
魔族の大人ってみんなこんなんなの!?
いや、ノイルちゃんも年齢で言ったら大人か。
まぁ、この人が特別強いんでしょう、そうだよね?
「大人しく殺されろ、そうすれば痛みは無く死ねるぞ」
あ、言いたい台詞思いついた。
「痛みは無いのか?」
「あぁ一瞬で殺してやる」
「だが断る!」
「何?」
「この私が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつにNOと断ってやる事だ!」
ふふふ、言えたぜ。
これは私の中でベスト3位は入る台詞だよ。
いや~あんたの「何?」も良かったよ、良くあのタイミングで言ってくれた。
欲を言うなら「命……は……助けてくれるのか?」 みたいな事も言ってみたかったんだけどそれ私の死亡フラグだし。
今の私の台詞ノワールはポカンと口を空けてしまった。
そしてなんだか怒っている様だ。
「ふ、ふざけるなぁーー!!!」
なんか凄いおお声で叫ばれました。
いや! 今の所はふざける所だから!
そしてなんだか切れながら向かってきました。
血圧高いんじゃない? 大丈夫?
ガン○ムの台詞も入れたいんですが……難しいですよね。




