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第25話 準決勝戦

 ユキが6歳と言う事を指摘され漸く気づきました。

 7歳から6歳に修正しました。

 話がややこしくなるかもしれませんが、ここはスルーという方向で。

「両者前へ」


 マイちゃんはガイと同じ剣で戦うみたいだね。

 そういえば、剣戦う人は剣士だったかな、でもガイは騎士に成るみたいだからどっちを呼べばいいんだろ。

 まぁいいや。


 試合が始まった。

 ん? 何故かガイは歩いているなめてんの?

 と思ったがこっちを見て不敵に笑った。

 あ、これ私にちょくってるんだ、たぶんあいつは私は駆けて一瞬で終わらしたけど、俺は駆けなくても直ぐに終わらせれるとでも言いたいのだろう。


 マイちゃんはガイに向かって駆け出した、そして剣を上段に構えて振り下ろす。

 それをガイは容易く受け止めた。

 そしてマイちゃんの攻撃を全て受け止めてガイは首筋に剣を当てて勝った。


 うん、おもんないね。

 もうちょっと苦戦とかしても良かったんだけど。

 あのガイのドヤ顔がうざいわー。


 それから試合が着々と進んでいった。

 私は瞬殺を繰り返して準決勝も勝ちました。

 で、つぎの準決勝何だけどこれが見ものかもしれない。


「準決勝、ガイVSアリア」


 私から見たらどっち同じ位のレベル何じゃないかな。




 

 アリア・ヴェレント


 HP81(体力39 パワー19 スピード23)

 MP580


 スキル

「魔力強化」

「危険察知」


 魔法適正

 火

 風

 土

 


 ガイ・アシュヴァート


 HP99(体力37 パワー30 スピード32)

 MP85


 スキル

「残像出現」

「存在隠蔽」


 魔法適正

 火

 風




 HPはガイの方が上だけどアリアちゃんには魔法がある。

 だけどアリアちゃんはまだ、あまり魔法を覚えて無いんじゃ無いかな、そう考えるとアリアちゃんは少し不利かも知れない。

 それとガイの「存在隠蔽」これを如何攻略するかによって勝敗が決まるだろう。

 まぁでもアリアちゃんには「危険察知」があるのだし攻撃は交わせるだよう、ども姿が見えないってうっとしいんだよね。


「両者前へ」


 私とサキちゃんはアリアちゃん声援を送った。


「アリアちゃん頑張れー」

「アリアさん頑張ってー」


 アリアちゃんはこっちに振り返らずに手を上げて答えてくれた。

 ん? なんかフラグ立たなかった?

 気のせいだよね。


「よし、試合を始めるぞー」


 アリアちゃんとガイは向かいあって居る。

 お互い真剣な表情をしている、今回ばかりはガイも本気のようだ。


「試合! 開始!!」


 さて、どうなるのかな。

 ガイは早速「残像出現」で自分の残像を残して「存在隠蔽」で自分の姿を消した。

 そしてガイはアリアちゃんの後ろに回り込んだが、アリアちゃんはまるでガイが見えてる様にがいの居る方に向いている。

 そういうことか、アリアちゃんは「危険察知」でガイの残像は危険が無いと判断して、危険が有る方向を察知してその方向を向いているのだろう、考えたね。


 ガイは姿を消しながらアリアちゃんに向かって行き剣を上から斜めに下ろした、それをアリアちゃんは受け止めた。


「『貫け、ファイアアロー』」


 姿を現したガイをアリアちゃんは追撃した、ガイは難なく避け後ろに下がった。


「姿を消しても無駄よ」

「そうにみたいだね」


 ガイの口の先が少し上がった様に見える。

 ガイはここ3ヶ月感情のコントロールが上手くなった、戦闘中に感情を出したら騎士としてダメだ、と思ったんだろうね。


「『ハール』」


 アリアちゃんが 『ハール』を使った。

 身体能力が向上したアリアちゃんがガイに向かって行く。

 アリアちゃんの攻撃をガイは何とか受ける、ガイが押されているみたいだ。


「じゃあこっちもさして貰うよ『ハール』」


 ガイが『ハール』を使ってアリアちゃんに攻撃をすると今度はアリアちゃんが押されて行く。

 だけど『ファイアアロー』を時折使い互角の戦いをしているみたいだ。

 だが、私にはガイが本気の様には見えない、『フィスト』も使って無いし。

 たぶんガイは父親に剣の扱う技術を仕込まれているのだろう、ぱっと見ても剣裁きや攻撃に切れがある、動きも無駄がなく綺麗だ。

 この違いだろう。


 ここでアリアちゃんはある手に出た。


「仕方ないですわね、『ハール』『ハール』『ハール』『ハール』……」


 アリアちゃんが何回も『ハール』を唱えた。

 これは普通に考えれば悪手だ。

 通常、1度に同じ魔法を掛けるとその魔法の効果は激減する、つまり同じ魔法を掛け続けても1度目より、効果は得られない、掛け続ければ掛け続けるほど効果は激減する、ただの魔力の無駄使いだ。

 だけどアリアちゃんには「魔力強化」が有る。

 「魔力強化」で魔力を最小にし、魔法の効果を上げる。あながち悪い手ではないかも知れないが、やはり魔力消費は著しいだろう。


 そのお陰でアリアちゃんが押してきている。

 ガイの顔に焦りが見えてきた。


「まさか、こんな手に出てくるとは思わなかったよ」

「もう『ハール』を使っても効果がありませんわね。ふふん~そうでしょう」


 ガイはアリアちゃんの攻撃を避けるので精一杯の様だ。

 ここでガイも奥の手を出す事にした様だ。


「俺も出し惜しみはなしで行くよ、『フィスト』」

「え!?」


 ガイが『フィスト』を使った途端、形勢が逆転した。

 これまでアリアちゃんが押していたのに、今はガイが押している。


「気付いているか? 俺はまだ『ハール』を使っていない、『ハール』」

「くっ!?」


 ガイか『ハール』を使った瞬間もうアリアちゃんは防戦一方に成ってしまった。

 アリアちゃんはガイの攻撃を受けきれづにぶっ飛ばされた。

 ここで先生が試合を終了した。


「試合終了! 勝者ガイ!」


 はい、フラグ回収ですね分かります。

 質問なんですが、ステータス出すときに、毎回スキルの説明書いた方が良いですか?

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