第23話 代表トーナメント
今回少ないです。
最近日が開いてきてますね、少し善処したいと思います。
俺はアレスだ。
俺はユキくんが教室を出て行くのを見送った。
部屋には沈黙が訪れたがそれを破ろうと俺はイリス先生に話しかけた。
「イリス先生は6歳の頃、どんな感じでした?」
ふと、そんな事を聞いてみた。
イリス先生はしっかりしているからだ。
ユキくんみたいに、将来の事を考え、自分の意思を持ち、自分が何をしたいのかを決めている。
そんな6歳子共が居るのかと。
俺の知っている限りそんな子共は過去1人として居なかった。
俺も6歳の頃なんて親に甘えたり、ぐうたらしたり、将来の事なんて何一つ考えなかった。
だけどユキくんは違った自分の自分がしたい事の為に今出来る事を考えそれを実行している。
もしかしたらイリス先生もそうだったのではないか、イリス先生も子共の頃はあんな感じではないか、あの子だけが特別な訳じゃ無いのではないか。
そう思ったからだ。
「私が6歳の時は親に言われて学園に通い剣の稽古をしていましたが、ユキさんみたいな考えはありませんでした、ユキさんと話していると本当に6歳の女の子なのかと疑ってしまいます」
それは俺も同じだ。
あの子が6歳の女の子? あんなに自分の考えをはっきりしていて周りの影響が全然受けていない、将来の事を考える女の子が7歳? 何の冗談なんだ、だがそれが事実だ。
「確かにそうだな、だがそれ故に危うい」
「そうかもしれませんね。彼女は何か……冒険者に憧れを抱いている様ですし、自分で決めた事を曲げようとしない、それで傷ついたり騙されたりするかもしれません、彼女はまだ人の怖さを知らないのですから」
「彼女の事を考えてこれから色々教えて行こうそれが教師だ」
「そうですね」
イリス先生は僅かに微笑んだ。
俺は学園に入る間ユキくんを一生徒として俺が教師として導いて行こうと決めた。
私は例のごとくアリアちゃんにドナドナされています。
今アリアちゃんの部屋です、なんかアリアちゃんの顔が怖いので逃げたいです、はい。
あ、勿論サキちゃんも居るよ。
「如何いう事ですの! 何で対抗戦に出たくないんですの!」
何かこの感じ前にもあったね。
私は先生達に言った事をアリアちゃんにも言った。
「そうだったんですの」
「ユキちゃんは冒険者に成りたいんだ、なんか意外」
「確かにそうですわね、ユキさんは騎士に成るものだと……でも、ユキさんらしいと言えばらしいですわね」
二人はお互いの顔みて笑いあった。
なんか改めて考えても貴族を平民が楽しく笑い合ってるって新鮮だね、アリアちゃんがいい子で良かったよ。
その後二人と色々な話し押して私は部屋で寝た。
朝が来た。
今日はクラス代表を決める日だ、少し憂鬱に成りながら私はベットから起きた。
私はアリアちゃんとサキちゃんを連れて食堂に行ったが二人共少し緊張しているようだ。
学園に着いた1~2間は何時もどうり一般教養だ。
皆何処と無く緊張している、張り詰め過ぎかと思ったくらいだ。
もっとリラックスすればいいのに、これじゃあ模擬戦のときまで持たないかもよ。
そう思い、私はサキちゃんやアリアちゃんに言ったら、大丈夫と返された。
さて、いよいよ全く待ちに待っていなかった代表トーナメントの試合の時間だ。
私達は第八訓練場かった。
第八訓練場は、まぁ予想はしていたけど広いね。
でも第二訓練場と比べると広く無い様に感じちゃうね、客席みたいなのも無いし。
「今からAクラスに代表トーナメントを始めるー。組み合わせはこちらで決めてある、危なかったら止めるから全力で遣れよー」
アレン先生がそう言うとイリス先生が第一回戦を発表した。
「第一回戦、ユキVSレイ、両者前へ」
お、行き成りか。
私は前に出てレイ君と退治する。
武器等は勿論学園から支給されるので渡されている。
だから今は手に刃の無い剣がある。
「ルールだが前と同じだ。死に至らしめる事禁止だ」
うん、大丈夫、問題無いね。
「準備は良いかー、じゃあ始めるぞー」
アレン先生が前に出てきて確認を取った。
両者もう準備は出来ている。
「では、試合!開始!!」
アレン先生かそう叫んだ。
さて、行きますか。
私はレイ君が反応出来ない速度で後ろに回り、首筋に剣を当てた。
「まさか……そんな……」
あっけなく試合が終わった。




