表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/80

第19話 サキ視点 ユキちゃんは凄いです

 私の名前はサキです。

 私には才能が有るからと、親からシュテルン学園へ行く様に進められました。

 正直に言うとあまり気乗りしませんでした、私なんかに本当に才能が有るのが不安です、お父さんとお母さんと別れて暮らすのも不安が一杯です。

 でも、本当に私に才能が有るなら、お父さんやお母さんがのために頑張ってみようと思います。

 私の家は消して裕福な家庭ではありません、ですがAクラスと言うところに行くと学費が免除されるそうです、頑張ります。


 とうとう私がシュテルン学園に行く日が来ました。

 私は出発する馬車の前でお母さんに抱きついて一杯泣きました。

 お父さんもお母さんも心配しながら笑顔で送り出してくれました寂しいですが、頑張ります。


 シュテルン学園に着きました。

 入学するための列が並んでいます。

 私は列の最後尾に並びました。

 ふと後ろを見てみると綺麗な女の子が居ました、綺麗に輝く銀髪に宝石の様に透き通る様な蒼い目、青を象徴としたワンピースがとても良く似合っています、私は思わず声を掛けてしまいました。

 どんな子かな? もしかしたら近寄り難い気品のある人かも知れません、こんなにも綺麗な人だから私なんて眼中に無いかもしれません。

 でも、私の予想と違い女の子はとても話易く、フレンドリーな方でした。


 女の子に私が自己紹介して、女の子も自己紹介し様とした時、受付の所が騒ぎに成っていました。

 女の子が、あれはなに? と聞いてきたので、私はお父さんから教えて貰ったことを女の子にも教えました。

 そしたら、女の子が注意しに行こうとしたので私は止めました。

 そんな事をしたら、貴族の人たちに目を付けられてしまいます。

 でも女の子は私に教えてくれました、今注意しないとその子がダメになってしまうと。

 私は女の子の事を凄い人だと思いました、自分の事だけではなく相手の人の事まで考えている事。

 私は女の子を応援する事に決めました。

 お父さんやお母さんの様に心配しても笑顔で送り出しました。

 名前も知らない女の子だけど私はその女の子を尊敬しました、もっと仲良く成りたいです。


 時間が経ち、列に並んでいたら前から女の子が笑顔で手を振ってきます。

 私も笑顔で手を振りました。

 良かったです、何とか騒いでいた人を説得出来たみたいです。

 女の子が手を繋いでいる人が居ます、元気が無い様ですが大丈夫でしょうか。

 でも女の子と一緒に居るから私は大丈夫な気がしました。


 入学式も終わり今は私は荷物の整理をしています、必要最低限しか無いので直ぐに整理は終わりました。

 私は気分転換に寮を回ろうと思い部屋から出ました。

 何とびっくり、私が部屋を出たのと同時に隣の人も出てきました、何と隣の人はさっき会った女の子でした。

 女の子は私に気づいたら抱きついて来ました。

 驚いてですが私は嬉しかったです、女の子も私と会えて嬉しかった事が私には嬉しく感じて自然と笑顔に成りました。

 女の子が大きな声お出したので女の子の隣の部屋の人が注意に来ました、これから気をつけてくださいね。

 注意しに来た人はさっき女の子と手を繋いでいた女の子でした。

 女の子は注意されてから提案しました、皆で自己紹介しようと。

 私は女の子も事をもっと知りたかったので快く了承しました、注意しに来た女の子はたぶん貴族の人です、お母さんかさ貴族の人とは絶対に関わってはダメと言われました。

 貴族の人を怒らせると酷い目に合うと、そう教えられた時は貴族に人とは関わらない様にし様と決めましたが、私は何故か女の子が一緒に自己紹介をし様とする、この貴族の女の子は女の子知り合いだからと警戒し様とは思いませんでした。


 女の子の部屋に来ました。

 最初に自己紹介したのは貴族の女の子でした、名前はアリア・ヴェレントと言うらしいです。

 アリアさんが私にユキさんの友達と言った時ユキとは誰かな、と思いましたが、直ぐに誰か分かりました、女の子はユキちゃんと言うですね。

 やっぱり予想どうり貴族の女の子でした。

 今度は私が自己紹介しました、アリアさんもユキちゃんみたいに話易い方です。

 ユキさんの番です。

 私はユキちゃんの自己紹介に驚きました、何とユキちゃんも貴族だったのです。

 ユキちゃんに会ったときは服装や態度から全然そうとは思いませんでした、私の今までの態度は不味かったかなと思い、謝ろうとしましたが、ユキちゃんは私の言葉を遮って私の事を友達と言ってくれました。

 私はあまりにも衝撃で固まってしまいました、だって貴族の方と友達になるなんて思ってもいませんでしたから。

 私が固まっているとユキちゃんが、私と友達じゃないの、と泣き出してしまいました。

 わたしま慌てて友達だよ、と言いました。

 ユキちゃんが私の事を友達と言ってくれた事、友達と思ってくれた事が、私にはとても嬉しかったです。

 アリアさんやユキちゃんのステータスを聞いて驚きました凄い才能です、私もステータスを見せました、凄いと言ってくれました、嬉しかったです。


 夕食の時間に成りました。

 私達は一緒に夕食を食べてお風呂に入りました、今日は凄く楽しかったです。


 朝になりました。

 貴族の方は使用人に起こして貰ったりするらしいので、自分で起きるのは苦手らしいです。

 私はまずユキちゃんの部屋に行きましたユキちゃんは私が着たら起きました、私が来たちょっと前起きたと言いますがほんとでしょうか?

 次はアリアさんの番です、アリアさんはユキちゃんが起そうとしても全然起きません。

 ユキちゃんが私の「念話」を使って起してとお願いしてきました、そんなんで起きるのでしょうか?

 私は了承して「念話」を使います、アリアさん起きてくださいアリアさん起きてください、と「念話」を送った瞬間アリアちゃんは飛び起きました、本当に起きました。


 朝ごはんも食べたので、校舎に登校します。

 校舎の横に張り出されている紙には私達がAクラスだと、書いていました嬉しかったです。


 教室で話していると先生が授業をしに来ました。

 担任がアレス先生、副担任がイリス先生です。

 アレス先生が何か質問はないかと言いました、それに1人の生徒が反応します。

 名前はガイ・アシュヴァートらしいです、ガイ君の言葉にユキちゃんが反応しました。

 ユキちゃんは曲がった事は大嫌いらしいです、凄いです。

 成り行きでユキちゃんが模擬戦をすることに成りました、ユキちゃんのステータスは凄かったです、負けるとは思いませんが心配です。


 模擬戦が始まりました。

 ユキちゃんはガイ君を吹き飛ばしました、凄いです。

 ガイ君も負けじと、ユキちゃんと戦います、私は精一杯ユキちゃんを応援しました。

 驚きました、いきなりガイ君がユキちゃんの後ろに現れました、それをユキちゃんは紙一重で交しました。

 等のガイ君も驚いているようです、先生達も驚いています。

 ユキちゃんはいきなり現れるガイ君の攻撃を避け続けています、凄いです。


 ユキちゃんがいきなり目を瞑りました。

 どうしたのかな? 

 私がそう思っていると、ガイ君の姿が消えました、ユキちゃん目を瞑っていたら危ないです!

 でもユキちゃんは、見えない筈のガイ君の剣を掻き上げて勝負をつけました。

 ユキちゃんは本当に凄いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ