第1話 プロローグ
頭痛い・・・なんかしらないけど頭痛が酷い。
うん・・・ちょとまとうか・・・・・・なにこの白い空間。
一面真っ白で遠くを見ても何も無い白い空間だ。
ええっと確か私はーーー
私の名前は、月海 蓮だ一般的な高校に通う普通の女子高生ちなみみ2年生、なんの取り柄もなく部活にも入っていないそしてぼっちだったいや・・・ぼっちではないはずクラスメイトに「次の教科何?」って言ったら「~の教科だよ~」って返してくれたし!
まあそんなのどうでもいいや好きな物と言えば漫画アニメやゲームと答えるでもむちゃくちゃやりこんでる訳ではないあくまでも好きなヤツを見てやっているだけだ、ガチオタではない。
今私は下校中だ横断歩道前で赤信号なので止まっている、騒がしいので前を見てみたら幼稚園の集団下校かなにかで幼稚園の先生と子供が沢山いるまだ赤信号なのに子供の一人が走って歩道にでてきてそこにトラックが迫ってくる。先生は気づいていない、危ない!っと思った時には走りだしでいた子供を突き放した途端にものっスゴイ痛みが一瞬してその後に意識が飛んだーーー
そうだ!私はあの時トラックに撥ねられて死んだんだ、でもこの空間はなんだ?天国ってことはないだろうもしかして・・・これって・・・・・・漫画でよくある異世界ーー
「転生かい?」
うわ、驚いたいきなり後ろから声がした後ろに振り返って見ると白い神秘的な服を着ている人が立っていた壮年のイケメンって感じだ
「あなたは?」
まあ、だいたい予想はつくんだけど
「そうだよ君の予想どうり神だよ」
あ、私の考え読んでる神だからか
「それでこれはなんですか、転生ものなんですか?」
「まあそうだね」
「どうして私なんですか?」
そうだどうして私なんだ、何の取り柄も無いしああ、あの子供を助けたからか?
「そうだよあの子は、将来面白いことしてくれそうなんだ」
「面白いこと?」
「ああ私のカンがそう言っている」
カンって・・・
「なにぶん暇でね、そういう子の人生を見ているとたのしいんだ」
暇人かよ!まああの子が助かったのかよかった、でも神様に呼ばれた理由がこれってどうなんだろなんか納得がいかない
「まあ良いじゃないか」
気持ちを切り替えよう、さっきからものすごく気になっていたことを聞くことにした
「それでどんな世界に転生させてくれるんですか」
「神々が誰も管理していない世界だ」
「管理していない世界?」
「そうだ私が管理している世界だと何かあっても面倒だし他の神の世界だとその世界の神に許可をとるのも面倒だからだ」
この神様すごく面倒くさがりだな
「その世界はどんな世界なんですか?」
「君の好きな剣と魔法の世界だよ」
やったーーーーーーーーーーーーーー!わくわくして来た!
「何かその世界に行くにたいして希望はあるかい?」
うーんどうしよ、そうだ!
「異世界語覚えるの面倒うなんで分かるスキーー」
私の言葉を遮るように
「そんなスキルないから物心ついて言葉が分かるようになったら前世の記憶をもどしてやる」
「そうですか、あとは何かしらのチートスキルですね」
「わかっている」
もうまいかな・・・
「そうかーー」
今度は私がさえぎるように
「いやあった!あったよ、アイテムボックス」
「ああ、あれか異空間箱と言うスキルがあるから追加しておくよ」
「ありがとう」
なんだかんだで、面倒みてくてるねいい人だね、ああ神か
「まだなにかあるか?」
「もうないかな」
「そうか、それではお別れだ、新しい人生頑張れよ」
「はい!」
最後は笑顔で送られたその笑顔がまるで次の人生は楽しめと言っているように思えた、この白い空間から消えて逝くのが分かるーーー
これで月海 蓮の人生は終わり、新たな人生が始まる。
少ないかな?