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200文字小説

白銀の雪【200文字小説】

作者: 白波

 町から離れた山の中。


 真っ白な白銀な世界にさらに白を上書きするように雪が降り始める。


 かつて、人が住んでいたここには今は誰も住んでいない。


 誰も手入れせず、荒れ放題の家屋や畑を覆い隠すように雪はズンズンと積もっていく。


 気づけば、町へとつながる道さえも覆いつくし、どこが道でどこが畑かわからなくなる。


 それでも雪は弱まる気配を見せず、ついにはそこにあったはずの家屋でさえ屋根だけになって雪の中に埋もれて行った。

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