JK、壊れる
あ、スーモ。
「.......................いや、今はやめとこう」
「え?」
「やっぱまだ退学は嫌だからね。私、ちょっと寄り道してかるから白石ちゃん先教室戻ってて良いよ」
「で、でも今凄い葛藤してたよね?「いや」の前、凄い溜めてたよね?」
「...........................溜めてない」
「嘘だよね?今も溜めてたよね?」
「嘘じゃないし溜めてない」
「...そっか...じゃあまた後で」
「うん、後でね」
白石が出て行ってしばらくしてから黒井は口を開いた。
「...誰だお前!」
「鉄十字キラー!スパ○ダーマッ!!」
「違う!」
あれ、違う?
「なんだかんだと言われたら!」
「答えてあげるが世の情け!...違う!」
「世界の破壊を防ぐため!」
「続けるな!」
「黒子です」
「違...!...違くないか。性別は?」
「無いです。黒子なんで」
「年齢は?」
「無いです。黒子なんで」
「てか黒子って何?」
「歌舞伎とかシン○ンジャーとかの後ろにいる黒ずくめのあれです」
「匿○M意識してる?」
「はい」
「で、その黒子が何でこんなとこにいんの?」
「さんを付けろよデコ助野郎!」
「死ねええええええええええええ!!...違う!くっそ!話が進まねぇ!」
「まぁまぁそんな怒んないで。カルシウム足りてる?アーモンド小魚でも買ってきてあげようか?」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
黒井は急に頭を抱えて叫び始めた!
「どうした?大丈夫?前回のドスケベ初手ディープキス百合系JKはどこにいったの?」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ダメだ。話が通じそうに無い。
えぇとこう言う時は...「猿でも分かる!黒子マニュアル」の965ページに書いてあったはず。
早速懐からマニュアルを取り出し、ページを捲る。
「えぇと...えぇと...あった!」
『次回の私に任せる!』
——次回に続く!
好きな言葉は「粗茶ですが」