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好感度“反転”、思った以上に地獄説  作者: 袋池
Chapter.1 【名も無き洞窟】
1/21

00.プロローグ


──それは古くから大陸に伝わる有名なお話。


闇を司る神が生み出した、魔族を束ねる<魔王>と呼ばれる化物がいました。


圧倒的な力を持ち、数多の魔族を従え、人間達を屠り去る邪悪なる者と言われています。


それに対抗するため、光を司る双子の女神は、<勇者>と呼ばれる存在を創りました。


勇者は女神から<光の鏡>を授かり、光の力を用いて魔王を退けたのです。


以来、この大陸の人々は女神から受け取った光の鏡を大事に大事に保管しています。


「いずれ、また新たな魔王が生まれるでしょう」


「その時が来るまで、この鏡の力で街を守るのです」


そして、皆は手を合わせて願いました。


新たな魔王が生まれるのならば、きっと新たな勇者も生まれてくる筈だから。


魔王の恐怖を、光によって打ち払う新たな勇者を、いまかいまかと待っていました。

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