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40 ー「ドラゴンだって」ー
ーー「ドラゴンだって」ーー
ドラゴンだって、力いっぱい遊びたいんだ。
しかし、少し力を込めて動くだけで、
その土地が大災害に遭った様に壊れる。
それを心配するドラゴンは、実行には移せないのだ。
そんな事があるから、
ドラゴンは周りに迷惑をかけない様に
人里離れた土地で、単身じっと眠っている事が多い。
でもたまには、人がストレッチをする様に、
ドラゴンも身体の節々を伸ばして、衝撃波を出したり、
叫ぶついでに火の弾を出したりする。
その度に近隣の住民に迷惑を掛けてしまう。
でもそれはドラゴンの本意では無いんだ。
たまには疲れるぐらい動き回りたいんだけ。
それは周りには分からないドラゴンの悩み。
強大な者も、強大だからこそ
普通の人には分からない苦労があるんだ。
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