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35 ー「雨宿り」ー
ーー「雨宿り」ーー
帰り道で急に雨が降ってきた。
私が近くで雨宿りしていると、
一人の少女が、隣にやってきた。
同じ様に雨宿り。
私達は無言で、お互い突っ立っているだけ。
でも、気持ちは多分一緒。
早く止まないかな…。
しばらくして、雨が小降りになったので、
私は隣の少女に会釈して、雨の中へ。
家に着いた私は、濡れた身体をシャワーで温める。
服を着て、テレビを見ている私は、
雨宿りで隣になった少女を思う。
あの子はまだ、あそこで雨が止むのを待っているのだろうか。
窓から外を見ると、まだ雨が降っていた。
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