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社畜・イン・ファンタジー ~異世界ブラック冒険譚~  作者: 揚げたてアジフライ
第五章 マーク・マルティネス

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登場人物紹介 その③

半分は作者の趣味と設定の確認用なので、読み飛ばしても問題ないです。

後半に、五章の細かい部分に関する補足を記述していますので、お時間があればお読みください。


◆ヨシヒロ・サトウ


元社畜の転生者である25歳の青年。

成り行きでパーティのリーダーを務めることになった。

並々ならぬ耐久力と防御に特化した魔法を使い、パーティの最前で壁役タンクを務める。

転生後も社畜根性が抜けきらず、時折異常な言動を見せる。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


冒険者ランク:B レベル:60


職業:冒険者



筋力:C462

耐久:A889

敏捷:D285

知力:D296

器用:D286

運 :D138



<<魔法>>


【硬化】:任意の体の部位を硬化させ、防御力を上昇させる。

硬化は耐久値に応じて強化。魔法の解除は任意。

詠唱文:『我が身を盾に』


挑発タウント】:周囲の敵を挑発し、自身に注意を引き付ける。

詠唱文:『蛮族よ、我が盾を見よ』


戦士の雄叫びウォークライ】:自身の筋力を一時的に上昇させる。

ただし、短時間で繰り返し使用した場合、使うたびに理性が薄れていく。

失った理性は一定時間が経過するか、強い物理的な衝撃を与えられることで元に戻る。



<<固有ユニークスキル>>


【不眠不休】:一定時間内の活動における疲労減少。

睡眠属性の干渉に対し、中程度の耐性を得る。


<<常時パッシブスキル>>


【毒無効】:毒属性の攻撃を無効化する。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


◆マーク・マルティネス


騎士の名門マルティネス家の三男である青年。

5年前に出奔して以来、行方不明とされていたが、継承の儀へと参加した。

単純な剣技でこそ他の兄弟に劣るが、冒険者として活躍してきた経験と知識を活かしたその戦い方は、騎士として最高峰のユリウスすら凌駕する。

継承の儀を経て聖騎士へと転職した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


冒険者ランク:B レベル:58


職業:盗賊シーフ聖騎士ホーリーナイト



筋力:C322

耐久:D181

敏捷:A763

知力:C367

器用:A705

運 :D263



<<魔法>>


強奪スティール】:対象の道具をランダムで奪う。

成功率は器用と運のステータス値によって変動。

詠唱文:『奪え』


毒の牙ポイズンファング】:所持する武器に猛毒を付与する。

詠唱文:『毒蛇の牙よ、魔の者を蝕め』


聖縛鎖ホーリーバインド】:聖なる鎖で敵を束縛する。

効果時間は敵の抵抗値に応じて変動。

詠唱文:『神に捧げるは我が魔力ちしお

神より賜りし聖なる鞭よ、我が魔力を喰らいて、魔を縛る鎖と成れ』


<<固有ユニークスキル>>


【剣聖】:成長時、敏捷と器用のステータスに大幅な上昇補正が掛かる。


<<常時パッシブスキル>>


【剣術】:武器種『剣』を使用した際、ステータスが僅かに上昇する。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


◆クロエ・ベルヴィル


今は無き魔法の名家、ベルヴィル家の出身である少女。

年若くして上級魔導士アークウィザードとなった実力は本物で、その魔法の威力は一級品。ただし、異様に打たれ弱く、ゴブリンの一撃で気を失ってしまう程。

マークとの相性が悪くしょっちゅう口喧嘩をしているが、戦闘においては抜群の連携を見せる。

今回の旅を経て、新たにポーションの調合を行えるようになったと自称するが、その効果は定かではない。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


冒険者ランク:B レベル:55


職業:上級魔導士アークウィザード



筋力:E89

耐久:E63

敏捷:C361

知力:A897

器用:C364

運 :D249



<<魔法>>


防寒ウォーム】:指定した範囲内の温度を上昇させる。

詠唱文:『炎の精霊よ、今このひと時、この場所へ春をもたらせ』


水弾アクアバレット】:水の弾丸で相手を撃ち抜く。

詠唱文:『我が魔力を水に変え、今その敵を穿て』


水連弾アクアガトリング】:水弾を複数展開し、同時に射出する。

展開する水弾の数と威力は知力の値によって増減する。

詠唱文:『魔力の水弾よ、魔の者の体を穿つ連撃と成せ』


氷槌アイスハンマー】:巨大な氷の槌が敵を押し潰す。

完成した氷槌の大きさは、知力の値によって変化。

詠唱文:『我が魔力を喰らいし大いなる氷の槌よ、魔の者を圧殺せよ』


水牢獄アクアプリズン】:水の鎖で相手を拘束後、水の牢獄に敵を閉じ込める。

解除は任意だが、敵が倒れると自動的に解除される。

詠唱文:『打ち砕くは悪。我が魔力を喰らいて、今その敵を拘束する、終わりなき水の牢獄を顕現させよ』


魔法改変マジックハック】:自らの魔力で相手の魔法を上書きし、無効化する。

詠唱文:『誇り高きベルヴィルの血よ、その魔力よ。

気高き絆と尊き信頼を紡ぎあげ、その力の全てを我に貸し与え給え。

願いに応えるならば、今その魔力を喰らい、森羅万象の魔力を統べ、今その手綱を我が下に』


※その他、火属性の魔法を複数使用することが可能。


<<固有ユニークスキル>>


【ベルヴィルの血潮】

魔術の名門たるベルヴィル家の血を引く者の証。

魔力のステータスの成長値に大幅な上昇補正が掛かる。


<<常時パッシブスキル>>


【高速詠唱】:詠唱のスピードが上がる。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


◆ユリウス・マルティネス

 騎士団の花形である、第一部隊で部隊長を務める青年。

 24歳と言う若さにして、名実共に並ぶ者のいない理想的な聖騎士である。

 持ち前の知略を活かし、未来予知の如き先読みを行う。

 光属性の魔法に適正があり、剣技だけでなく幾つかの魔法も使いこなす。


◆ネロ・マルティネス

 騎士団の主力部隊である、第三部隊の隊長を務める青年。

 騎士団随一の武闘派であり、彼が戦場で立てた武勲は数知れない。

 単なる力自慢と言うわけでは無く、純粋な剣技でも彼に並ぶ実力者は数える程。

 一時的に自身の身体能力を超強化する【紅き闘争クリムゾンストラグル】を使う。


◆エリス・アーレウス

 マルティネス家の分家である、アーレウス家の筆頭である少女。

 弱冠二十歳にして、騎士団内で並ぶ者のいない程に速い剣を使う。

 騎士団の切り込み役である第二部隊に所属し、戦場で活躍している。

 数少ない女性騎士であり、その華やかな見た目から騎士団内外問わず隠れファンも多い。

 風属性の魔法に適正があり、彼女の速い剣は風魔法による加速によって生み出されている。


◆ダイモス・アーレウス

 瞳に暗いものを宿した青年。エリスの双子の弟である。

 騎士団の何でも屋と呼ばれる第四部隊に所属している。

 かつてはマークに憧れて第四部隊を志したが、5年前の出奔をきっかけに、その想いは恨みへと変わってしまった。

 水属性の魔法に適正があり、霧や水蒸気を操り、相手を惑わせる。

 継承の儀が終わってからは、自身の敗北を認め、以前の彼のように純粋さを少し取り戻したらしい。


◆ロムルス・マルティネス

 マルティネス領の現領主であり、聖騎士団の団長を務める男。

 ユリウスを長兄とした三兄弟の実の父親でもある。

 息子には厳格な態度で接しているが、裏では息子達の行動を執事のジェバンニに逐一行動を報告させる程に溺愛している。

 数年前に負った怪我の影響で一線を退いたものの、未だに騎士としての実力は健在。

 彼の深い知識と経験によって立てられる計略によって、ラティウム聖騎士団が戦地で出す犠牲者の数は、かつての半分以下にまで減少した。

 現在は、息子であるユリウスやネロと共に、騎士団内に残る古い偏見を無くすために尽力している。


◆マルス・マルティネス

 武神流を用い、不意打ちのような形で決闘に勝利したマークを非難した老人。

 マーク達兄弟の実の祖父でもあり、前騎士団長でもある。

 古き良き騎士道精神を重視する最大の派閥を率いていたが、五年間の間に隠居。

 彼が隠居したことによって、古い考え方を持つ派閥の勢いは大きく衰退した。

 継承の儀でマークの活躍を目にしたことにより、彼の実力を認めるに至った。

 現在は、稀に騎士団へと現れては、若手騎士を的確に指導しているのだとか。


◆ジェバンニ

 マルティネス家に執事として仕える、本名、年齢共に不詳の老人。

 騎士団内では、現当主のロムルスが幼い頃から老人だったと言う噂が囁かれている。

 隠密と情報収集に長け、あらゆる調べ物も彼にかかれば一晩で終わらせる。

 神出鬼没なその姿から、彼を西の国に伝わるニンジャだと呼ぶ声もある。


<<第五章の補足>>


◆ダイモスがマークを殺すための奥の手について

 最後に取り出した呪具の短刀が奥の手だった。

 斬りつけた者を次第に死に至らしめる呪いが込められている。呪具は専門家でないと見分けがつかない上、呪いは死亡すると痕跡が残らないので暗殺には打って付けだった。

 ただし、ダイモスが呪具を使ったことはユリウスが見ているので、仮にマークが死亡するようなことがあればダイモスは処刑の対象にもなり得た。

 ユリウスが一目見て呪具だと理解したのは、自身も魔剣を使う立場上、特殊な武器について知識があったためである。


◆マークがユリウスに勝てた理由について

 ダイモス戦と同じく、相手を深く理解したことでユリウスの行動が予測できた。同じく先読みをするユリウスを、元から緻密に策を立てて戦うタイプであるマークが上回った結果が勝利である。

 ネロに負けたのは、単純に相性の悪さから。計画していた作戦が全て力押しで潰されてしまい、じわじわと追い詰められる結果になってしまった。

 この三人の戦いに関しては、試合を行う度に結果が変わる程に実力は拮抗している。


◆魔法の応用とは

 魔法を覚えている人は、その魔法を応用して使うことが出来ると言う半ば後付けの設定。

 これまでの作中では、主人公が【硬化】を部分的に発動して攻撃技に転用しているのは、魔法の応用であると言える。

 今回マークが使ったように、光魔法を使える人物であれば、魔力によって光を操作し、屈折させるような使い方も可能。

 ただし、自分が覚えていない属性の魔法を応用して使うこと(水属性の魔法を使えないマークが水を操る等)は不可能である。


◆ラティウム聖騎士団について

 ラティウムの街で古くから続く、ダルク地方一の由緒ある騎士団。

 18歳で入団可能であり、騎士の家系に生まれた者は幼い頃から鍛錬を積む。

 第一部隊は騎士団の花形であり、名実共に模範的な騎士が所属している。

 第二部隊は騎士団の切り込み役であり、彼らが他の部隊を先行して率いる。

 第三部隊は騎士団の主力であり、荒くれ者揃いの武闘派集団である。

 第四部隊は騎士団の何でも屋と呼ばれ、斥候から暗殺まであらゆることをこなす。

 第五部隊は騎士団の後方支援を担い、主に回復術師が所属している。



次章(本編101話)についてですが、少しお時間を頂く可能性があります。

恐らく、どれだけ早くとも7/2(火)の昼、遅ければ7/4(木)の投稿になるかもしれません。


新章に向けた準備の期間として、どうかご容赦頂ければと思います。

また、ブックマーク、評価等を頂けると執筆の励みになりますので、よろしければお願いします。


※7/2 追記

次話の更新ですが、早くても本日の夜19時以降、遅ければ明日の昼12時頃になると思います。

今週来週と少しやらないといけないことが多いので、更新ペースが落ちるかもしれません。


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