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第四十七話と第四十八話

【第四十七話】


自分に万能の力が備わったと知ったとき、私は自分がいかに醜く残忍な性格なのか理解した。


もっと苦しめ。


私は人々を増やし、疑いと憎しみをかき立て、殺し合いをさせた。


災害を与え理不尽に殺した。


たまに小さな幸せを与えて、すぐどん底に突き落とした。


人々は私を全能の神と呼び崇めた。




【第四十八話】


最終列車の後、深夜に二両編成の特別車両が通る。線路を検査するものだ。


ゆっくりと線路のゆがみなどを計測していく。


そしてその車両にはもう一つ大事な役割がある。


線路に落とされた怨念や憑き物を清めるのだ。


だから運転台にお札が貼ってあるのだという。


信じるかどうかはあなた次第。

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