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第三十七話と第三十八話

【第三十七話】


「では月岡さん、答えてください」


「設問自体の意味がわかりません」


「じゃあ、ちょっと前に出てきてもらえるかな」


「移動手段がありません」


「えっ?」


「ついでに腕もありません」


「ふざけてるんですか?」


「先生、スマートスピーカーに向かってなに言ってるんですか」




【第三十八話】


「私はアタラクシア、すなわち平静な心を追求する」


「ねえ、なぜエピクロスはそんなに頑ななの?」


「ん?それが善だからだ」


「じゃあ、恋人の私はどうなってもいいの?」


「そ、そんなことはないが距離を置けば熱も冷めるのが必然」


「無理しちゃってバカみたい」


「ええと、ごめん」

第三十八話について


私は、エピクロスの哲学については、文庫本を読んだだけの半可通でしかありません。

でも彼はいい人だったんだろうなって思い、記録に残っていない彼の恋人の気持ちになって書いてみました。

ちなみに、エピクロスは独身主義者であったわけでもないと思うので

こうゆう会話は、実際にあったかもです!

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