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月は綺麗だった  作者: 紫姫
3/3

カップル専用です。

「全く…自分から誘っといて女の子待たせるとかそんなんだからモテないのよ」


「いや、まじ悪かったって!許してくれ!この通り!」


結局マッハで準備してなんとか逆鱗に触れる前に買い物に行くことになったわけだがどうしても涼香の機嫌が悪い(まあ確実に俺のせいなわけだが)


「しょうがないなぁ…じゃあ買い物付き合ってあげるのと遅れてきた分合わせてパフェ大盛り、トッピング全種ね?」


くっ…なかなかの出費…しかしここで払わねばさらに機嫌を損ねてしまうだろう…致し方ない…今日の目標のため、甘んじて受け入れるとしよう。


「そういえばどうして買い物に行くのに私がいるのよ?別に1人で行けるでしょ?」


「いや、カップル限定のカフェがあってだな…」

そう、俺の目的はただ1つ、カップル限定カフェのコーヒーを頼むと付いてくる『くらちゃん』のストラップである。

くらちゃんとはオクラをモチーフとしたキャラクターでそのフォルムがかわいいとSNSで(ry

というわけでわざわざ涼香についてきてもらったのだ。何も言わずに。


「は、はぁ!?カ、カップル!?な、何言ってんの?だって、私たち、ただのお、幼馴染なわけで??そういう関係じゃないし???」


「そこをなんとか!頼む!くらちゃんグッズを逃すわけにはいかないんだ!振りでいいから!頼むよぉ〜!」

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