表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフタースクールRPG  作者: 白川
取扱い不可能な説明書
8/22

3

取り扱い不可能な説明書



3,


「ただいま」

誰もいない家に呟き、そのまま俺は自分の部屋へと向かった。


説明書をバッグから取り出し、ベッドに座りながら開いた。


「まずは基本事項だけでも読むか」


俺は昔からゲームを買うとまず説明書を完全に読破したくなる癖がある。

その性で大体ゲームプレイは買った日の2日後。


呆れると思うがそれだけは治せない癖なんだ。


基本事項。

ASRの世界、グリーンワールドでHPが0になった場合は退学処分となる。


グリーンワールドでミッションやドロップアイテムとしてクリスタルが出ることがある。それを集め、集めた個数で個人の成績が決まる。


ASRでのパラメータは学期試験に寄って決まる。


グリーンワールド内は各クラスで5つのエリアに分かれていて、そのエリアはメインタウンを中心に広がっている。


自分のエリアに他クラスが入った場合、他クラスに対し攻撃を許可され、街に侵入した場合、デリート(HP0)する事を許可される。

それ以外での共存エリアなど同クラスのデリートは禁止とする。


禁止事項を破った場合はレッドプレイヤーとなり自分のクラスのメインタウン以外の場所に移動ができず、武器屋などのお店の使用もできないようになる。


その他に……。


「うわ、結構あるな。 これは徹夜を覚悟しなきゃな……」


明日から始まるASR。楽しみという気持ちと不安な気持ちが入り混じる。


そんな感情を持ちながら俺は説明書を1ページずつしっかりと読んでいった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ