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暁の思い出と守入島の空  作者: レイヤー
2/9

新しい生活

主人公は若干オタク趣味を持ち合わせています!

なので器用貧乏なオタクということになりますね

東京から守入島へ移動し、桜と義父に再会、そして県立守入高校に転校までの日々はとても早く過ぎ去った。

島に着いてから家族に迎えられ新しい我が家へ向かい、しっかりとした木造の家に住むことに対しアパート暮らしだった美琴には新鮮だった。


また、ご近所さんにも挨拶し、友達の女の子にも会えたが、まあこれはあとでいい。そんなことよりも桜が可愛く成長してくれていたことが美琴にとっては一番だった。テンションが上がりすぎて桜が引いてしまったくらいだ。(しっかりとフォローしたが)


そんなこんなで初日が終了した。初日は良かった。しかしその夜、ある出来事が起きてしまった……………………美琴も男だ。そんな男としての処理をしているところに


桜「にーさーんまだ起きてるんですか?」 美琴「ちょっとまて!」

桜「へっ?」ガラガラ(戸が開いた音)


バッチリ目が合う、そして下の方へ………………………

もう一人の美琴を見た瞬間、桜の顔が真っ赤に変わる。

ヤバい、桜の腕がワナワナと震えてる。なんか言い訳をしないと…………………………でも、やっぱり桜は可愛いなぁ。


美琴「これは生理現象だ。男の人だから仕方ないんだよ(汗)」

桜「にーさんっ!!」


あっヤバい。手元にあった俺のスマホを掴んでる。これは十中八九投げられるだろう。いや、桜なら許してくれるはずだっ!


桜「にーさん、不潔です!!!」ブン(俺のスマホが投げられた)

美琴「まってく(グホッ」


俺は桜の投げたスマホを顔面キャッチしたところで気を失ってしまった。ナイスコントロール。桜もやりすぎなような気もするが俺の趣味(二次元系)に衝撃を受けていたところにこんな目にあったのだから仕方ないと思う。


ちなみに桜にやられてから起きるまでの十分間、俺は下半身丸出しだった。親来ないで良かったと心底安心したと共に桜に嫌われたショックを背負い、寝た。


つぎの日、やはり昨日ことが悪かったのか、二日目にして好感度は無に帰したようだ。態度がツンツンしてるし( ;∀;)俺が悪いんだがやはり寂しい……………………………


今日から転校するのだが、桜は商店街でまっている友達のところへ先に行ってしまった。

べ、別に悲しくないもんね(´・ω・`)


なので一人で行くことになるのだが道がわからない。だから幼い頃に友達になった女の子に案内してもらうことになった。救われたことに俺を覚えていてくれていた。せっかく案内してもらうため遅れないように早く出たが、彼女の家は目の前で向かい側、しかも俺の家集合なので急がなくても良かった。まだ彼女も来てないし……………………


そんなことを考えていると後ろに衝撃が走った。


「くろちゃーん!おはよ!!」

美琴「ああ、おはよ。静佳」


そう今突撃しながら挨拶するという非常識極まりないことをしてきた女の子こそ俺を覚えていてくれた友人、白川静佳である。名前だけ見れば静かそうだがとんでもない。初日に挨拶しに行った時はパタパタ走ってきて抱きついてきたくらいだ。正直な感想嬉しかった。普通の意味でだ!


犬みたいな印象を受ける彼女は女の子とは思えないほど大食いで、頭が少しばかり悪いことも特徴であるといえる。素晴らしくスタイルはいいがな。

一通り話終えるともう時間だった。

いまから向かえばちょうどいい時間だろう。


「くーろーちゃん。はやくいくよー!」


これから前途多難になりそうだと美琴は予感していた

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