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エメラルダ 濡れ衣で国を追放された悪役令嬢が幸せに生きられるように、支えようと思います。乙女ゲームの原作知識をもった転生者五人くらいで  作者: リィズ・ブランディシュカ


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第3話 友人2の場合




 友人2の場合


 彼も転生者だった。

 この乙女ゲーム世界に転生した者の一人だ。


 彼は考えていた。


 乙女ゲーム「エメラルド・ジュエル」のイラストは良かった。


 人物もしっかり描かれていたし、景色も細かくかきこまれていた。


 だから、彼は覚えていたのだろう。


 見覚えのある旅人……ストーリーでヒロインにからんできていた男達が、エメラルダにもからんでいるのに、すぐに気が付いた。


 宿屋の看板娘として、評判の良いエメラルダは、誰にでも優しい。

 そこが彼女の良い所であったのだが、その美点につけこんで彼女にからんでくる不埒な輩は多かった。


 今日も「なあ、姉ちゃん。ちょっとばかしお話せんか?」と、その旅人の男性に絡まれていた。


 控えめな性格で大人しいエメラルダを放っておくと、なかなか追い払う事ができないだろう。


 だから、その光景を目撃していた彼が、武闘家の男性が割って入った。


「仕事中みたいなので、邪魔をしないで上げてくださいね」


 趣味で鍛えた体の筋肉を見せつけるようにして、エメラルダと中年男の間に割って入る。


 仲間内からたまに、寒空の下でも薄着でいる事を冷やかされるが、それはこのためにあった。


「ひっ、いや。邪魔なんてそんな。お邪魔しました」


 エメラルダに絡んでいた男性はあっさり引き下がり、どこかへ行ったようだった。



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