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はぐれ勇者の体術使い   作者: 不二子銅鑼屋
第1章:物語の始まり
4/16

1ー4.旅立ちの日、最初の町

俺が転生してから3年が経ち、15歳になっていた。


誕生日の次の日、俺は家を出ることにした。

ギルドで冒険者登録ができるのが15歳であることと、

レベル上げについてはひと段落したので、

そろそろ町に出ても

良いタイミングだと思ったからだ。


転生してから今日まで3年の月日がたったが、とても短く感じた。

ここから4次転生が大変だし、リアルラックも関係してくる。

あとは、魔王を倒すという目的はあるのだが、

俺が転生された理由は他にもあるような気がする。

あの爺さんから話があったわけではないけど。


この世界で自分がどう立ち振る舞いたいのか、

それが色々な人と交流することによって見えてくるような気がしている。



冒険者になる事について、父さんには事前に話をしており、

言葉は短かかったが、俺がしたいと思っていることについては

応援したいし、どこに行っても家族だからと言ってくれた。

そして、いつでも帰ってきていいんだぞとも言ってくれた。



神様にはそろそろ魔王ぶっ倒してくるわ〜と言うと

期待しておるぞと言われ、笑っていた。

この爺さんには何処かでまたふらっと出る気しかしない。

そういえば転生者のスキルの効果を聞いていないんだが、

この3年間の間で、1回も発動しなかった。

これって本当にお飾りのスキルなんじゃないかと最近疑っている。




「気をつけていってくるんだぞ」


「はーい!いってきまーす!」


おれの冒険が始まったのである。


現在の状況は、3次転生をクリアした、レベル340。

オーラについての鍛錬も一通り終わり、

覚えたいスキルも、この3年間で一応習得できた。

合格ラインってところだろう。


ジョブは武道家が本職だが、3次転生からもう一つジョブを

選ぶことができるので、盗賊にした。

投げナイフによる範囲攻撃、あと探索スキル等の便利なスキルが

あるので、武闘家と相性が良い。

盗賊の武器でレアアイテムである、無限ナイフを探す必要があるので、

町で情報収集していこう。あれさえあれば、狩り効率もぐっと良くなる。


さてこれから行く町の冒険者がどれくらいのレベルなのか。

初めて町に行くとだけあって、ワクワクしている。


しばらく道なりに歩いていると、最初の町が見えてきた。

ミストラルである。






◇◆◇◆◇◆◇◆





最初の町ミストラル。



大きくも小さくもないくらいの町で、様々な種族が

生活をしている。この町からしばらくいった所に

ヒューイット城がある為、この町の商業はいたって盛んである。

周りの森、洞窟などのダンジョンが豊富なことから、

これからレベルをあげていきたい初中級の冒険者が

多く滞在しており、町は活気に満ちていた。


この町での目的は主に装備の調達と、

これからに向けてポーション系も買い揃えて行きたい。


3次転生までは、メインキャラで使っていたアイテムを

使って、武道家として拳一つでレベルをあげてきたが、

装備がない。


課金アイテム、アクセサリー系はマジックボックスに

入っていたのだが、武道家、盗賊で使えそうな装備が

ほとんど無かった。さらにお金もない。

これから強力な武器、防具も必要だし、ギルドでランクをあげて

高難易度のクエストをクリアすれば巨額の報酬も手に入る。



低レベルのまま町にいくのが嫌だったのと、

15歳までギルドでの冒険者登録ができない事をしって、

それまでにあげれるだけレベルをあげてきたが、

果たしてこの町の冒険者はどれくらいのレベルなんだろうか。



ちょっとワクワクしながら、町をうろうろしていると、

冒険者ギルドの看板が見えた。

町の中心地にあるだけあって、建物は立派なものだった。


中に入ると、奥にカウンター、手前にいくつかの椅子と、

中心にある大きな掲示板には、クエストが書かれている

張り紙がランク順に貼っていた。

冒険者もそこそこいて、ちょうど何人かの

冒険者がそれを千切って受付に持っていく所だった。


町中ですれ違った冒険者もそうだが、

ギルドにいる連中も冒険者のオーラにしては、

あまり多いようには思えなかった。

真っ直ぐ受付の方まで行くと、

エルフの女性が書類を

整理しているところだった。


「すいませ〜ん。冒険者登録をしたいんですが」


「あーはいはい、冒険者希望の方ですね。じゃあ

ここに名前を書いて下さい。」


冒険者登録書と書かれた書類には、

年齢、種族、性別と、ジョブを書く欄があり、

俺は言われた通りに、書類に記入をした。


「君は・・・15歳になったばっかりかな。見た感じ

オーラは多少ありそうだから、狩りをしたことないって

事はないと思うんだけど。冒険者登録をして大丈夫

なんだよね?」


見た目が若く見えるからだろうか、ちょっと

心配そうな顔をされている。


「もちろん大丈夫です。この書類を書けば登録は

終わりになりますか?」


「いえ、冒険者としての適正を確認しますので、これから

テストを受けてもらいます本日の参加者はあなたを含めて2人のようですね」


そんなのあるんだ!ゲームの中だと会話して終了だったんだが・・・。

もう1人の受験者っていうのは、同じ書類を向こうで書いている

獣人の女の子っぽいな。



「テストの時間ですが、あと10分くらいで始まりますので

それまでに準備を整えてください。主に回復系ポーションは

欠かさずに」


あと10分で用意しろだなんて無茶だろと思ったが、

まあ回復系スキルなら充実しているし多分大丈夫か。

一応、最悪のことも考えて課金アイテムも用意しておくか。


「今日の試験官はゴリエルさんです。良かったですね」


何が良かったのかさっぱりわからないが、

まあ運が良かったんだろう。


装備を用意したいんだが、初心者装備しか

あいにく持ってない。自分の腕っぷしで

3次転生までレベリングしてきたのだ。

これでダメなようであれば、装備を整えて出直そう


そうして時間になり、俺と、その獣人の女の子は

ギルドの2Fにある訓練所まで

案内された。

マイペースな投稿になりますが、お付き合い下さい。

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