神様は意外に人間臭い
まず先に、別に神話に対して詳しいことは全くない、と言っておきますね。
神様って聞くと、なんか厳かなとか近寄りがたいとか、そういう印象持ったりするじゃないですか。
超常的上位存在ですし、唯一神とか特にそんなイメージがあります。
そして、人間の上位存在としての神々の神話って世界中にありますよね。
ああいった神々って人間が考えたからか、凄く人間臭いところがある。
ぶっ飛んだ行動とかやらかし、はたまた迷惑行為をする。
そう、神話の神様って案外とふざけた性格してんな?と思うわけ。
ここでなろう系に登場する神様を思い浮かべて欲しいのだけど……
ずいぶんと人間臭いですよね。
素人が書く作品だからとか、なろう系の軽い作風だから、神様がこんなキャラなのだと思ってますか?
まあそれもあるのかも知れません。
漫画やラノベの神様だから、ずいぶんとコミカルで軽い性格してるなーとか思ってませんか?
いえ、遥か昔から、それこそ神話と呼ばれる物語では、「これ凄い能力持ってるだけの人間だよね?」としか思えない性格の神々が数多く存在します。
つまり、なんかそこらにでも居そうな性格の神様だなと思っても、それは間違ってはいないのです。
いやむしろ、普遍的な歴史に基づいた正確な神様のイメージであって、正しいとすら言えるのではないでしょうか。
もちろん、神話によってはきちんとした(失礼)神様ばかりが登場する地域のものもあるとは思うんです。
けどヨーロッパを代表する神話を見てみると、案外……
なので、なろうに登場する神様を侮ってはいけません。
昔から、こんなものなのです。なろうだから、というわけではないのです。
「神様がこんな適当なわけねーだろ!」とか、「神様のノリが軽すぎん?」とか、「この神様、はた迷惑すぎんか?」とかの文句は、まず世界に散らばる神話を見てからその神話に対してつけましょう。
手っ取り早くて有名なのはヨーロッパの神話。
神話って真面目なものも当然たくさんありますよ。
でも、なんだこの神様は……ふざけてんのか?みたいなエピソードもまた多く、コントとして通じそうな話とかね。
まあキリストなどのイメージでお堅い雰囲気が形作られたのかは分かりませんが、更に古くからある話ってのはラノベと大差なさそうな、エンタメとしての内容も多い気がします。
つまり、今も古代も大して中身は変わってないってことですね。
もし創作の神様キャラに対して、誰かに文句を付けられたら、こう言ってやりましょう。
「まずお前は、ヨーロッパの神話を知っているのか?」とね。
貴方が描写する神様より、色んな意味でもっと酷い神様、いっぱい存在しますよ(笑)
以下、適当に考えたそれっぽい例
「強い力が欲しい! そんで女の子にいっぱいモテたい。ということで神様、力ちょーだい!」
「おけまるー。なんか暇だし、願いを叶えてあげちゃう。強くしてやんよ。そーれっ、ビビビビーっと」
「しゅごい!力が溢れてくりゅのぉぉぉぉっ!!んほぉぉぉっっ!!!」
「よーし、今日も狩りで大活躍しちゃうぞー!」
「きゃー、すごーい。素敵ー!」
「そうだろう、そうだろう、わっはっは」
ここで女神登場。
「最近のあなたの活躍は聞き及んでいます。大変素晴らしい狩人だとか」
「あ、あなたは女神様! いえいえ、とんでもありません! 女神様ほど美しい方に褒めて頂けるとは光栄です!!」
そこを陰から見ていた、力をくれた神様A。
『はぁ? なんなん!? 人間の分際でボクの推し女神たんにデレデレしちゃって……ボクたんが力をあげたお陰だというのに恩を仇で返しやがって……(逆恨み)。女神たんも女神たんだよ、なにあの雰囲気……プンプン。そうだ!!』
「おい、そこの狩人」
「貴方は力をくれた神様! ありがとうございまs」
「あ、君なんか最近調子乗ってね? ウザイから豚に変えちゃうわーw はい、豚になーれっ☆」
「ぶひぃぃぃぃぃっ!!」
こうして神様の嫉妬により、狩人は豚に変えられて一生過ごしましたとさ、ちゃんちゃん♪




