10.5話 『義妹と妻』
「浩人、俺再婚しようと思うんだ」
突然、父から告げられた衝撃な言葉。だが、それよりももっと、衝撃的な事を父は言ってきた。
「それで、その相手の方に子供がいるんだよ。その子供は浩人と同年代だが、浩人の方が誕生日が早いから、義妹に当たるんだよ。」
義妹。そう父から告げられた。俺に義妹?しかも同年代の子と一緒に暮らすことになるなんて。
義妹が来て俺は、どうやって接すれば良いのだろうか。
義兄妹とは無縁の暮らしをしてた俺にとっては、少し怖かった。でも、向こうも同じなのだとしたら、よりよい関係を築けるのかもしれない。
――顔合わせ当日。
俺は、父と一緒に近所のファミレスに足を運んだ。
それから、父についていき、目的の場所に到着した。
「浩人。こちら、僕の再婚相手の、天音有希さん。」
「初めまして。太樹さんとの再婚相手の天音有希です。まだ、なにも知らないと思うけど、お義母さんみたいに、なんでも気軽に頼ってくれるとうれしいわ。」
優しい微笑で俺の方を見ながら挨拶をした。
それから、父は俺のことを紹介し始めた。
「で、こっちがうちの子の浩人です。」
「初めまして。佐藤浩人です。」
「初めまして。天音菜月です。」
そう挨拶をしたが、有希さんの相手の子があまりにも美人すぎた。これも、母親が超がつくほどの美人なので、子供も美人なのだろうと勝手に思っていたが、やはりどちらも美人だった。俺には到底釣り合わないので、付き合うとかは多分ないだろう。
一通り挨拶を終えて、俺たちはそこで解散になったかと思ったが、天音さんたちが今日からうちに住むことになっていた。
同い年とましてや、異性と一つ屋根の下で一緒に暮らすなんて、相手の方は嫌なんじゃないだろうか。
「菜月ちゃんの部屋は、浩人の部屋の隣のところだからね。」
「分かりました。えーと、佐藤さん一緒に荷解きとかしてもらえないかな?」
「良いよ。」
そうして、天音さんが使う部屋へ移動し、天音さんが荷解きをして欲しいものだけをした。
あとの荷物は下着等らしいので、それは天音さんが荷解きをした。
それから、順調に荷解きが終わり、ちょうど夕飯の時間になった。
義母の手料理は初めて食べる。今までは、レトルトとかカップラーメンしか食っていなかった。
あたたかい食事が目の前にあるということがどれほど嬉しいのかが少しわかった気がした。
夕食を食べ終え、俺は自室にへと戻って勉強をした。
少し疲れたので少し休憩しようと思ったが、時計を見たら23:00だった。流石にこれ以上すると体に悪いので寝ることにした。
今日は休日なので、少し遅めに起きた。
起きて、リビングに向かった。そこに天音さんの姿が見えなかった。
「天音さんまだ起きてないんですか?」
「いや、あの子友達と一緒に出掛けて行ったわよ。」
「そうなんですね。あ、朝食の用意ありがとうございます。」
「いーのよ。もう、家族なんだし。」
家族。そうだよな、俺たちはもう家族なんだ。だから、あまり気をつかわなくてもいいかもな。
それから、朝食を食べ終え俺も出かけることにした。
向かう先は、映画館。前から行こうと決めていたが、中々時間が確保できず見れていなかった。
映画館につき、チケットを買って、シアター2の方へと向かった。
そして、本編が始まった。
最初は雑談が少し多めだった。でも、中盤ら辺になってくると段々物語自体が面白い展開になっていた。具体的にどういった展開かというと、剣士が身を挺して女の子を守って、倒れるかと思ったが、まだ立っていた。それから、相手に剣を振るって立ち向かっていた。
その女の子のために自分を身代わりにして、最終的に攻撃してきた奴らを全員倒していた。
攻撃されていても、まだ立っていられることに俺は、少し驚いたりもした。
それから、女の子と剣士は結ばれた。自分を守ってくれた人を好きにならないやつがどこにいるのかとも思った。
そして、映画を見終わって少ししてから、有希さんの方から着信があった。
「もしもし、何かありましたか?」
「浩人くん。菜月が事故にあっちゃったみたいなの。だから、私家に帰れないかもしれないから、適当にご飯食べておいててもらえる?」
「え、あ、いや、俺も病院にいきますよ。」
「いいよ、家でゆっくり――」
「お義母さん。俺たちは家族なんです。だから、そんな家でゆっくりご飯を食べるなんてできません。」
「―――そう、よね。分かったわ。」
それから、有希さんから、病院の場所を聞いて、向かった。
天音さんが事故にあったと聞いた瞬間頭が真っ白になってしまったが、今はなんとかなっている。
病院につき、天音さんの容態をお義母さんに聞いたら、幸い軽傷で済んだとのこと。
とりあえず今日は念の為天音さんは病院にいる旨をお義母さんから伝えられた。
天音さんが危険な状態だったら、俺は正常な判断ができたのだろうか。結果的には、軽傷で済んだが、もしも、重症だったら...
そんなことをふと考えてしまったが、すぐさまその考えを捨てた。
それから、天音さんがいる病室にへと少しだけ顔を出して、病院を出た。
家に着いたらすぐに自室に入り、ベットに潜って、ふと何かに違和感を覚えた。
明日、なにか大事な日があったような気がした。
(んー、なんだったけ。あ、明日天音さんの誕生日だ。)
なんてことだろう。こんなにも重要なことを忘れていた俺を誰か殴ってくれと思ってしまうほどだった。
明日は、天音さんが退院する日なので、帰ってくる前にパーティの準備を終わらせよう。あと、プレゼントも渡したほうがいいだろうか。でも、女性に贈るプレゼントが思いつかない。(でも、あいつなら参考程度になるかもしれない)
その人物に俺は、「明日会えないか。」と送ったら、速攻既読がついた。
「いいよー⭐︎」
⭐︎のところが少し気になるが、とりあえず明日のプレゼント選びは大丈夫そうだ。
そして、明日の計画を立てた数分後に睡魔に襲われて、気づいたら寝ていた。
アラームの音が鳴り目が覚めた。
ベットから起き上がり、リビングへと向かった。
「おはよう、浩人。」
「おはよう、父さん。」
あいさつを交わした後、テーブルには朝食が用意されていた。
それらを、食べ終えて、食器を片付けて自室にへと戻った。
少しゆっくりと部屋でくつろいでから、待ち合わせの場所へ向かうべく、家を出た。
10:00になった。待ち合わせは、10:30なのでまだ時間がある。
それから、10分ほどしてから、例の人物がこちらに向かってくるのが見えた。
「お待たせー。早いじゃん浩人。」
「瑠夏だって、早いじゃないか。」
「そりゃー、早く来るのがマナーみたいなもんだからさ。それよりも、義妹ちゃんの誕生日プレゼント早速選びに行こうよ!」
そう言って、笹木瑠夏は足早に大型商業施設へと向かった。
向かった先は、雑貨屋。色々なものが並んでいるが、天音さんが好きそうなものは果たしてなんなのだろうか。
「うーん。浩人の義妹ちゃんは、どいうのが好みなのか知ってる?」
「あんまり聞いたことがないが、たまに買い物とか一緒に行くとぬいぐるみが置いてあるお店をずっと、見ている気がする。」
「なるほどね。だとしたら、抱き枕用のぬいぐるみが欲しいのかもしれないけど、単にぬいぐるみが好きという線もあるし、普通に欲しいという感情がなくただ、見惚れていたという可能性もある。」
なにやら、ぶつぶつと言っているがあんまり気にしないほうが良さそうな気がした。
「んー。義妹ちゃんが日常でなんか使ってるものとかないの?」
日常で使っているものといえば、ハンドクリームを手に塗っていたのを思い出した。
「ハンドクリームとか使ってたから、それをプレゼントするのも...」
「あー。無難だけど、やっぱりハンドクリームとかってもらってもなんか特別感とかないし、もっと、普段あんまりプレゼントとしてもらってないものの方が喜びそうな気がするけどね。」
なるほど。確かにそうかもしれない。ハンドクリームをプレゼントしたとして、もしかしたら、まだたくさんあるかもしれないし、もらってもどういった反応をすればいいのか困るかもしれない。
「じゃあ、ハンカチとかどうかな?」
「いいんじゃないかな。特別感はないもしれないけど、普通にもらって嬉しい人とかたくさんいると思うし。義妹ちゃんが喜ぶかは別だけど、私だったら全然嬉しいかな〜」
ということで、ハンカチを天音さんの誕生日プレゼントとして購入する事にした。
「プレゼントも無事買えた事だし、私はそろそろ、お暇するとしますか。」
「今日は、ありがとうな。瑠夏のお陰でプレゼント選びがスムーズにいったよ。」
「まぁね〜。でも、多分絶対に義妹ちゃん喜ぶと思うよ。だって、こんなに真剣にプレゼントを選んでくれたって思うと私は嬉しくなるから、多分大丈夫!」
なんか言ってるのとめちゃくちゃだぞと言いたくはなったが、あえて言わない方がいいような気がしたので言わなかった。
「今日は色々ありがとうな。」
そう言うと彼女は手を振って駅の方へと姿を消した。
(さて、ケーキを買いに行くか。)
ケーキ屋について、天音さんたちの好みがわからなかったので、とりあえず、ホールサイズのクリームケーキを買う事にした。
ケーキを買い終え、自宅へと帰る途中に女の人が嫌がっているのを見かけた。助けようとも思ったが、天音さんたちが帰ってくる前に準備とかをしたかったので、無視しようと思った。
「離してください!」
「いいから、黙って着いて来い!」
男の人は女の子の手を強引に引っ張った。
「やめてあけだ方が身のためですよ。」
「誰だ、テメェ。俺に喧嘩でも売ってんのか」
「別に、喧嘩なんて売ってませんよ。だって、スーパーとかに喧嘩という商品が売っているんですか?そもそも、あなたがその女の子を無理矢理にでも連れて行こうとしていたじゃないですか。あなたの方こそ、その女の子に喧嘩を売っているんじゃないですか?」
「お前ウゼェな。だったら、一発やってやろうじゃねぇか。」
明らかに相手の方が体格がいいのにも関わらず、その人はその男の拳撃を受けようとしていたが、空気の読めない俺は、すかさず、その男の急所に殴りかかった。
その男は、悶えながら走って遠くの方へと消えていった。
それから、女の子の方が礼を言って、なにか用事があるのかわからないが、足早に去っていった。
とりあえず、俺も天音さんの誕生日会の準備をしたかったので帰ろうとしたところで、うざいことを言っていた人が「待ってくれたまえ」と言ってきた。
「なんですか?俺用事あるので、用件があるなら手短に済ませてもらえますか?」
「わかった。まず、自己紹介をさせておこうか。私の名前は雨沢潤羽と申します。先ほどは助けていただきありがとうございます。お礼と言ってはなんですが、遊園地のチケットを差し上げます。では、私はこれで。」
自己紹介をし、なぜか遊園地のチケットを渡して颯爽と去っていた。
少し、ウザい人だが、男の人ではなかったのが驚きだった。顔はめちゃくちゃ可愛いし、髪は、派手ではない金髪だった。スタイルは、天音さんには劣るがそこそこいいものを持っていると思う。なにがとは言わないが。
まぁ、あれだけ整っているのにも関わらず、残念な性格だったのだ少し残....なにを言っているんだ俺。
そんなことを考えるより、天音さんの誕生日会を成功させる方が今は一番重要なんだから。
まぁ、色々なことがあったりもしたが、とりあえず早く家に向かわなければならない。
それから、10分くらい歩いて家に着いた。
鍵を開けて、誰もいないことを確認して素早く、誕生日会の準備をした。因みに、お父さんは、天音さんたちを迎えにいっているので、俺一人で準備をしないといけないので、頑張るしかないと思った。
それから、なんとか天音さんたちが帰ってくる前に準備を終えた。
天音さんたちの帰宅を待って数分経ったあたりくらいで、天音さんたちが玄関の扉を開く音が聞こえた。
「あれ?佐藤さんいないのかな?すごく暗いんだけど。」
「もう、帰ってきてるはずだけど...」
天音さんたちがこちらに向かうのがわかったので、俺はクラッカーを手に持って、電気をつけた瞬間クラッカーの紐を引っ張った。
「天...菜月さんお誕生日とおめでとうございます!体の方は大丈夫なの?」
「うん。今のところは大丈夫。それと、ありがとう。」
それから、各々テーブルにある料理をつまみつつ食べていた。
テーブルに並んでいる物は、からあげ、ピザ、シチュー、フライドチキン、これらは天音さんの好物だと聞いていたため、シチューを作り、それ以外は美味しそうなものを奮発して買った。
「私が好きなものばかり。佐藤さん、ありがとう」
彼女は少し頬を染めていて、こちらに天使のような笑みで言っていた。
俺はそれを見た瞬間電撃がはしった。
料理を食べ終えたので、デザートとしてケーキを持ってきた。
それから、手を叩きながら歌を歌って、天音さんが蝋燭目掛けてふっーと息を吐いた。蝋燭は見事に全て消えた。
「おめでとうございます」
「―――ありがとう。」
ケーキを食べ終えて、天音さんが自室に戻ろうとしていたので、俺はプレゼントを渡すべく呼び止めた。
「えーっと、これ誕生日プレゼント。」
「ありがとう。開けてみてもいい?」
「うん。」
赤くラッピングされた包装紙を開けた。
「ハンカチに、入浴剤」
「気に入らなかったかな?」
「ううん。ありがとう。大切に使うね。」
無事にプレゼント交換が終わり、天音さんは風呂へと入った。
天音さんが風呂を上がっていたので、俺も入る事にした。
風呂から上がり、自室に戻ろうとすると天音さんが何やら、用があるらしく俺は天音さんの部屋へと赴いた。
ドアをノックして、入ってもいいことを確認してからドアを開けた。
「えーと。用って何かな?」
天音さんは少し顔を赤らめていた。
「えーと。佐藤浩人さん。あなたのことが好きです。付き合ってください。」
俺は数秒くらい固まってしまった。だって、まだ過ごしてから、半年しか経っていないし、なにより好かれる要素がなかったような気がする。でも、俺は...
「えーと。告白してくれて、ありがとう。俺も天...菜月さんのことが好きです。こんな俺でよければよろしくお願いします。」
天音さんは嬉しそうに俺に抱きついてきた。
「えーと。俺も嬉しいけど、親にはどう説明する?」
「大丈夫だと、思う。お母さんたちも多分理解してくれると思うから。」
「明日、お義母さん達に話す?」
「うん。あと、名前で呼んでもいい?」
「勿論。俺も名前で呼ぶから。」
そうして、色々確認し終えたので菜月の部屋から出ようとしたら、菜月が俺の服を引っ張ってきた。
「浩人。今夜だけ、一緒に寝ない?」
そんな上目遣いで可愛く言われたら、断る男子は多分いないであろう。
「わかった。」
それから、お互いにベットへと潜った。
菜月はすぐに寝て、俺は菜月に抱きつかれているので、菜月の大きいものが当たっていて全く寝れなかっ...
嘘です。めっちゃ、ぐっすり寝てしまいました。あと、一緒に寝たからと言って卑猥な行為など一切していない。いつかはしたいと思うが、別に今のところは考えてはいない。
「んー。浩人おはよう。」
「おはよう。菜月。急で悪いんだけど、今日遊園地行かない?なんか、道端で助けたら2つチケットもらえたから。」
「なにそれ。全然いいよ。でも、その前にお母さん達に話をしに行こう。」
「そうだな。」
それから、俺たちはリビングへと向かった。
「二人ともおはよう。」
「おはよう。えーと、お父さん達に話があるんだ。」
それから、お父さんたちがお互い顔を見合わせ、いうことがわかるかのように、頷き合っていた。
「実は、昨日菜月と付き合う事になったんだ。反対されても、俺たちは絶対に別れたりしない。」
「私も浩人と同じ気持ちです。」
「―――僕たちは別に、反対なんかしないさ。いつか、こうなるだろうなとは想像はしていたさ。君たちの交際にとやかく言わないって、有希さんと話したからね。」
親に反対されるより、むしろ、俺たちがいつから付き合うのが分かって、話をしていたのかは分からない。
それから、俺たちは出かける準備をした。
「どこか、行ってくるのかい?」
「うん。菜月と遊園地に行ってくる。」
「そうか。気をつけていってくるんだぞ。」
俺たちは扉を開けて玄関に出た。
「「いってきます」」
「うん。いってらっしゃい」
それから、俺たちは手を繋ぎながら遊園地へと向かった。
天音さんの誕生日プレゼントとして、ハンカチを買ったあと、少しぶらぶらしていたら入浴剤が売っているコーナーに目がいった。
「それも義妹ちゃんにプレゼントするの?」
「瑠夏だったら、これをプレゼントされたら嬉しい?」
「うん。嬉しいよ。」
瑠夏が嬉しいのだったら、天音さんも喜んでくれると勝手に思ってしまった。
でも、もしもいらないと言われてしまったらどうしよう、なんて考えても仕方がない。
それから、天音さんが気に入りそうな入浴剤を買って、商店街へと出た。
この二つのプレゼントが天音さんにとっていいものなのになるのかは渡さないと分からない。
どのプレゼント選びでもそうだが、自分がいいと思ったやつでも相手が微妙な反応をしてくる時もある。
だから、瑠夏の意見を聞きつつ、自分が良いものだと思ったものを手に取って買ったほうがいい気がする。でも、あくまでその人個人の意見なので、それを全部鵜呑みにしてしまうと、渡す相手の好みではなくなってしまうので、自分がこの商品にしたいと思ったものを手に取った方がいいのかもしれない。
でも、それが必ずしも正しいとは限らない。
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「幼馴染と結婚することになった」を読んでくださりありがとうございます。今回は、番外編です。なんか似たようなシチュエーションがあったかと思います。ですが、同じものを書いても皆様が飽きてしまうかもしれないと思い、展開を変えて書きました。
「遊園地とかの話は書かないの?」と思われた方いると思います。すみません。遊園地の話はまた今度書かせてください。(好評だったら)
少し余談なのですが、この物語を始めて投稿してから、一年が経ったみたいです。あまり、書かないまま一年が過ぎてしまって、もっと書いとけばよかったなと。多分これからは、もっと投稿する頻度が落ちると思います。理由は、私生活がどんどん忙しくなってきているからです。
もしかしたら、今年はこの話が最後の投稿になるかもしれません。
追記
あとがきに書いたお話について
誤字の修正と、加筆をしました。
最後の文については、遠回し?的な書き方をしてしまっていると思います。
なにが、必ずしも正しいとは限らないだ。と思った人たちもいるでしょう。
プレゼントを渡すということは何か特別な日だから渡すものであり、そのプレゼントがたとえ、相手が気に入らなかったとしても、それを選んでくれただけで、嬉しい人も世の中にはたくさんいると思います。
でも、女の子と一緒にプレゼント選びをして、その人の意見でプレゼントを選んでしまうと、お話にも書いた通り、その人の好みになってしまいます。
そうすると、怪しまれたり、色々な憶測が出てしまい、せっかくの記念日が台無しになってしまうので、あくまでも参考程度に聞いたほうがいいと思います。
最後になぜ、あの文章を書いたのかというと、私が書いたことが全て正しいとは限らないし、プレゼント選びには沢山のパターンがあると私は思っているからです。
理由になってないかもしれませんが、ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございます!
引き続き「幼馴染と結婚することになった」を読んでくださると嬉しいです。