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〜上島、面接相手と待ち合わせをする編〜

・・そして面接当日がやって来た。一応、これでも面接官なんだし少し堅めにいこうかな。いや、堅めにいって向こうから断ってきたら元も子も無いしここはやはりフランクに・・

なんて色んな考えを巡らせながら俺は、自分で指定した時間の50分前に○○駅に到着した。

いざ駅に着くと

「○○駅近くじゃ無くて○○駅に来て下さいって書いた方が良かったかな?」

なんてどうでもいい細かい事も考えてしまう。

結構、過去の事をあれこれ考えてしまう性格で、治したい気持ちはあるんだが、なかなか性分てのは治せない。

時間が40分、30分、20分、10分とカウントダウンしていく。

一向に向こうからの返事は無い。

「やっぱイヤになったのかな・・」

そう思った瞬間、ピピピピと携帯が鳴った。

どうやらメールのようだ。

受信したメールを見てみる。どうやら例の彼からのメールだ。

「今、○○駅に着きました。北口の改札近くにいます。無地の青いパーカーに黒のジーパン履いてます」てな内容だった。

地味な格好だな。と思ってはいけない。せっかくこちらに出向いてくれた仕事のパートナー候補なのだから。

緊張を隠しつつ、彼が待つ駅の北口へ向かう。

そしたら彼らしき人物がパックのカフェオレをチューチュー吸いながら北口の柱に寄り掛かっていた。

髪は短めの黒色、顔はまぁジャニーズ系か?メガメかけてるけど。

ちなみに無地の青いパーカーを着てるとメールには書いてあったが、よく見たら左胸の所に小さく

「FIGHT」と英語の刺繍がされており厳密には無地じゃ無かった。

そんな事はどうでもいい。人のミスをつついてはいけない。俺はそう思いながら緊張の面持ちで彼に近付く・・

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