〜上島、自分なりに起業を考える編〜
いや、なるのを自然と拒んでるのかも。自分らしさってのに必要以上にこだわってるからか・・?
ま、そんなんだから俺は、社会にうまく共存出来ない訳で。
でさ、俺は考えたんですよ。
「無理に社会に合わせなくても人生を生き抜く方法」てのを。
その方法てのは、自分で会社を起こす事。つまり起業って奴ですね。
最近ではIT関係で起業をするっていう人が多いけど、俺はITの知識なんて無いし、ITでの起業は無理だな。
しかも飽和状態だしね。
だったら他に何があんだろ?考え抜いて出した結論。
「幸せを提供する仕事」はどうだ?
すごい抽象的な言葉だよね。好きな食べ物を食べてる時の幸せや、好きな人とデートをしている時の幸せなど人によって幸せの形は様々だけど、俺が提供する幸せってのは、
「その人の心に響き、尚且つ心がほんのりあったかくなり明日への糧になるような言葉」
を投げ掛ける事で幸せを提供しようと考えてる。
またすんごい抽象的だよね。
京都だったかな?瀬戸内なんたらとか言う尼さんがいるんだけどさ、その人のありがた〜い御説法を聞く為に全国から年間、何百万か何千万かっていう人間が、瀬戸内さんの寺に集まるらしいんだ。
それを見てたらさ、ある意味いい商売になんのかなぁって。
でも、前にテレビで瀬戸内さんの歴史を振り返る番組をやってて見たけど、あの人は若い時、相当な苦労をされてるみたいだね。
だから、言葉の一つ一つに深みがあり人々の心にダイレクトに届くから、あれだけの多くの人々を惹きつけるんだろうね。
俺もそれなりの苦労をしてるって自負はあんだけど、瀬戸内さんに比べたら足元にも及ばないんだろうな。
でも、俺が社会を生き抜くにはこの方法しか無いのかもしれない。
半分病んでる俺が、病んでる人々に元気を与えるなんておかしな話だけどね。
でも、やると決めたらいざ実行だ!