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「新宿迷宮女子高生」   作者: 南蛇井


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第9章 蠅野レイの地上大冒険 〜新迷宮の奇妙なショップ街編〜

「……お嬢様方、ついてきてください……

この先に、この迷宮最大の特徴がございます……」


蠅野レイ(イケメンVer.)が

壁に浮かぶ古代文字を読み解きながら進む。


まどか、華、柚葉の3人は

懐中電灯を手に、ズリズリと後を追った。


しばらく歩くと――


狭い通路の先に、

ポッと明かりが灯りはじめる。


視界が開けた瞬間――

3人の目の前に現れたのは……


地下なのに煌びやかな商店街!!


「え!? え!? 何これ!?」

「うわぁ……地下のくせにネオン看板がピカピカ……!」

「こっち寿司屋!? あっちはブティック!?!?」


壁にはなぜか無数の提灯とLED。

通路の左右に屋台、古着屋、占い小屋、

そして意味不明な『マッサージスライム店』まで。


「これぞ……

『忘却のアンダーグラウンド』の心臓部――

奇妙なるショップ街 です……!!」


蠅野が誇らしげに胸板を叩く。


柚葉の目が輝いた。


「お金いるの!? 地下通貨とか!? 両替所どこ!?」


華は怪しげな化粧品屋を覗き込み、


「ちょっと……地下限定コスメって逆に肌荒れそう……」


と真顔でつぶやいた。


まどかはまどかで、

なぜか露店のタピオカを買っている。


「うん……味は……ふつう……。」


蠅野はスーツのポケットから

ひらひらと紙幣を取り出した。


「迷宮の通貨は『迷銀めいぎん』……

お嬢様方、これで心ゆくまで……

ショッピングを……!」


「蠅野さん……どこでそんなの稼いだの?」

「……占い屋の手伝いで……」


「お手伝いしてたんかい!!」


こうして3人は――

地上とは一味も二味も違う

怪しすぎる地下ショップ街を

大はしゃぎで駆け回り始めるのだった。


しかし、その裏では――

人知れず動き出す影があった。


『この街を荒らす者は……

誰であろうと……許さん……』


地下の闇が、また牙を剥こうとしていた――!

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