第18章 強制着せ替えタイム!ファッション地獄へようこそ!
「さあ――お嬢様方……」
ランウェイの奥、マネキンたちが機械音声で一斉に宣言した。
「強制着せ替えタイム、開始――!」
次の瞬間、壁一面の鏡がガシャッと開き、
中から無数のハンガーロボットが飛び出してきた!
腕の先には、スパンコールのドレス、ヒョウ柄のスカジャン、
謎のフリフリ和服……ありとあらゆる異次元ファッションがぶら下がっている。
「ひぃぃぃぃぃ!! くるなーーー!!!」
まどかが必死に逃げるが、ハンガーロボは容赦なく背中にドレスを押し付ける。
「待って! そんなの着ないってばぁぁ!!」
華にも羽根つきゴスロリ風のドレスが迫る。
「やめ……ちょ、髪型までセットするのやめてぇぇ!!」
ロボは頭の上でドライヤーをブォォォと回し、
華の髪を盛大に巻き上げてリボンをねじ込む。
一方、柚葉は――
「わぁぁ! もっと! もっとー!!」
自分からラックに突撃している。
「これ着る! それも着る! いややっぱりドレスとスカジャンの重ね着で!!」
ロボたちは柚葉を女王様のように囲み、
豪華すぎる着せ替えを全力でアシストしていた。
そして――
蠅野はと言えば――
「お嬢様……私は……私はぁぁ……!」
背中の翅にロボたちが強引に
シルクのマントを巻き付けている。
「私はハエですぞーーー!!!」
ブブブブブブブ!!
10分後――
ランウェイに並んだのは、
ヒョウ柄スカジャンにフリルドレスを合わせた柚葉
羽根つきゴスロリで泣きそうな華
無理矢理パンクロック風にされたまどか
そして背中にシルクマントをはためかせる蠅野
という、カオス極まりないファッション軍団だった。
マネキンが機械音で告げた。
「着替え完了。
次なる試練――『ランウェイ審査』を開始せよ。」
三人と一匹(?)はガタガタ震えながら
光り輝くランウェイのスタート地点に立った――!!




