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三章プロローグ
お待たせしました! 本日から三章開始です!
プロローグ短いので、本日三章一話も更新します。
頑張って毎日更新しますので、応援よろしくお願いします!
「うぅ、遂に決行するんですね。緊張してきました。……それにしても、本当にここで合ってるんですか? 私には廃工場にしか見えないんですが……」
「えぇ、間違いないですわ。ここは能力研究の重要拠点、その内の一つですの。廃工場のようにしか見えませんけど、それはただのカモフラージュだと調べがついていますの」
「……頑張る」
「失敗は許されないからね。あと、身バレもNGだから。監視カメラは片っ端から潰していくわよ。分かった?」
「問題ありません。完全に隠すのは難しいですが、私がいる以上はまともにカメラに写ったりはしませんから。仮に映ったとしても、どこの誰かなんて特定は出来ませんよ」
「さすが、頼りになるわね。それじゃ、行くわよ」
ラグーンシティに存在する廃工場……のようにしか見えない研究施設。
それを前に暗闇の中、五人の少女が息を巻いていた。
ただ一つの目的を果たすために。




