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AKANE  作者: 木と蜜柑
第4章  戦編
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    12話  王都炎上

 いただいた感想を励みに、更新しています(^-^ いつもありがとうございます☆

 


 今、美しき白亜の城で、至上最大の闘いが繰り広げられようとしていた。


 アザエルは若きゴーディア王への忠誠の為に、

 ヘロルドは、王座を手にする為に、

 ファウストは、より強き力の為に、

 そしてヴィクトル王は、サンタシの民の為に・・・。


 そして、ヴィクトル王は、絶対絶命の危機に瀕していた。

 ヘロルドは、もう目前まで迫った“王座”に目が眩み、盲目になっている。ヴィクトル王に、慣れない短剣を向け今まさに切りかかろうとしていた。

 一方、ヴィクトル王の護衛役である魔王の側近アザエルは、いまや突如現れた新たな敵、ファウストに阻まれその役割を完全に邪魔されていた。

 あまり剣の得意ではないヴィクトル王だったが、とりあえず護身用の短剣を懐から取り出し、汗ばむ手でヘロルドと対峙している。

「サンタシの王よ、もう諦めろ。この城はもうわたしの手の中だ、ふはははははっ」

 落ち窪んだヘロルドの眼がぎらぎらと怪しく光る。口は笑っているが目は全く笑ってはいない。 

「悪いが、サンタシの王族は、代々諦めが悪い。たとえ駄目とわかってはいても、そう簡単にはやられてやるまい」

 ヴィクトルの額からは、緊張の汗がつうと一筋流れ落ちる。

「ただの人間の王に一体何ができるという? 死ね! サンタシの王よ!」

 ヘロルドがびゅうと音を立てて乱暴に短剣を一振りしたが、それは敢え無くもヴィクトル王に難なくかわされてしまう。

 それに腹を立てたのか、ヘロルドは更に乱暴にぶんぶんと短剣を振りたくった。

 隙だらけの攻撃に、ヴィクトル王はなるたけ冷静に対処しようと頭を働かせる。今のヘロルドは冷静さを欠いている。それに、この未熟な攻撃ならば、どうにか反撃ができるかもしれない、と。

「くそっくそっくそっ! ちょこまかと逃げ回りよって!」

 いらいらが頂点に達したヘロルドは、無駄に振りたくったせいで、すっかり息が上がってしまった身体で、ヴィクトル王に向き直り、忌々しげに吐き捨てた。

「ゴーディアの兵どもよ、いい加減目を覚ますのだ。ここにいる男は、王座欲しさに国を乗っ取ろうとしている、謀反者だ!」

 ヴィクトル王は王室の入り口に突っ立っている、ゴーディア兵達に訴え掛けた。彼らが単なる命令で動いているだけにすぎないのであれば、こちら側に取り込むことさえできれば、優位に立つことができる筈と思考したのだ。

 ヴィクトル王の言葉に、「まさか」と言う顔で、兵達に少しばかりの迷いが生じ始める。

「お前達よ! この愚かなる王の嘘に騙されるな! この王は、このような惨めな嘘をついてまでも、尚自分だけは生き延びたいのだ。忘れたのか! 新国王クロウ陛下たってのご命令を!」

 兵士達の心が揺さぶられる。

「耳を貸すな! ゴーディアの兵士達よ、その偽指令官の言うことこそが嘘だ。

よく考えても見るがよい、いくら敵国の王といえど、クロウ陛下に報告もせずにその場で切り捨てようなどと、最高司令官の振る舞いではない!」

 ヴィクトル王の訴えは、確かに的を得ている。

 兵士達の心が大きく揺らいだ。

「で、では、ヘロルド閣下は・・・」

「お前達! 敵国の王を信用して上官のわたしを疑う気か! いや、クロウ陛下までも疑っているも同じことだ。陛下は“憎きサンサシを倒し、我国に勝利をもたらせ”とお達しくださった! お前たちはその命に背く反逆者か!」

 “反逆者”という言葉にすっかり縮み上がってしまった兵士達は、もうヘロルドの思う壷であった。

「と、とんでもありません、ヘロルド閣下! 我々はクロウ陛下の命に従います」

 ヴィクトル王は、あと少しのところで兵士を味方に取り付けることができなかったことに、落胆せずにはいられなかった。

 しかし、ここで気を抜く訳にはいかない。兵士が完全にヘロルド側についてしまったことで、ますます状況は苦しくなった。

「そうと分かれば、この愚王を殺すのに手を貸すがよい!」

 ヘロルドの歪んだ表情に気付いた者は、ヴィクトル王唯一人。

 一斉に剣を構え、にじり寄ってくる兵の殺気に、ヴィクトルは短剣を握る手が汗ばむのを感じた。


「あんた、あの夜船ん中で殺したと思ってたが、やっぱ生きてたんだな」

 魔力を封じられたままのアザエルを、背後から刺したことについて、まるで悪びれた様子を全く見せず、ファウストは笑った。

「そこをどけ、野蛮な賊めが」

 アザエルは手を翳すと、いつもより数倍は威力があろう水針を間髪入れず無数に発射した。

 しかしその攻撃は、ファウストが瞬時に作り出した炎の盾により、接触した瞬間に蒸発させられてしまう。

 ファウストの能力の前に、アザエルの魔術が完全に無効化されてしまっていた。ファウストは、明らかに以前よりも遙かに強い魔力を身に付けているようであった。

「ま、俺としては、魔力の封じられていないときのアンタと闘ってみたかったし? 儲けもんだけど」

「・・・どこでこれ程の魔力を得た」

 変わらぬ表情のまま、アザエルは言った。その手には、新たに水を凝縮して作り上げた剣を出現させている。

 ファウストはじっと愉快そうに目を細め、アザエルの間合いからひょいと後ろに飛び退いた。経験から、この男に下手に近付けば只では済まないと、直感で感じていたのだ。

「あれ、あんたの主人から聞いてない? てっきり、もう知ってるもんだと思ってたんだけど」

 ぽりぽりと人差し指で鼻頭を掻くと、もう一方の手にファウストはメラメラと燃える手の平サイズの玉を出現させ始める。

 アザエルは次の攻撃にそなえて更に武器の硬度を上げさせていた。

「俺、あんたの主人にボロ負けして、瀕死の重傷を負ったんだよな。で、使いもんにならねえ身体を回復する為に、部下が身代わりになってくれたって訳」

 それまで笑顔を浮かべていた赤髪の青年の顔から、一切の笑いが消えた。

「仲間を殺すことで魔力を吸収、増強したのか」

 ふっと口元を歪ませると、アザエルは冷え切った言葉で付け加えた。

「まあ、手間が省けていい。どちらにしろ、近いうちにドラコはわたしの手で消滅させるつもりでいた」

 ギッと今までに無く、緋色の鋭い眼つきでアザエルを突き上げるように睨み上げる。

 その目は、野生の獣のようであった。

「確かに俺はアンタの言う通り仲間の命と引き換えに魔力を吸い、こうして力を得た。そして、今ならアンタとも互角に闘える」

 ファウストは、手に炎の玉を渾身の力でアザエルに向けて投げつけた。

 炎の玉は瞬きよりも速く宙を横切り、アザエルの顔面目掛けて飛ぶ。

 『ジュッ』

 アザエルは、硬度の増した水の剣で炎弾を切り裂こうと試みるが、瞬時に水の剣が蒸気へと姿を変えた。尚威力の落ちない炎弾を、アザエルは咄嗟に身を翻してなんとか避け切るが、掠ってもいないというのに、比較的距離が近かった衣服の一部が燃え上がった。

 その後、対象を失った炎弾は、王室の窓ガラスを淵ごと突き破り、夜の闇の中に消えた。

 あのアザエルが、今のファウストの力に僅かに押されていた。

 まるきり慌てた様子を見せず、いつか朱音が魔城の上から飛び降りたときに出現させた水流と同じものを起こすと、アザエルは衣服を焦がす炎を鎮火させた。

「だがな、勘違いはすんな。仲間は俺に全てを託し、そして俺と同化する道を選んだ。俺の中には、仲間の強い思いと魔力が今も尚生き続けてる」

 両の掌を、(かぎ)のように丸めると、ファウストは炎弾の連続攻撃の為に構えた。

「尤もらしい言い訳ということか。所詮お前は仲間殺しの野蛮な賊。それ以上でもそれ以下でもない、自惚れるな」

 ファウストの周囲の温度が急激に上がり始め、真っ赤な髪が燃え盛る炎のように揺らめく。その姿はまるで、火の中に潜む獣そのものだ。

 瞬く間に、王室の室温は上昇し、中の者は額や背中に汗が噴き出すのを感じた。

 ファウストは、手の平をアザエルに向けると、先程の炎弾よりも一回り大きなものを繰り出した。それを皮切りに、次々と同じものを放ち始める。それこそ、同時に五発ないしは六発を創り出し、アザエルに避ける隙さえも与えないつもりらしい。

 集中砲火を浴びるアザエルは軽い身のこなしで宙を舞い、それらの攻撃をなんとかかわしていく。しかしこうも攻撃の間隔が狭いと、そう長く避け続けることは難しいことに気付いていた。

 一方、避け続ける最中、アザエルは両の手に水針を放つ準備を密かに整え、時期を見計らっていた。

 逸れた炎弾のほとんどは窓を突き破り、暗い王都の空へと消えていったが、何発かは王室内の石の柱や床面に激突し、その部分は簡単に砕け、抉り取ってしまっている。その威力は、頑丈な筈の城面さえも紙粘土のように脆く見せる程であった。

 抉り取られたその場所は、炎弾が起こした衝撃と熱を発し、ぷすぷすと真っ白い煙を立ち上げていた。



時は一刻を争っていた。

 二人は、再びゾーンの背に跨り、真っ暗い雲で覆われた空の中を進んでいた。

 街外れのレイシアス教会でエメと別れた後、すぐさま二人は白亜城を目指し飛び立った。

 そして、今、白亜城の城下、王都の頭上に来ている。真上まで来てみると、視界が利かない中でも街の様子がよく分かる。晴天であれば、さぞや美しい景色が臨めたことだろう。

「少し雨足が弱まったようだ・・・」

 強かった雨はいつの間にか勢いを弱め、遠くの空からは僅かに月明かりと夜の群青色が見え隠れしている。この分だと、もう少しすれば雨は止んでくれるかもしれない。

 ふと朱音がそういう考えを掠めた途端、二人を乗せたゾーンの横を、前から物凄い勢いで通過し落下していく“何か”を視界の端で捉えた。それは、二人を通り越した後に鈍い轟音を立てて民家の屋根に激突していった。

「な、なんだ・・・?」

 白亜城に向けて飛び続けるゾーンの上で、思わず二人は後方を振り返った。

 ”何か”が落下した民家の屋根は、巨大な穴を空け、その縁は焼け焦げちりちりと燃え上がっている。

「今、お城の方から飛んで・・・」

 朱音がそう口を開きかけた途端、今度ははっきりと前方から赤黒い塊がこちらを目掛けてやってくるのが見えた。

「まただ。今度はさっきのよりもでかい!」

『ビュウウウウウウウ』と唸り声を上げながら接近するその玉の軌跡には、巻き上げた黒っぽい煙がもくもくと残されている。

「まずい! 高度を下げさせろ!」

 フェルデンの声で我に戻り、朱音はゾーンの禿げ上がった頭を強引に下方へ押し下げた。

 急に頭を押し下げられたゾーンは驚いて『びゃっ』と耳障りな鳴き声を上げたが、お蔭で僅かに高度が下がった。

 その瞬間、『ビュウウウウウウ』と、凄まじい熱を放ちながらすぐ頭上を“何か”が通り過ぎる音がしたかと思うと、すぐさま近くの街路地に落下していった。

 まさに危機一髪だった。

 二人はそのままゾーンを旋回させ、落下した“何か”を上から見下ろした。

 すると、深く地面に食い込み、未だ赤く黒く燻り続けている“何か”は、地を焦がし煙を巻き上げている。

 朱音はぞっとした。もしあれが直撃していたら、二人と一羽は跡形もなく散ってしまっていただろう。いや、運が良ければ、身体のどこかが焦げた焼肉となって、僅かに残っていてくれるかもしれないが。

 しかし、この“何か”に気付いたのは、朱音とフェルデンだけではなかった。今まで屋内に隠れるように引っ込んでいた王都の住民達が、只ならぬ音に不安を抱き、恐る恐る締め切ったカーテンや窓から顔を覗かせ始めたのだ。

 皆、街のほとんどの人達は、夜中に突然何処からか湧くように侵入してきたゴーディア兵に驚き、怯え、屋内に引っ込んでいたのだ。ゴーディア兵が街中を馬で駆け回る最中に、逃げ出す隙と術を持たなかったからである。

 街路地に隣接する雑貨屋の主人なんかは家の扉から外の様子を見に出てきていた。

「一体、こりゃあ・・・」

 呆然として店前に佇む主人だったが、すぐ様顔色を真っ青にして叫んだ。

「た、大変だ!! 皆、逃げろー!!!」

 空を指差した主人の声を皮切りに、あちこちで風切り音が上がる。


『ピュウウウウ』『ピュウウウウウウ』「ピュウ』

『ゴゴゴゴ』『ビュウビュウ』


 明らかに城の方から、恐ろしい数の“何か”が砲弾のように放たれ、そしてそれは次々に街のあちこちに落下していく。

「!!!!」

 瞬時に街のあちこちで真っ黒い煙が上がり、家の中の物に引火してあれという間に燃え広がっていく。突然降り注いだ死の炎弾に、家から飛び出した人々がパニックを起こして逃げ惑い始めた。

「くそっ! 一体どういうことだ!!」

 フェルデンはビュウビュウと唸り、王都に降り注ぐ炎の玉に為す術もなく、王都を飲み込んでいく炎を見つめていた。

 それでも尚、降り止むことのないそれは、次々と美しい王都を破壊していく。

 いつの間にか雨は完全に上がっていた。これほどの湿気をものともせず、燃え広がる炎弾の火力は通常では考えられない程であった。

 朱音は震えていた。

 目に映った惨劇。燃え盛る炎、巻き上げる煙。何もかもが、大切なあの灰の髪の少年を失ったときと類似していた。

「お前、震えて・・・?」

 フェルデンは、腕の中の少年王が小刻みに震えていることに気付いた。

 しかし、サンタシの誇り高き騎士は弱き存在を見捨てることはできはしなかった。

「きゃああああああああ!!!!」

 すぐ真下で、小さな子どもを連れた若い母親が、迫り来る炎弾の餌食になろうとしていた。悲鳴をあげて咄嗟に子を守ろうと庇うようにうずくまる姿。

 朱音が気付いたときには、フェルデンはゾーンの背から飛び降りていた。

「フェルデン!」

 着弾の寸前、金の髪の騎士が親子の前に着地するのが見えた。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』

 渦巻く煙にのまれ、すぐに親子と騎士の姿は確認できなくなってしまった。

「フェルデンーーーーーーー!!!!」

 朱音は自らが今はクロウだということを忘れ、叫び出していた。


 もうもうと上がる煙の中に、何かが僅かに動くのが見えた。

 地面に大きく空いた穴の中では、炎弾が燻っている。そのすぐ近くの、落下時にぶつかって破壊された建物の瓦礫の下から、ゆっくりと何か這い出してくる。

 這い出してきたのは、真っ白の軍事服のあちこちを焦がしたフェルデンであった。立ち上がった彼は、瓦礫を丁寧に上から取り除いていく。その下からは、気を失ってはいるが、無事な親子の姿が現れた。

 炎弾が直撃する寸前、咄嗟に親子の前に飛び降りたフェルデンが、二人を押し転がすようにしてその場から逃れたのだ。その後、崩れた瓦礫の下敷きになりかけた二人を庇うようにして、フェルデンは自らの背を盾にして二人の命を救ったのだ。

 フェルデンの無事な姿を確認してほっとする朱音だったが、それと同時に一歩間違えれば彼が死んでいたかもしれない、という恐怖を強く感じていた。

 そして、まだ震えは止まっていなかった。

 尚もしきりに赤黒い炎弾が飛び交い、悲鳴は絶えず続いている。一瞬にして失われていく、罪もなき命。そして美しい街並み。

「クロウ! 城へ行くんだ!!」

 フェルデンが地上から声を張り上げた。

 はっとして朱音は震える手を押さえ込み、ゾーンの背から彼をじっと見つめた。

 今の状況下で、ゾーンを着地させて再びフェルデンを乗せて飛び上がることはできそうにもない。そうする時間も、場所も、そして飛び交う炎弾がそうさせてはくれないだろう。

 あちこちに上がる火の手。街が地獄と化そうとしている。

「だけど、ここに貴方を置いてはいけない・・・!!」

 朱音は泣き出しそうな声で言った。

 ここで彼を失う訳にはいかない。残った僅かな時を、彼を助ける為に捧ぐと決めた朱音には、最も辛い決断だった。

「何をしてる! 行け!! 俺もすぐ後から追いかける! 先に行って、これを止めてくれ!!」

 フェルデンの懸命な声に、朱音はぐっと震える手を握り締めて大きく頷いた。

「分かった・・・!」

 彼が初めて朱音にした頼みごと、それは、命をよりも大切なこの美しいサンタシ国を守ることだった。

(なんとかして、これを止めなきゃ!!)

 朱音はゾーンにお願いして、炎弾の当たらない高さを目指し、高度を一気に上げて舞い上がった。

 覆っていた厚い雲の隙間から明るい月明かりが差し込み、巨大鳥を天へと導く光のように、優しく地上を照らし始めている。

 フェルデンはこの惨劇の中、ゾーンの背に乗る華奢な少年王の姿を仰ぎ見て感じていた。その姿が、魔族の王というよりも、まるで救世主のようだと・・・。






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