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kurokuro 短編小説集

世界

作者: kurokuro

宇宙~パワ~

俺は宇宙冒険家だ。まぁ俺が勝手に言っているだけなのだがな。俺は、さっきまでは宇宙飛行士だった。何故、過去形なのか。ちゃんと理由はあるぞ。先ほど乗ってたロケットが爆発して、ついでに宇宙服も吹き飛んだ。それだけだ。なので俺は今、宇宙を漂っている。そうさ、冒険もクソもねぇ。だからまぁそうだな、広大な闇の空間を一人で漂流してるだけさ。ん? 何だ? まぁ~だ質問があんのか? 何で生きてんのかって? 酸素もねぇのに。簡単な話さぁ、改造人間なんだぁ俺ゃ。酸素を必要としない、生物の枠からはみ出した、化物。それが俺。なんつうか、アレだな。暇だな。ずっと暗いし、何にもできねぇし。

「ッ!」

何だ、ありゃ。光? つか、まぶし! 目が死ぬぞ! それに引き寄せされる。体が引き裂かれそうだ。意識が、持ってかれる!


ここは、何だ? 天国か? いや、宇宙だ。右肩から先の感覚ねぇ。それに左足も。あ~あ。引き裂かれちゃてんじゃん。左手は、指全部抜けちゃたし。そう言えば、痛覚も消したんだっけ? 笑えねぇ~マジで笑えねぇ。はぁ~あ。でも、生きててよかったぁ~

「?」

何だ、ありゃ。人間? ん? 羽が生えてる。

「`/)~@-[\?+=:///%-":」

何か言ってる? 聞き取れねぇ。

「8383838383838 444444」

あ? 血が、浮いてる。体に穴開けられたのか? こりゃ死ぬな。まぁでも、アレだな。死ぬ前に見れてよかったかもな。こんな、怪物。あ~そうだな。俺も、怪物みたいなもんか。



宇宙、こわ。

スーパー宇宙~パワ~

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