ヤンデレ令嬢に婚約破棄をしてはいけません
ヤンデレ令嬢に婚約破棄をしてはいけません
アレク王子「もう君とはこりごりだ。 本日をもってサイード王国第一王子アレクの名をもって、フェスク公爵令嬢ミリアと婚約破棄を宣言する」
王子の宣言を聞きミリアは「よろしいのですか?」
アレク「何がだ! 君は男爵令嬢マリアのことをいじめていると聞いているぞ!こそこそとそんなことをする女は払い下げだ!」
ミリア「アレク王子。あなたは勘違いしていません? ワタクシはマリアという令嬢を知りませんけど……」
アレク「へっ?」
ミリア「それに婚約者がいるのに手を出す令嬢がいるのでしたらワタクシだったらいじめなんてみみっちいことをしないで、直接腕を切り落として次に王子に手を出足たら次は首を落とすわよと言いますわ」
アレク「まさか。 シレーヌ伯爵令嬢とヘレネ子爵令嬢は君が殺したのか?」
ミリア「そうよ悪い?」
アレク「平気で人殺しをするような令嬢は嫌いだ! やはり君とは婚約破棄だ!」
ミリア「ワタクシはあなただけを見ていたのに…… もう一度聞きますけどよろしいのですか?」
アレク「くどい! お前とは婚約破棄だ!」
ミリア「ポチっといきます」とミリアは何かのボタンを押したのだ。
アレク「ミリアお前何をした!」
ミリア「ワタクシは王国一の錬金術師よ。あなたと一緒になれないのならこんな世界いらないわ。 だからフェルミボムの爆破スイッチを押したのよ」
アレク「フェルミボム? なんだそれは?」
ミリア「超新星爆発に匹敵するエネルギーを持つ爆弾よ!」
ちゅーどーん
その日一つの星が超新星爆発を起こしすべてが吹き飛びました。
おわり
フェルミボムとはフェルミ縮退を再現した爆弾です。
超新星爆発に匹敵する威力の爆発が起こります。
敵も味方もみんなっ吹っ飛びます。