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"にゃんだふる"シリーズ

にゃんだふる・アクシデンツ 〜ネコと人とをつなぐ者〜

作者: 久乃 銑泉

初めに、ひとつだけ。

ネコというのは、時が経てば性格も変わるものです。

よって、本編と性格違うじゃねーかっ!みたいなツッコミは受け付けません。

よろしく。



家の玄関を出たところで、空を見上げてみる。

よっしゃ、いい天気だぜ。

「行ってきまーす!」

家の方に一声かけるけど・・・返事がない。

「・・・そーいや、全員どっか行ってたっけ・・・」

忘れてた・・・

いや、大丈夫、悲しくなんかないぞ?

ちょっと虚しいだけさっ!

・・・なんか、自分で言ってて疲れてきた・・・


・・・・・・


自転車のペダルに足を引っかけ、すっ飛ばす。

お〜、いい気持ちだ!

「このまま友達の家まで突っ走るぜー!」

いつもの坂を、スーパートップスピードで通過。

で、降りきったとき、横には猛スピードのトラックが・・・って、え゛!?


キキィィィィィーッ!!・・・ゴンッ・・・


・・・・・・


そんな感じで、小六の俺はトラックにぶっ飛ばされるという大変キチョーな体験をしたってワケだ。

しかも、奇跡的に無傷というおまけ付き。

医者に、不死身かお前は、とか言われたっけか。

・・・んでもって、もうあれから22年も経った。

月日が経つのって早えーな。

あんなマヌケ全開な俺も、もう御年33歳(ちなみにもうちょっとで誕生日)。

何をどう間違えたか探偵なんてやってる、まだ独身なのがちょっと悲しい(泣)社会人だ。

どっかに良い女性・・・いや、この際高望みはすまい、俺なんぞを気に入ってくれるような、超ド級に心優しい女性はいねーかな?

いねーか、やっぱ。

・・・と、そんなことはどうだって良い。

今は、ビミョーに厄介な依頼を持ち込んできてくれた、このお客の話を聞いてやるとすっか。

『それでですね、謝礼はたっぷりと弾みますんで、何とかしていただけないでしょうか?』

『・・・謝礼が何かによるぜ。言っとくが、ネズミ百匹なんてごめんだからな。』

俺の事務机を挟んで反対側には、ネコが一匹。

イスの上で、そのクロブチな毛並みの体を丸めている。

と、そのネコがもう1度口を開いた。

『・・・人間の使うお金で、百万円に相当する物、でどうですかね?我々ならば用意できますよ。』

ちっ、ネコのくせに、人間くさいのは言動だけじゃねーと?

そーいや、どっかのネコバカな金持ちの家で飼われてんだっけ、こいつ。

それなら、100万円はあながち嘘でもねーか。

・・・ま、貴重な客だしな。

せいぜい丁重に扱ってやるか。

『よっしゃ、その仕事、引き受けてやるぜ。・・・で、その退治するってネコはどこにいるんだ?』

『どうも、ありがとうございます。それでそのネコですが、あの電車とかいう乗り物で二駅・・・』

はぁ、なんで探偵家業でネコ退治なんてしなきゃなんねーんだろうな。

・・・いや待てよ、ただのネコ退治で百万円って、とんでもなく割良いんじゃねーか?

よし、やる気出てきたぜ!

・・・おいそこ、冷たい目でこっちを見るな。

別に良いじゃねーかよ、こちとら万年金欠病なんだ、百万円は年収単位の大金なんだよっ!

って、次は哀れみの視線かっ!

・・・いや、ホントやめてくれ、マジで悲しくなってくる・・・


・・・・・・


「それにしても、金色のネコってなぁ・・・」

んなもん聞いたことないぜ。

・・・ん?

なんだ、早く説明をしろ?

何のだ?

・・・ああ、そーいや言い忘れてたな。

ネコと話してた、あれか。

あれは・・・そうだ、さっき事故の話をしただろ?

あん時に頭をミョーな打ちかたしたらしくてだな、ちょっと変わったことができるんだよ、俺は。

“ネコ語”が話せるんだ。

・・・っておい待て、何故そこで引く!?

さっき話してただろーが、信じろよ!

・・・はぁ・・・とにかく、あーやってトラックに弾き飛ばされてから、俺はある種の超能力者になっちまったらしいんだな、これが。

初めは全く気づいていなかったんだが、ある日目の前に二匹のネコしかいない状況で、しゃべり声が聞こえたんだよ。

しかも、聞こえたセリフが・・・

『そこ歩いてるヤツ見ろよ、耳でかいぜ、耳!』

『あーホントだー、ハハハ、だっせー(笑)』

これだ。

反射的にネコ二匹ひっつかんで塀のむこうにポイしたぞ、あの時は。

・・・何を隠そう、おれって結構福耳気味なんだよな。

別に人間を超越したレベルにデカいわけでもないし、今は髪の毛長いからパッと見は分からねーよ、だから覗き込もうとすんな。

んで、そうやって生意気なネコ共に制裁をくわえてスッキリして、そこで初めて今の現象がいかに超常なもんかってことに気づいたわけだ。

・・・自分で言うのもなんだが、俺ってワンテンポと少しズレてるよな。

とまぁそういうことで、あのとき初めて自分の力を知ったんだ。

それからすぐにネコ語を話せることにも気づいて、それを探偵としての仕事に使ったりしていると近隣のネコの中ですっかり有名人になっちまって、んでもって今に至る、だな。

・・・お、ここか。

やっと目的地に着いたみたいだ。

えーと、あの黒いブチのネコ(名前は確か・・・クロブチ、だったか?・・・そのまんまな名前しやがってコンニャロ)の言うとおりだったら、大抵いつもこの空き地にいるはずなんだが・・・

『あ、こんなところに人が来た・・・』

『おー?ホントだね、珍しいの。』

白っぽい三毛猫と、頭としっぽだけ白い黒猫がいるだけか。

まぁいい、とりあえず情報収集だ。

『おい、お前ら・・・そうだ、そこの二匹だ。聞きてーことがあるんだが、ちょっといいか?』

『しかも、ネコ語しゃべってる・・・』

『別にいいの。ちょうど暇だったのね。』

よし、助かったぜ。

ま、ネコにこう言って、断られることなんて稀だからな。

基本的にネコってのは、悠々自適に生きてるもんなんだ。

『ここらで、金色のネコ見かけなかったか?めちゃくちゃ喧嘩が強いって話なんだが。』

『あ、それ、カケルさんだ・・・』

『金色なんて滅多にいないし、カケルさんで間違いないと思うのね。・・・で、カケルさんがどうかしたの?』

よっしゃ、ドンピシャだぜ。

・・・しっかし、カケル“さん”、か。

やっぱし、人気ある、もしくは尊敬されてるネコみてーだな。

で、あのクロブチとかいうのが悪もん、か。

大体構図は読めてきたんだが・・・百万円は捨て切れねーな。

・・・なんせ、俺の明日以降の空腹度に直結する問題なんだ、そう簡単に妥協できるかってんだ。

『で、そのカケルとかいうネコが今どこにいるか、分かるか?』

『この時間帯なら・・・リリさんのところかな・・・』

『リリさんっていうのは、多分カケルさんのお母さんなネコね。でも、カケルさん何も言わないから分かんないの。』

・・・しかも、母親と一緒、か。

ううう・・・余計やり辛くなったじゃねーかクソ。

ああもう、百万円だぞ、百万円!!

気を取り直してレッツラゴーだぁっ(喝)!!


・・・・・・


あの2匹のネコに聞き出したところによると、そのリリというネコは、アパートの裏手に住み着いているらしい。

ちょっとした物置スペースみたいなのがあって、そこで雨露をしのいでるんだとか。

・・・で、あれがそのアパートか。

できれば穏便に済ませたいところなんだけどな。

足音を忍ばせ、裏手へ。

いや、別に、リリとかカケルってネコに気づかれないように、というワケじゃない。

・・・アパートの住人に見つかるとマズいだろ、これは。

どっからどー見ても不審者じゃねーか。

俺はこう見えても、まだ一回も通報とかされたことねーんだぞ?(や、当たり前か)

・・・ってちょっと待て、メチャクチャ意外でした、みたいな顔すな!

はぁ・・・お、あれか。

あの、自転車置き場みたいな屋根の突き出てるやつが、例の物置だな。

確かに雨ぐらいはしのげそうだ。

・・・んでもって、お出迎えが1匹。

金色のネコ(おお、マジで金色だ、ゴージャスだ)・・・ってことは、

『なるほど、お前がカケルってネコだな。』

『うわ、人間がネコ語しゃべってるよ、びっくりだね!』

・・・あ゛〜・・・やべ、俺が一番苦手なノリだ、こいつ、多分。

それにしても、思ったより大分と若いじゃねーか。

1歳ぐらいか、人間だったら10歳と少しだな。

『ま、たまにはそーいう人間もいるだろ。』

『ふーん。・・・で、不審者一年生みたいなおっちゃんが、ここに何か用でもあるの?』

こいつ・・・色々抜きで殴り飛ばしたくなってきた・・・

『・・・あ、ああ、ここっつーか、お前に用があるんだよ。』

あと、このネコ・・・説得に応じるようなヤツじゃなさそーだ。

見た目の数倍は頑固だろーな。

『僕?』

『その通り。で、率直に言うんだが、ここから出てよそに行ってくれねーか?お前がいるせいで、迷惑してるって言うやつらがいるんだ。』

『僕何にもしてないよ〜』

自覚無しか?

いや、あんまり大したこととは思ってねーだけか。

『・・・お前、この前2、30匹ネコ叩きのめしただろ。』

『あー、あれね。だって、あのネコたち、寄ってたかって友達をいじめてたんだもん!』

・・・何より驚きなのは、このネコに自覚があったことだぜ。

クロブチが大げさに言っただけかと思ってたんだが・・・

『しかも最後には50匹ぐらいになってたんだよ!』

逆だったみてーだな。

・・・つーかなんだ、こいつ、マジでネコか?

ネコ50匹いたら、同数の人間でも倒せるぞ?

『あ、もしかしておっちゃん、あのネコたちと一緒に仕返ししに来たの?』

『別に仕返ししに来たワケじゃねーよ。それに頼まれはしたが、一緒に来たんでもないぜ。』

『それじゃ、おっちゃんの周りにいるネコは?あの時のネコたちの仲間だと思ったんだけど。』

『・・・マジですか。』

おいおい・・・あとつけられてたってことかよ。

なるほどなるほど、そこまで信用ならんかね、俺は。

『・・・そこ2匹、出て来やれコラ。隠れているのは分かっとる・・・つーか、今分かった。』

『隠れたネコを見つけるなんて、あなたも只者じゃないですね。』

『さすが、ネコ語を話すだけはある、ってなぁ。』

や、それは全くもって関係ねーんだが。

『君たちも僕に用があるの?』

『俗に言えば・・・仕返し、ってぇヤツか。』

『私たちのプライドに傷を付けておいて、何事も無く済むと?・・・とんでもない。』

ネコってのは、プライドもへったくれもねーぜ、みたいなヤツが多いんだが・・・

『それじゃ・・・ごめんなさい、僕が悪かったです。許してください。・・・これでいい?』

・・・ほら、な?

『てんめぇ・・・ふざけてんじゃねぇぜ・・・』

『余裕を見せたつもりでしょうがね、こちらも、何の手も打っていないわけではないのですよ。後ろを見てみなさい。』

あーあ、逆効果、か。

言い方にも多少問題があったと思うけどな。

で、後ろを向いてみると・・・おお、壮観。

何十匹ってネコがぞろぞろと出てきやがった。

『あっ、お母さん!大丈夫!?』

・・・で、あの先頭でぐったりしてる真っ白なネコが、リリってやつだな。

なんであれからこんな金色が生まれんだ?

『・・・というわけですよ。』

『俗に言うと、人質ってやつだなぁ。母親をどうにかされたくなかったら、こっちの気が済むまで殴られるこった。』

ホントにこいつらネコか?

やってることが人間と同じじゃねーか・・・

・・・と、初めに出てきていた2匹が、カケルに飛びかかってきた。

なんだ、こいつが下向いて震えてるのが、肯定だとでも受け取ったらしい。

ま、俺は別に手を出さねーよ。

こいつが呟いてた言葉、俺にはしっかりと聞こえてたからな。

なんせ、“許さないよ・・・君たち・・・”だぜ?

『親をとっちまえば、テメェなんザガフッ!?』


チュドーン!!


お、1匹目。

見事に飛んでったな。

『なっ、ちょっと待ってくだサグボォッ!!』


ドゴーン!!


んで、2匹目。

みょーな悲鳴を残して垣根の向こうへホームラン。

・・・しっかしこいつ、マジで強えーな。

一瞬にしてネコパンチで2匹のネコをぶっ飛ばしやがった。

ネコパンチだぞ、ネコパンチ。

『くそっ、あいつ、舐めやがって!!』

『こちらが本気だということを見せてやれ!』

あー、あちらさん、人質(いや、ネコ質か?)に手を出すみてーだな。

カケル(呼び方コロコロ変えんのもめんどくせーし、次からはこれで統一するか)が急いで向かうが、さすがに間に合わなさそうだ。

・・・この際、手伝うか。


ヒュンッ、バチッ!!


『ギャッ!』

白ネコをひっかこうと爪を出していたブチが、悲鳴を上げて倒れる。

・・・で、何したかってーとだな、石飛ばしたんだよ、小石。

俺のジーンズには大量の石つぶてが仕込んであんだ。

まあ職業柄、何かしらの護身手段は必須だしな。

下手な銃なんかよりはよっぽど早いし強いぜ。

『しまった、あいつも敵にまわったのか!?』

『くそっ、早く人質をグアッ!』


ベキッ!ズゴッ!!ドガーン!!!


白ネコの周りを取り囲んでいたネコ共を一瞬で吹き飛ばし、カケル到着。

『お母さん、大丈夫!?お母さん!』

一所懸命に話しかけているのはいいんだが、周りが全く見えてねーな。

あ、いっせいに飛びかかられ・・・


ズガベゴドゲグシャガキボコズゴーン!!!!


たけど飛びかかったやつらは全員ぶっ飛ばされた。

こうなるともう、映画か何かみてーだ。

昔見た、銃弾をビンボーダンスで避けるやつ、あれだな。

『な、なんなんだコイツはぁっ!?』

『に、逃げるな、取り押さヘブッ!!』

おー、もー1匹飛んでったぞ。

もうこっちに注意を払う余裕もねーみてーだな。

・・・よし、しばらく傍観に徹するか。


・・・・・・


さて、ケンカ(一方的な蹂躙とも言う)が終わって10分と少し。

『ありがとうございます、なんてお礼を言ったらいいか・・・』

『あー、いや、別に・・・』

『いえいえ、何かお礼をしなければ!』

・・・なんかお礼責めにあっている俺がいた。

いやなに、子供が異常な割に、母親はけっこーまともだったりするんだよな、これが。

そんなワケで、カケルから一部始終を聞いたリリさん(もちろんネコだから年下なんだが、精神年齢は向こうの方が上なんで、さん付け)が、俺に頭を下げ続けているという、困った状況が完成。

・・・や、まさか100万円に釣られて向こうに荷担しようとしてたなんて、口が裂けて開ききっても言えねーよ。

『なんでも言ってください、私たちにできることなら、何でもしますから!』

・・・あ、そうだ、いいこと思いついたぞ。

『お前たちさ、俺ん家に来ねーか?最近ネズミが多くて大変だったんだ。』

『そ、そうですか、それならば是非、ネズミ取りをさせていただきます!』

もちろんこれは方便。

こんなとこ住んでねーで、俺ん家に来た方が落ち着くだろ。

・・・ネズミがいっぱいなのは事実だったりするんだけどな。

俺ん家、ボロいし。

『さっそく、準備をしてきますので!』

タタタ・・・と物置の方へ駆けて行くリリさん。

その姿が見えなくなった途端に、カケルが話しかけてきた。

『なんかよく分からない内に話決まっちゃったけど、ありがとね。』

『・・・ネズミはかなりいるからな、重労働だぜ?』

『それでも、横と上に壁がある家は嬉しいよ。』

なるほど、こいつは分かってたみてーだな。

『んじゃ、これからしばらくはよろしくな。』

『うん、こちらこそ、ね。』

よっしゃ、めんどくさそーだが、同じくらい楽しそーな家族が増えたぜ。


・・・・・・


・・・結局、カケルが俺ん家にいたのは1ヶ月ほどだった。

なんでもリリさんは病気だったらしく(獣医に連れていこうかと言ったが、自然に死にたいと言って譲らなかった)、家へ来て1ヶ月で死んでしまったんだ。

ちなみにその時、カケルはずっと泣かなかった。

ネコが泣くのは確かに珍しいが、無いワケじゃない。

なんでも、リリさんに“自分が死んだときにもし泣いたりしたら、末代まで祟る”とか言われてたらしい。

普段ははっちゃけた言動をしないネコだったんで、それを聞いたときはかなりびっくりしたっけな。

・・・ま、それでもカケルは、本当に悲しかったんだろう。

“ここにいるとお母さんを思い出す”と言って、リリさんが死んですぐに出て行っちまったんだ。

・・・んでもってしばらく音信不通だったんだが(あのカケルだ、別に心配はしてなかったさ)、家を出てまた2ヶ月たった頃にふらっと現れてな、“今は日民家というところで飼われてて、翔太と名乗っている”って言うんだよな。

ま、なんにせよ楽しそうな顔してたし、ちょくちょく遊びに来るからな、こっちとしても文句はねーよ。

次にあいつに会うのが楽しみだぜ。

・・・あ、でもそーいえば、住んでるアパートが変わったって伝えるの、忘れてたっけ・・・



大体の方はお久しぶりもしくはこんにちは、もしかしてごく少数の方ははじめまして、久乃 銑泉です。

本編の後書きで書くと言っておりました、翔太と隆文さんとの出会いですね。

楽しんでいただけたでしょうか?

・・・ちなみに、この物語に対して言うことはほとんどありません。

基本的に伏線回収のお話でしたので。

なので珍しく、こんなもんで後書きを終わらせていただきます。

読んでくださり、ありがとうございました。


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