一話目ノリと異世界
「よう雄大」
「フッ涼太か、ククク、我を脅かそうという魂胆か?」
「いや、何?その中二病っぽいの」
「あ、ばれた?」
「いやー、そりゃ中学からの付き合いですから」
「だりーなー、宿題、数学の山中さ、まじで宿題多くね?」
「だよなー」
「おいっそこの君たち、トラックが来てるぞ!」
「「あ」」
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目を開けるとそこのは・・・・・
「「知らない天井だ」」
やっぱりテンプレだね!
「ホホホ、見事なシンクロじゃな」
「すいませんここって何処ですか?やっぱり天国ですかね」
「ククク、そうじゃ、ここは我の領域だ!」
「お主、神じゃ無かろう?」
「すいません!」
「いや、いいんじゃよ。それよか用件を言っていいかの?」
「いや、俺が!」
「いやいや、俺が!」
「いやいやいや、ワシが・・」
「「どうぞどうぞ」」
「なんじゃい、これ?まぁいいか、要はお主等はトラックに引かれて死んだんじゃな?これが予期せぬもので久しぶりだから対応が遅れたんじゃ、なのでお詫びとして、異世界へ行ってみらんかのぉ?」
「「さぁ、行こう!」」
「少しは待ってくれんかの?」
「「さぁ、特典を!」」
「ん?まぁいい、何で知ってるのかは解らんが此処から選ぶのじゃ」
そう言うと俺等の前になんつーか、こう、近未来のタブレットぽいのが表れた・・・ので早速選ぼう!
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「うーん」
「なんじゃい?」
「何か、新しいの創ってくれませんか?」
「良いぞ」
「んじゃ、〔万物創造〕ってのを宜しく!」
「いやダメだろ!それやばいヤツやん!」
「良いぞ」
「いいんかい!なら俺にも」
「おい!あんだけ言っとってお前もかい!」
「貰えるものは貰わなきゃね」
「ところで、ステータスってここで開けないの?」
「開けるぞ」
「「ステータスオープン」」
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名前:日野雄大
種族:人
Lv:1
HP240/240
MP140/140
力80
魔力35
俊敏60
スキル:〔万物創造〕〔言語翻訳〕〔アイテムボックス〕
称号:異世界人
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「どうじゃ?スキルはついておるか?」
「はい、そろそろ送って貰えませんか?」
「解った、じゃあ頑張ってな」
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「おお、すっげ俺等異世界に来たんだな」
「ああ」
「「神様、転送場所間違えてません?」」
はい、目の前にはドラゴンです、やばくない?