表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カネミツ・ユウキの魔法銃レポート  作者: 射月アキラ
本論三・バカと天才は紙一重だ。
39/53

07

 離れすぎては〈ワシリーサのしるべ〉の本体から標的にされかねないし、近すぎても突進や火柱が襲いかかってくる。ひとまず安全圏に入ったところで、カネミツは一度顔の汗を拭った。

 不得手な距離で、時間を使いすぎた。

 ちらりと上方へ視線を向けてみれば、地下都市の内壁付近で〈ワシリーサのしるべ〉のミニチュアたちがわらわらと蠢いているのが見える。ドーム状の内壁を地上から〈ワシリーサのしるべ〉まで走ったとして、その半分をすぎたところだろうか。

 おそらく、オキツグはすでにその場所まで辿りついているということだろう。

 時間は限られている。

 オキツグが〈ワシリーサのしるべ〉の本体に辿りつけば、介入者はカネミツの目の前で焼き殺されてしまうだろう。

「へっ……本番はここからってか……」

 介入者へと視線を戻し、カネミツはライフルを肩から降ろす。

 己の魔道を貫くための相棒を。

「コイツは動作不良なんざ起こすような、優しい造りはしてないぞ」

 数秒後、火球と火柱は再び激突する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ