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冒険者の散歩

作者: 縁側之猫

散歩、それは気晴らしだったり

ペットや主人の肥満防止の運動だったり

季節を楽しむリフレッシュだったりするもの。


人それぞれ定義は違うがいろいろあるものだ。


俺の場合は竜種と共に走ったり

各地にあるダンジョンの最深部へ行ってみたり

はたまた王城の王の間へ行ってみたりだ。


普通はそんなものを散歩と呼ばないって?


そうは言うが散歩なんだ。


冒頭語ったように


気晴らしだったり。


ペットの散歩だったり。


自身の肥満防止だったり。


季節を感じる為だったりする。


それでも無理があるって?

そうかもしれないが

俺の場合は事実だから仕方が無い。


たとえ散歩の最中に

ゴブリンの巣を突っ切ろうが


迷宮の奥底で牛魔の肉で焼き肉しようが


罠を華麗に回避してお宝を手に入れようが


毎年恒例の叙勲式に克ち合おうがだ。



散歩と定義すれば散歩なのだ。



まあ広義の意味では普通と違ってもだ。


我々冒険者は


村人の家に上がるのも


閉鎖された鉱山に入るのも


街道沿いで頻繁にイベントに遭遇するのも


毎度攫われる姫を助けるのも


散歩の一つ在るべき形。


それが冒険者らしさだろう。

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