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転生直後 座り込んで涙を流している美少女が助けを求めていたので下心全開で助けに向かった結果

掲載日:2026/02/22

「よし、転生完了! ……おやおや?」


視界が開けた瞬間、俺の目は釘付けになった。

お決まりの如く、道端に座り込み、肩を震わせて泣いている一人の美少女。


(間違いない、俺のハーレム……いや、パートナー第一号だ!)


俺は下心を「親切な紳士」という仮面で隠し、颯爽と歩み寄った。


「すんすん……うっ……」

「はーい、美しいお嬢さん。こんな所で一人でいては危険ですよ。良ければ街までお送りしましょうか?」


美少女が顔を上げる。その瞳には涙が溜まっていた。

「それが……足を怪我してしまって……動けないんです……」


「そ・れ・は大変だ! どこを? さあ、見せてごらん」


美少女は「もっと近くに」と言うように、小さく手招きをする。

(ふっふっふっ、これはイベント発生だな!)


俺が顔を近づけた、その瞬間。


グサッ!!


「あが……が……ごぼ、ごぼ……」


喉に焼けるような熱さが走る。

美少女の手には、俺の首に深々と突き刺さった短刀が握られていた。


「バタッ」


地面に崩れ落ちる俺を見下ろし、少女は涙を拭うことさえせず、冷ややかに笑った。


「まったく、甘ちゃんなんだから。ちょうど転生装備を新調したいところだったのよ。カモがネギ背負って……ありがと♪」


(完)

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