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マンションの深夜に

 僕は、原稿用紙の上に、万年筆を置いて、ひと休みした。何だか、発想が湧いてこない。スランプか?いっそのこと、今度の推理小説は、犯人を俺にしてしまうか?けっこう、意外性があるかもしれない。それとも、宇宙が真犯人というのは、どうだろう?無重力状態で、被害者を爆死させるっていうのは?考えているうちに、何だか馬鹿らしくなってきた。ちょっと気分転換でもするか?そう思って、僕は、机を立ち、小銭入れを握りしめて、マンションの扉へ向かう。自販機なら、マンションの玄関にある。ブラックの缶コーヒーで目を覚ますか?そう考えながらマンションの扉を出た。そこで、小銭入れの中身を確かめる。何?10円足りないじゃないか。慌てて、財布を取りに行こうと、目の前の扉を開こうとする。

 鍵が、掛かっている。

 俺、一人暮らしだよな?

 誰が、内側から、鍵、掛けたんだ?........................。

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