回復
傷ついてない人はいない
傷の無い魂なんてない
誰の心に触れても思う
泣いている小さな子どもたち
私ひとりでは手に負えなくて、伸ばした手を引っ込める
私が経験してきた痛み
乗り越え方を知っていても
簡単ではない
この星に降りてきた、たくさんのヒーラー
皆できる限りの力を尽くしている
けど、追いつかない
ヒーラーは、人一倍ヒーリングが必要
医者の不養生
野戦病院から設備の整った新設病棟になっても、医師が足りない
いや、患者が多すぎる
重症の患者が次々と運ばれてくる
この星は長い間、酷い状態に置かれ過ぎた
魂は捩れ傷つき、回復には時間がかかる
ヒーラーが寄り添って長期のリハビリが必要な魂ばかり
仕方ないから、生まれ変わるのが一番手っ取り早いと思う
今世だけの生き直しでは難しい
命を捨てろとは言っていない
転生を視野に入れて長期的な回復を目指す
人の痛みを理解できて、治療法を知っていても
それを本人に伝え、本人が気づいて理解して、回復を望み治療を受け入れて前向きに取り組むか否か
困難な道のり
まず詳しい病状、現状を探り分析する
その人に合った治療法の提案
それを本人が聞き入れるように伝える難しさ
苦しんで心が血を流していても、受け入れない人もいる
助けて、と叫ぶ魂を完全に無視して死んだ心で生きている
死んだように生きている
本人に治療の意志があって、現状を理解していても何度も繰り返し病状は悪化する
引き戻される
自分の傷と向き合うことは、とても辛い
傷を開いて、消毒して、塞がるまで痛み続ける
本人の回復したいという、強い願いを保ち続けてもらわなければうまくいかない
ヒーラーたちは疲弊している
私も、少し疲れてきたけど
ヒーラーには、守護の存在がたくさんついて後押ししてくれている
私にもありがたいことに、あらゆる応援、支援が与えられている
そして、及ばずながら寄り添って回復させてきた相手の守護存在からの感謝やお礼もいただく
その人本人からではなく、その人のご先祖や守護存在からだ
本人は知らん顔なのが何とも可笑しいのだが
思いがけないギフトとなって、私に還ってくる
金品や体験、言葉や奇跡だったりする
私の回復のために役立てるようにと
とても感謝している
私の守護存在や見えない存在からの思いやりに心が癒される
決して私ひとりの力ではない
皆の協力と応援、智恵、手を貸してくれるからできる
ありがとう、感謝しています
私に人を癒す機会と力を与えてくださることに、心から感謝します
私を祝福の水路として導き遣わせてもらえる人生に歓喜の涙です
この場を借りて、お礼申し上げます
本当にありがとうございます