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宇土の大木  作者: 無能3245
第1章 新島学園編
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第3話 オリエンテーションIN山科 前編

2018年1月12日朝9時、武道館前に集合した新年生達。

格闘科260名、トレーナー科25名、教授と引率者含めて300程が集合していた。

…え、トレーナー科の生徒少ないって?1回生からトレーナー科でトレーナーだけ志望してるのはむしろ少ない。それにトレーナー科の1回生は2回生になるまで最低1回は試合に出ないといけないから半分競技者であり格闘学科とは大差がない。格闘学科の学生の内、勝てなくなっていった学生が競技者を諦めたり、留年回避のためトレーナー科に編入するのが格闘学部あるあるらしい。山門トレーナーも1回生の時4連敗したから2回生のときにトレーナー科に行ったとタロー先輩言ってたし。


因みに、今回の教授陣は新島副学長を除く格闘学部の全教授も参加する。水島教授が引率責任者として同行する。格闘学部の教授達は以下の通り。(あだ名はタロー先輩情報)


新島矢恵

61歳。

副学長、格闘部の名誉教授でもある。今回のオリエンテーションは不参加。

生徒からのあだ名は女帝。

競技者として柳生と五分にやり合ったと言われる天才。

得意スタイルはオールラウンダースタイル。

元競技者で、元Sランカー。


水島やよい

58歳。

教授。格闘部のまとめ役。新島副学長の右腕。

生徒からのあだ名はマッド。

得意スタイルは打撃スタイル、薬硬による特殊技能スタイル。

元競技者で、元Bランカー。


山口駿

44歳。

教授。今年は格闘学科の主に1回生と4回生を主に担当。

生徒からのあだ名はゴリラーマン。

得意スタイルはストロングスタイル。

年1出場のCランカー(元Bランカー)。


田中達也

49歳。

教授。今年は格闘学科の1回生と2回生を主に担当。

生徒からのあだ名は紳士。

得意スタイルはオールラウンダースタイル。

元競技者で、元Bランカー。


今井まこと

64歳。

教授。今年は格闘学部の主に1回生と3回生を主に担当。

生徒からのあだ名は笑う偽老婆。

得意スタイルは一撃必殺スタイル。

元競技者で、元Aランカー。


宮本武蔵

35歳。

教授。今年は格闘学部の主に1回生を主に担当。

今現在の教授陣では最も強いと言われる。

生徒からのあだ名は最強の2刀流。

得意スタイルは持久戦スタイル、一撃必殺スタイル。

現役競技者でもあり、Bランカー(元Aランカー)である。


青山さくら

48歳。

教授。トレーナー科を担当。 A級トレーナー。

あだ名は鬼トレ。

競技者として現役の時もあったが、学生の頃からトレーナー志望が強く、トレーナー業の副業として競技者をやっていた。様々な技を試すためオールラウンダースタイルで試合をしている。

現役トレーナーでもあり、現役Cランク選手でもある。競技者、生徒にも地獄のメニューを課したり、叱責が激しい。


松岡修二

39歳。

教授。トレーナー科を担当。A級トレーナー。

あだ名は激アツ。

元競技者、元Aランカーであったが怪我が多かったのと元からトレーナー業にも憧れがあり若くして引退。現在は現役トレーナーでもある。いつもアツいが、たまに根暗に。

得意スタイルは相撲スタイル。


新島七五三太(しめた)

27歳。

助教授。

新島矢恵の息子。

現役Aランカー。

ばりばりの現役のためあまり学園にはいない。

生徒からのあだ名は超人。

得意スタイルはオールラウンダースタイル。


稲岡みなみ

33歳。

助教授。

元Bランカー。

生徒からのあだ名はインラン、ハニートラップ。

得意スタイルは持久戦スタイル。


廣垣進

31歳。

助教授。

現役CランカーかつB級トレーナー。

生徒からのあだ名はもやし、最弱の2刀流。

得意スタイルは一撃必殺スタイル。


「え〜、皆さんはしまめまして。私が格闘科の教授で引率責任者の水島だ。よろしく。」…

「さて、このオリエンテーションだが注意点が3つ。怪我しない、私闘禁止、関係ない一般人を巻き込まない。以上だ。もし分からないことあれば我々教授、または助教授に相談すること。」

「話は以上。あとはそこのバスに乗り込んで出発だ。席順は各自配布されたプリント通りだ。席が分からなければバス前にいる教授達に聞くこと。」

こうしてバスに乗り込み、大きな問題がなく出発した。

柳原とは人混みの中で見つけることができず、同じバスではないようで会うことはなかった。


バスの中は最初の10分こそ賑やかだったが、教授の注意もあり静かになった。隣の人と喋ったり、寝たり、音楽を聞いたり、本を読んだり。カズの隣の奴は挨拶はしたもののすぐ…に寝ていた。カズは寝技、組技に関する本を読んでいた。


バスが発進してから1時間半、バスは到着した。

時刻は11時を回っていた。バスを降りた後、荷物を置きに泊まる部屋へ。3人部屋で俺も含め3人、全員男性。田村と谷口とそしてカズで1部屋であった。

新島学園と繋がりが強いホテルであったみたいで教授達とホテルの支配人らしき人と話をしていた。


12時昼食の時間となった。

バイキング形式の食べ放題飲み放題のため、山門トレーナーからのメモを参考に飲食した。

昼食後、14時までホテル内の自由時間。

カズは屋上にてストレッチをしていた。

「…少し失礼してよろしいでしょうか?あなたが吉岡さん?…初めまして、柳原もえです。山門トレーナーから話はいってますか?」

「うん、トレーナーから話があったー。僕は吉岡和彦、よろしくー。」

「(え、トレーナーから聞いてたけどこの人でかいのに言葉遣いが…。まぁ、トレーナーも気にしないでとは言ってたけど、これは…)え、ええ。よ、よろしく。」


2人は話を軽く交わし、ロビーに向かった。

14時からは山科観光。山科の北側の蹴上、平安神宮などに寄り17時に再びホテルへ。


ホテルに戻った後、地下に設営されたリングの所へ。

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