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宇土の大木  作者: 無能3245
第1章 新島学園編
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第2話 トレーナー契約

よろしくお願いします。

入学式の翌日の1月9日、タロー先輩の家に集合し、タロー先輩が所属するトレーナーがいる場所へ。

「山門トレーナー、こんちわ。俺の後輩の吉岡を連れてきました。」

「お、連れてきたか。この子がそうなのか。初めてまして、俺の名は山門勲(やまかど いさお)、3回生だ。よろしく。」

「は、はじめまして。今年入学しました吉岡和彦です。よろしくお願いします。」

「うん、吉岡くん、それにしてもこうして見ると背が高いね。180の俺でも見上げるほどか。タローから聞いてるが是非練習に、と言いたいが今日は見学でいいかな?」

「はい。」

「(うん、言葉は幼そうだが、素直だな。見た目に反して中身はお子様?)あそこに組手してる男女2人組が俺のトレーニングを受けてる選手たちだ。ちょっと集合かけるから待ってな。…よし、おまたせ。では自己紹介を頼む。」

「初めまして、秋田智則です。3回生です。よろしく。」

「初めまして、牧田優です。4回生です。よろしくね。」

カズも自己紹介したあと、再び2人は組手へ。

「あと、2回生のサブトレーナーがいるが、あいつは牧田さんの次戦相手の偵察に行ってる。明日戻ってくるが、挨拶はまた別の日で頼む。」

「はい。」

「あ、そうそう。俺と契約する申請はオンラインではなく格闘学部の事務室で受付してるからそっちでお願い。あと、単位登録の確認にも行った方がいいよ。」

「はい、わかりました。」

「タロー、付き添い頼むわ。」

「了解です。」


こうして、タローとカズは格闘学部の事務室へ。

山門トレーナーとの契約を済ませ、単位登録の確認も終え、教科書、筆記用具類を購入した後昼食へ。

そこに山門トレーナー達と合流し、共に昼食にした。


「俺の所に来てくれてありがとな。これからはカズと呼ぶからよろしく。俺のことは山門トレーナーと呼んでくれ。事務室で説明を受けたと思うが、試合で獲得した賞金の20%は俺ともう1人のサブトレーナーの収入になる。残りはカズが管理することになる。あと、同じトレーナーに所属する選手同士の試合はない。あと分からないことなどは俺でもいいし、先輩達に相談して欲しい。」

「はい、ありがとうございます。」

「とりあえず今日は昼食後は解散だ。俺は各所回らないといけない用ががあるし今日はもう道場使えないし、他の選手達は各自別メニューこなすからな。」

「トレーナー、トレーニングはいつから出来るのですか?」

「そうだな、新入生は明日、健康診断。11日は教授との対面式と格闘科専用の施設案内。12日、13日は山科の方にオリエンテーション。14日は休日で学校自体空いてないから次に俺のところにくるのは15日になる。その時に練習を開始する。」

「トレーナー、僕達4人以外で山門トレーナーの選手はいないのですか?」

「今年はとりあえず選手は全員で5名になるかな。残りの1人は新入生を入る予定だ。名前は決まってから教えるが今日の夕方までに決まるからその時に連絡する。会えるとしたら前期開始日である15日以降だが同じ新入生だから健診では分からないがオリエンテーションでは会えると思う。その時は挨拶くらいは頼む。」

「あと、タローから聞いたと思うが、俺の所属になると所謂田中派と呼ばれるようになる。俺は田中教授のゼミに所属している。トレーナー科でも格闘科のゼミに入れるし、トレーナー科のゼミは少数精鋭で倍率高くてダメだった。…同じ田中派の学生とは協力関係にもなれるが他の派閥、特に水島派とはあまり協力関係にはなれないから、いや、敵対関係と言ってもいいと思うから喧嘩にならないように気をつけてな。」


…こうしてトントン拍子で山門トレーナー所属となった。タロー先輩も含む他の選手達はトレーニング、カズは初等科時代に知り合った他学部の学生と共に大学全体の施設周りをした。夕食をとり帰宅後は自宅で筋トレと技の練習など。


1月10日、この日は健診の日。朝10時から2時間検査、16時までに結果が出るのでそれを受け取る。


この健診はドクターチェックと似ているが競技者でなくても年1回受けなければならない。身長、体重、視力、聴力、心電図、検尿、検便、血液検査など。年齢によって項目が増える。試合前のドクターチェックでは検尿と血液検査が主な項目である。


それらを済ませ、検査結果を受け取り、帰宅した。

昨晩、山門トレーナーから例の新入生は加入決定したと連絡きた。柳原という女性であの柳生の分家にあたる家柄のお嬢様?らしい。連絡はあったものの結局今日は会えなかった。タロー先輩達とはすれ違うこともなかった。タロー先輩達は明日以降で健診、健診場所は同じく武道館であったので先輩達は自主トレーニングをしていた。

検査結果は194cm/91kg、良好であった。


次の日、山科へ1泊2日のオリエンテーション。期待と不安感があったが、慣れない学生生活のせいか寝るのが早かった。






また来週、投稿予定です。

(ストックがないので連投できないのが辛いです。)

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