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宇土の大木  作者: 無能3245
第1章 新島学園編
10/16

第7話 デビュー戦

前回長かったせいか今回は短めになりました。

2018年2月17日、2月の第3土曜日は1回生の試合の日であった。カズの試合開始時間は昼前である11時20分。


11時頃、控室にて。

「…アップはもう少し軽めにしておけよ。…よし、あと5分ほどで入場時間になる。最終確認だが、今日のデビュー戦はトモとタローの練習試合を思い出せばいける。…いいな、練習通りだぞ。」

「はい。」

選手入場になり、試合へ。入場は思ったよりは静かであった。…あ、あそこに先輩方がいる。

よし、頑張るぞ~。


試合:Eランクデビュー戦10 2R3分/R


赤コーナー

武沢 孝助選手 16歳178cm/73kg

新島学園所属


青コーナー

吉岡 和彦選手 16歳194cm/91kg

新島学園所属


リングに上がり、レフェリーが簡単にルール説明。武沢選手はガンを飛ばしたり、目を合わせられないチキンが~っと言ってきたり、中指立てたり、してたが、負け犬の何とかにしか聞こえない気がするのは気のせいか?試合前で勝った気でいるのは良くないか。トレーナーも練習通りって何度も言ってくるし。


試合が始まった。おらついてる武沢バカ選手を前蹴でウィナーサークルから吹っ飛ばし、カズはサークルのど真ん中へ。フェイント入れたり、タックル行こうとする武沢バカ選手にカウンター気味に打撃を与える。打撃によりふらつき、あざや出血が増えていく武沢バカ選手。2分が経過しようとするときに武沢バカ選手はダウン。カズの圧勝であった。


「よし、お疲れ様。いい試合だったな。…控室に戻るぞ。」

担架に運ばれる武沢バカ選手をチラ見しながらリングを後にした。


試合1週間前の月曜日

「今日からの練習メニューが決まった。基本的にいつもと同じだが、練習試合はカズはタロー、トモが交互に相手をする。もえはゆうが相手だ。カズともえはそれ以外の相手との練習を禁ずる。また、昨日から引き続き試合が終わるまではカズはタローの家に、もえは瀧田の家で寝泊まりするように。」

試合前にタロー先輩の家に寝泊まりする事になった。選手を襲撃する外道がいたりするらしいからその対策であった。泊まりに行ったときに会話したりしたがタロー先輩は怪我はほぼ無く、試合の事も整理できたようであった。

試合対策は、カズはストロングスタイルの基本であるウィナーサークル内を死守し、相手をサークル外に追い出し続ける戦法。それを先輩方を相手にひたすら実行するのを練習していた。あとは、組、寝技対策をしていた。


カズは試合後、医務室に行きチェックを受けた後、軽くストレッチをして先輩方と合流、昼食をとった。そしてもえの試合の応援へ向かった。

先輩方いわくもえの対戦相手である前田選手は能力がそれほど高くなくオールラウンダースタイル?らしい。全ての面で能力が高ければ脅威だが逆に低いと只の雑魚、某ゲームのスライムみたいな感じ。


試合:Eランクデビュー戦10 2R3分/R


赤コーナー

柳原 もえ選手 16歳161cm/54kg

新島学園所属


青コーナー

前田 りえ選手 16歳148cm/43kg

新島学園所属


試合は第1R開始30秒で終わった。柳原選手のタックル、から寝技、最後に裸締め(チョーク)が極まった。

順当に圧勝した。


試合終了後、医務室から戻ったもえと合流、トレーナー含め全員で山門トレーナーの家で祝勝会を開催した。

「新人2人の勝利を祝って、乾杯!」


お酒は山門トレーナーとトモ先輩が飲んでいた。瀧田トレーナー、ゆう先輩、もえちゃんは21時頃に帰宅、トモ先輩は山門トレーナーと飲み明かす模様。カズはタロー先輩と一緒にタロー先輩の家に戻った。



※山門トレーナの選手分析

吉岡 和彦 「カズ」「宇土の大木」

2018年2月 精華町の国立新島学園格闘学部格闘科1回生 194cm/91kg

16歳Eランカー。

ストロングスタイル

総D−

体D+、速E+、耐D、心D−、対E+

打D、組E、寝E−、極E−、投E



来週もよろしくお願いします。

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