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宇土の大木  作者: 無能3245
第0章 説明
1/16

第0話 決闘システムとランク分け

随時変更と

加筆するかもです。

話半分で見た方がいいです。

作者もこの設定を忘れてる場合もあります。

①決闘と試合

A国とB国、C社とD社、E団体とF団体などが様々な理由で揉め事になった場合、交渉決裂後は現実世界では戦争とか銃撃戦とか、テロの応酬とかになるだろう。この物語の世界の場合はテロが0になることはないが大きな戦争はなくなった。なぜなら、それに代わるシステムがあるからである。

それは互いに競技者を立てて、公の場における決闘により勝敗を決めるのである。結果方法は様々な方法があり、大きい団体とかになると複数の方法で◯番勝負とかになる場合もあるが最も多い方法は素手による格闘(タイマン)である。

ルールは階級分けなし、禁じ手なし、素手であること、1対1(タイマン)である事、チーフセコンドとセコンドの計2名まで可。審判ありだが決着またはR終了以外の干渉は禁止。ラウンド(R)間のインターバルは1分とする。延長戦は無し。

この物語の主人公もこの競技者である。


人気があるため決闘だけでなく試合も開催される事になっており、決闘も試合の一部化して組まれることになる。


②ランク(格闘の場合)と競技人口

ポイント制で振り分けられており、高いランクから順に以下の通り。

試合は16歳以上75歳以下の参加可能となる。

Bランク以上はポイントの高い順で⬜︎ランク◯位と呼ばれる。

試合開催は最低月2回、試合参加の上限は年6回(Eランカーは年4回)、1ヶ月以上の間隔を空けることが条件。

また、どのランクも1年以上、ドクターストップの場合でも2年以上決闘または試合に参加しない場合は自動降格となる。


現役の競技人口は日本の場合、専業は200名いるかどうか、兼業含め約50万人である。試合に参加してない登録だけの者なら100万人超である。


S3

世界ランク

世界最高峰のランク。

該当者は8名。


S2

世界ランク

世界ランク中盤のランク。

該当者は50名程。


S1

世界ランク

AランカーがS2ランクに挑戦するためのステップアップランクの位置付け。

該当者は300名程。

S1ランク以上は国際機関が主催者。


A

国内ランク

国内最高峰のランク。

日本の場合、該当者は32名と定められている。

(日本国籍を持っていない外国人の枠は最大8名)

国が主催者。


B

県内(道内、府内、都内)ランク

このランクから完全にプロ扱いとなる。

該当者は東京10名、神奈川、大阪、愛知、博多は5名ずつ、その他名各都道府県で2名と定められている。計114名。

順位は全ての都道府県114名の順位で表記される。

(日本国籍を持たない外国人の枠は東京で最大3名、他の都道府県は最大各1名かつ全員で20名まで)

このランクから全て男女など関係なく試合に出られる。

都道府県が主催者。


C

市内ランク

このランクはトップアマチュア扱いである。

男女別による限定戦も存在する。

市町村が主催者。


D

ビギナーランク

主に18歳以上が参加できるランク

世界でも日本でも全ランカーの約90%がDまたはEランクである。

18歳未満の競技者の場合、Eランクを4勝すると自動的にDランクとなる。

男女別による限定戦が多い。

未勝利戦、デビュー戦は男女別による限定戦のみ。

企業、大学等が共同主催者。


E

ヤングランク

18歳未満が参加できるランク

主に大学、専門学校の生徒が参加するランク

大学等が主体の共同主催者。

男女別による限定戦のみ存在する。


交流戦

高ランカーと低ランカーの試合。 

どのランクも毎年6月と12月に開催される。

いわゆる入れ替え戦となる。

高ランカーは勝利以外だと降格。

低ランカーは引分以上で昇格。

S3からBまで所属するランクの順位が低い方から4名は強制参加となる。あとはポイントの高低で決まる。

そして高ランカーの低順位と低ランカーの高順位との試合となる。但し、18歳以上はDランクが最低。


外国人

日本国籍を持たない外国人も主催者の許可を得て試合をすることができる。但し、参加できるのはCランク以上かつ各ランクの人数制限を満たす必要がある。

また、他の国でCランク以上をを取得したことのある外国人選手は日本でCランクの試合に出ることができない。A及びBランクについても同様とする。


特別試合

他の国で活躍した日本人が国内に戻る、外国人が日本への試合の希望者の差配など、特別の事情がある場合は国及び主催者が協議し、判断する。


順位

順位の変動は6月1日と12月1日の年2回とする。

6月1日に決まった順位は次の変更前の11月31日まで有効とする。



③試合とポイント制

ポイントはランクによって決まる。

Aランカー同士の場合、Aランク試合

交流戦または決闘試合によりAランカーとBランカーの試合となった場合、Aランク試合となる。

どのランクも試合に勝つとポイントが付与される。

また、主催者から賞金が出る。Aランク以下は1ポイント=1万円、S1ランク以上は1ポイント=100ドル計算とする。決闘試合の場合、所属する団体等から別途手当が出る。

勝つと100%、負けると5%、引分で20%ポイントが貰える。

試合時間、貰えるポイントは100%取得の場合、以下の通り。


S3ランク試合 7R制5分/R、30000


S2ランク試合 7R制5分/R、10000


S1ランク試合 7R制5分/R、4000


Aランク試合 5R制5分/R、1000


Bランク試合 4R制5分/R、300


Cランク試合 3R制4分/R、100


Dランク試合 3R制3分/R、60

(Eランク未勝利者上がりかつDランク未勝利者は2R制3分/R、20)


Eランク試合 2R制3分/R

未勝利戦 10、1勝クラス 20、2勝クラス 30、3勝クラス40

※Eランク未勝利で負けると獲得ポイントは0


④試合までの流れの例

どのランクも毎週土曜または日曜に催される。

16歳になるとEランカーとしてデビュー可。

Eランクの試合は4月、7月、10月、12月の内に催される。

流れとしては

1.参加したい月と週の候補を3つ選択(競技者本人またはチーフセコンドのみ選択可)、直前の試合が終わってから1週間以降にエントリー可。

2.試合月日が仮決定(仮決定日の1ヶ月前程)。対戦相手も3人ほど候補が挙がる(Eランク2勝クラス以上から)。

3.仮決定した試合月日の1週間前にドクターチェック。ドクターストップの場合、勝敗つかずに白紙。(決闘試合の場合は別選手に代理可能。その他の試合の場合は主催者が試合を組み直す場合もある。)相手が白紙になった場合は主催者が対戦相手の変更、試合月日の変更など必要に応じて決定し直すことになる。チェックをパスした場合、試合日時と場所、対戦相手が決定する。

4.前日に身長と体重を測定、試合当日、試合に参加する。

また、獲得したポイントは年数により変動する。

100%、50%、25%、10%、5%となる。

変動後のポイントを有効ポイントとする。

この有効ポイントが順位の元とする。

例として、とあるBランカーの場合

2023年9月1日までの取得ポイントと有効ポイントは次の通り。

2023年取得630

2022年(1月〜12月)取得700

2021年取得240

2020年取得340

2019年取得74

2018年取得32

有効ポイント1543

630+700+240/2+340/4+74/10+32/20

=1543


⑤降格について

引退や最大降格になった場合は以下の通り。

S3ランクで1勝以上またはS2ランクで7勝以上またはS1ランクで30勝以上はS1ランクまで。

(名誉S1ランカーと呼ばれる)

S1ランク以上で1勝以上またはAランク以上で7勝以上またはBランク以上30勝以上はBランクまで。

(名誉Bランカーと呼ばれる)

Bランク以上で7勝以上またはCランク以上で50勝以上はCランクまで。

(永遠のCランカーと呼ばれる)


⑥追放、処分

反社になろうが死刑囚になろうが追放処分は1例も無い。

頭悪いやつとかヤバいやつはドクターストップ処分すればいいし、試合に出られなければそれまでの話。試合中は素手であればなんでもありだし、男女でナンかやっても試合中であれば罪にも問われないし、ルール違反でもない。競技者は試合に出て戦う、それが肝要。セコンドなどが乱入した場合は反則負け、観客が乱入した場合や審判が不審なことをした場合は主催者が罰せられ、試合は無効になります。また、各ランクの該当している主催者以外が主催する試合は全てノーランク試合となります。練習試合で起こった事は事故扱いになる可能性が大ですが路上とか関係ない場所での試合は全て暴行罪などの犯罪になります。


⑦プロ格闘家の賞金の使い道

例)Bランカーが1年で2勝2分2敗で賞金額の合計750万円


収入の内訳概算

試合の賞金   750万円

スポンサー手当 〜100万円

副業      300万円前後

計       1,100万円前後


支出の内訳概算(年間)

試合の賞金に対する税金は非課税

税金   80万円前後

トレーナー   150万円前後

保険代   60万円

サブトレーナー等30万円

整体医療代約 45万円

施設使用代   30万円

遠征交通費   30万円

食費    300万円前後

家賃など    150万円前後

雑費      80万円程


手元に残るお金 100万円前後


⑦試合のリング、勝敗の決め方

形式はボクシング等とほぼ同じ。

対角線上に赤コーナーと青コーナーがあり、赤コーナーはランク、順位、有効ポイントで決まる。

リングの大きさは6m四方の正方形、床面の高さは1.3mとし、許容誤差は±5%までとする。また、試合で使用するリングは屋内のみで、屋外リングの使用は不可とする。

リング中央の天井に定点カメラが数台ある。

また、リング中央に半径1m(線幅含む)の円が描かれており、ウィナーサークルと呼ばれる。

ウィナーサークルと赤コーナーと青コーナーを結んだ線との交点の内、赤コーナー側が赤コーナーの選手、青コーナー側が青コーナーの選手のラウンド開始前または警告後等に戻される立ち位置となる。(通称赤点、青点と呼ばれる。)

立ち位置は両選手がどちらかの片足または両足または片手または片足が赤点、青点に着いている状態であれば試合が開始、再開される。

赤または青コーナーのリングサイドには両選手のチーフセコンド1トレーナーとセコンド1名のみ。観客等の侵入は不可。一般的にリングの周りにガードマンがいる。


勝敗の決め方は

レフェリーストップ、ドクターストップ、チーフセコンドによる意思表示、リングアウト負けによるKO決着。


判定はその試合中にくらった警告数、警告数が同じ場合は試合内のウィナーサークル内の滞在率による。

滞在率はカメラの動画撮影による計算に基づく滞在時間の合計/試合時間の合計による。

体の一部でもサークル内にあればサークル内にいるとする。

両選手とも1分以上ウィナーサークル外にいる場合、立ち位置(赤点、青点)に戻される。

スタンド状態で片方の選手がサークル外にいるまたは両選手同士がサークル外で離れている場合、1分以上連続その状態にいる選手に警告1とし、試合が終わるまでの合計警告3になると強制敗北に加え12ヶ月間の試合参加の禁止処分となる。(両選手が警告3になった場合、両選手負け)。また、1月〜12月の警告の合計数が5になると12ヶ月間の試合参加の禁止処分となる。

警告数が少ない方が勝利、同数の場合は両選手が滞在率の差が25.0%以内の場合引分、それ以外は滞在率の多い選手の勝利。


⑧格闘用語

競技者に対する評価はこのような感じのが一般的です。

選手のトレーナー、対戦相手のトレーナー、格闘格付会社の評価など。分析しきれなかったり、怪我、運、コンディションなどの要素もあるのでこの評価だけ勝敗が決まるものではありませんがどのトレーナーも参考にする指標です。


総D

体D+、速E+、耐D、心D、対 D+

打D、組E、寝E−、極E−、投E

セE

特無


A.評価

総:総合能力、力量

体:フィジカル、パワー、回復力

速:スピード、瞬発力

耐:タフさ、スタミナ、打たれ強さ

心:闘争心、対プレッシャー

対:対応力、経験値、反射神経


打:打撃

組:組技(スタンドでレスリングや柔道みたいな状態)

寝:寝技(グランド状態時の立ち振る舞いのうまさ)

極:極技(関節技、絞技)

投:投技


セ:セコンド

特:特殊


※+は上位、−は下位。C+ならCランク上位、D−ならDランク下位レベル。


戦法スタイル

自分の得意な技や分野、有利になりやすい展開により戦法がか決まってくる。その選手が多用する戦法をスタイルとも呼ばれ、主なスタイルは以下のように分類される。高ランカーになるほど複数のスタイル持ちが多くなる。また、以下のスタイル以外のスタイルも存在するがここでは割愛する。


ストロングスタイル

主流スタイルの1つ。

スタンド状態でリング中央を陣取り相手を迎え撃ち、リング中央のサークル外に相手を入れないようにする戦法。

特にフィジカルと対応力が必要。

最も勝率が高い戦法ともいわれ、強者が弱者に

対する戦法とも言われることからこの名がついた。

日本では小笠原スタイルともよばれる。

また、組技が主体の場合はロシアンスタイルとも呼ばれる。


一撃必殺スタイル

主流スタイルの1つ。

極、投はどの試合展開即になってもハマれば試合を決められる。負け展開になっても大逆転を狙える戦法。主流スタイルのうち最も相手よりもフィジカルに劣っていても使えるスタイルとも言われる。スタンドからのタックル、組技や寝技から極技、投技を狙う。日本では五条、柴田などが多用する傾向にある。レスリングスタイル、柔道スタイルとも言われる。


キックボクシング(打撃)スタイル

主流スタイルの1つ。

打撃をメインに相手を圧倒するスタイル。

日本では島袋スタイルとも呼ばれる。

世界ではムエタイスタイル、拳法スタイル、空手スタイルとも呼ばれる。

打撃による急所攻撃もこのスタイルの戦法でもある。


オールラウンダースタイル

主流スタイルの1つ。

打撃、組、寝、極、投の全ての技の技能が高い選手が相手選手、試合状況により様々な技で自分を有利な展開にしたり相手を翻弄するスタイル。日本では柳生スタイルとも言われる。


相撲スタイル

スタンドによる試合展開の1つ。試合開始直後から全身で突撃。後の展開は張り手、組技を駆使して相手を追い詰める。または、土俵の外に追いやるような感じで投技を使い勝利をもぎ取るスタイル。日本では比較的多いスタイル。


持久戦スタイル

組技、寝技、圧倒的な耐久力とメンタルと対応力を活かして相手の耐久力をすり潰すスタイル。試合時間が長い高ランカーの試合に見られる戦法。


イノキスタイル

日本のイノキと呼ばれる格闘家が編み出した戦法。

リング中央で仰向けになり主に打撃系の相手に対して寝技に持ち込もうとする戦法。

寝技への自信とメンタル力が特に必要。


特殊技能スタイル

この世界の人間の中には噛む力や爪の硬さが異様だったり、尻尾が生えていたり、薬硬拳(毒手)使いだったりと、極めて稀な異能を生かしたスタイル。


雷神スタイル

旋回スタイル、アウトボクシングスタイルと呼ばれている。当時はSランカーに使い手はいなかったが、日本の無名で体格が子供並と揶揄されたとある選手がSランカー達を次々と薙ぎ倒し、日本人で初めて3Sランカーとなり、雷神という異名で畏怖されたことから雷神スタイルと名付けられた。

他のスタイルの多くはスタンドまたは寝ころがるのがセオリーで接近戦が多いが相手から一定の距離をとってスピードにより相手を翻弄するスタイルである。ウィナーサークル外にいることも多いのでこのスタイルの使い手は少数派になる。このスタイルはコーナーやロープを使って飛び回る空中戦も存在する。



⑨トレーナーのランク

選手のチーフセコンド、セコンドになるにはトレーナーライセンスが必要。トレーナーライセンスにらランクがある。


Dランクトレーナー

トレーナー経験不問で4年制大学でトレーナー科の3回生または競技者としてCランクの試合を3勝以上または短期大学、専門学校を卒業になると取得可能。


この資格を取得するとDランクまでの選手ののチーフセコンド、Cランクまでの選手のセコンドになることができる。短期大学、格闘ジムの5年以上のセコンドとしての実務経験などでも取得可能。


Cランクトレーナー

Dランクまでの選手のチーフセコンドとして2年以上の経験または10勝以上、Cランクまでの選手のセコンドとして5年以上または20勝の実務経験、選手としてはCランク以上の勝利を10試合以上で受験資格を得ることができる。毎年4月に申込、7月に筆記試験、10月に合否発表がある。

この資格を取得するとCランクまでの選手のチーフセコンド、Bランクまでの選手のセコンドになることができる。


Bランクトレーナー

このランクから資格取得の難易度が跳ね上がる。

選手としての試合経験では受験もできない。

Cランクの選手のチーフセコンドとして100勝以上またはBランクの選手のセコンドとして20勝の実務経験が必要。毎年4月に申込、7月に筆記試験、10月に合否発表がある。

この資格を取得するとAランクまでの選手のチーフセコンド、全てのランクの選手のセコンドになることができる。

このランク以上のトレーナーをプロトレーナーとも呼ばれる。


Aランクトレーナー

このランクが世界最高峰のランクになる。

Bランクの選手のチーフセコンドとして30勝以上またはAランクの選手のチーフセコンドとして10勝以上またはAランク以上の選手のセコンドとして20勝の実務経験が必要。毎年4月に申込、7月に筆記試験、10月に日本語を含む3つ以上の言語を用いた面接、12月に合否発表がある。

この資格を取得すると全ての選手のチーフセコンド、またはセコンドになることができる。


※Dランク以下の選手のセコンドは無条件だが試合のエントリー時に名前の登録が必要。






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