嘘
嘘ついて、ごめんなさい。
あなたが好きだから、わがままを言ってしまった。
でもそれを否定しないで欲しい。
私の中には、二人いて、
もう一人の私が、
あなたがいなければ、存在価値なんてないと
思っていたのは、
本当です。
でも
それが、あなたを苦しめているとは思わなかった。
あなたを苦しめるために
好きになったわけでないのは、信じてほしい。
あなたに好きになってもらえないのに
あなたを好きでいることで
あなたを苦しめているなら
あなたのことなんて、
好きでいることなんてできない。
自然に あなたを好きな私は、消えていく。
でも
私が、あなたを好きだということを
否定したり、あやまったりしないで、
私は、自分のために
あなたを好きになったし、
あなたがいなくても 全然 大丈夫だし。
ただ
あなたが、優しくしてくれたり ありがとうといってくれたことは、
本当に うれしかった。
あなたが運命の相手だなんて
嘘だから
もう一人の私が、勝手に 恋に恋していただけだから。
私は、こんな私が好きだし
きっと、こんな私でも好きになってくれる人はたくさんいるし、
あなたのことなんて
あればいいけど
なくても全然、平気みたいなものくらいにしか
思っていないから
嘘ついて、苦しめて
ごめんなさい。
「新フェルマーの最終定理の証明」という論文も 書いたので、
よければ、みてもらえると うれしいです。