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【プロットタイプ】一人も悪くないね

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/05/17

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

この プロットタイプ も、突然終わることがあるんだろうな。

そしたらまた、以前と同じ様に、彼と彼女の誰でもない誰かの話になるんだろうね。

会社に行きたくないとか、誰にも会いたくないとか、そんな事をふと思った日曜日であった。

だから、黙って傘を持って、家を後にした。誰も私を知らないところに行きたかった。今はただそれで良かった。


朝目覚めると同居人の気配がしなかった。俺に声を掛ける声も、部屋中を歩き回る物音さえ聞こえない。どうなら黙って部屋を抜け出して、街に繰り出したらしい。

別に其れは何も珍しい事ではなく、これまでに何度かあった。旅行に行く時も、友人に会う時も、疲れた顔をしていた時も、これまで幾度も。

ただけれどもまぁ、今、彼奴は病み上がりで、昨日も体調に波があった故に、彼奴の行動は決して褒められた物で無いことは明白である。

馬鹿な事をしたがるのは、どうやら性であるらしい。


見知った街。見知らぬ人。ただそれだけがそこにあって、私を受け入れる。久しぶりに出た外は暑く、ただじっとりとした熱が体に纏わりつく。車の走行音と、人々の話し声だけが耳を突く。

立ち止まると、妙に懐かしさを覚えた。一週間前もこうして此処に来たはずなのに。居心地の良さを感じた。ずっと此処にいたいと思った。

私の見知った街。私を誰一人知らぬ人。誰にも縛られず、期待もされず、貶す事もなく、ただ唯一の充足感を覚えた。世界はこんなにも自由なのかと、そう、思った。

そして何より、私はやはり疲れ果てていたのだと思い知らされた。


同居人の鏡花が帰ってきた。ただ呆然と此方を見て、そしてただ一言『ただいま』と言った。

言いたいことは特になかった。何処へ行こうが何をしようが、止める義理は俺にはない。ただこうして帰って来たという事実だけがあれば良い。

「楽し、かったよ。瑠衣がいても、楽しかったかも知れないけど」

其から淡々と、つらつらと、今日あった事を話し始めた。

知った街に行ったこと、見知らぬ人ばかりだったこと。何時もと同じ世界なのに、色が違って見えた事。その解放感だけが、幸せだったこと。

「一人も悪くないね」

「ん」

あのさ、

頑張らないと成長しないって言うじゃない?

私も其れは嫌いじゃ無いです。

でも、人生ずっと頑張り続けるのは、ごめんだね。

それで精神病起こしたしね。


会社行き、愛想を売ると、期待され、貶され、無愛想になると取り繕われ、媚びを売られ、何もかもが鬱陶しくなって、どうでも良くなってしまいました。


うん。だから、そういう時ほど、見知った街で、見知らぬ人塗れのところに行きたくなります。


誰も私に期待しない。

あれしろこれしろ言わない。

誰も私を貶さない。

なんでやってないの? とか最初に言われてもない指示を後出しされることもない。


腫れもの扱いすることもない。

其れが何よりも心地よい。


ただ車の走行音と、人の話声だけが、私に無感情な視線と声だけが心地よい。


プロットタイプもこうやって霧のように終わるのかな。

そうしたら、次に始まるのは何なんだろう。

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