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エスケープという名の神隠し  作者: たなばたばたばた
7/16

7話 商店街

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

ジャングルを抜けて草原に出て、

少し休憩することになった。

アルフさんは私をベンチに座らせてくれる。

私はこの頃になると泣き止んでいた。

涼音「見苦しいとこみせてごめんなさい…」

アルフレッド「いや大丈夫だ、

俺ももっとあんたのために

言ってやればよかった、…ごめんな」

フォリエル「泣きたい時は泣いていいんだよ!

我慢してたらしんどくなっちゃうよ」

青葉「でもあんな奴のせいで姉さんが

泣いちゃうのは許せないけどね」

みんなは私を慰めてくれた。

アルフレッド「そろそろ落ち着いてきたな。よかった。

…そうだ、お腹は空いてないか?」

アルフさんはみんなにそう問いかけた。

涼音「そういや空いたかも…。」

青葉「空いた」

フォリエル「今までドタバタしてたから忘れてたけど

お腹ぺこぺこだよ〜」

アルフレッド「なら丁度いい。

商店街に行ってなにか食べよう。

涼音たちを商店街に連れていきたい理由もあるし、

それでいいか?」

涼音「もちろんだよ、商店街って場所が気になるし…。」

私は商店街に行く事を承諾し、アルフさんは

商店街へと案内してくれた。

歩き出して少しすると、商店街らしきものが見えてきた。

歩きながら会話に花を咲かせていた。

アルフレッド「あんたの名前は青葉って言うんだな。」

青葉「えっなんで知ってんの…。」

アルフレッド「涼音があんたのことを

青葉と呼んでいたからな。」

青葉「聞き耳立てるとか、きも〜…。」

涼音「聞こえちゃったものは仕方ないじゃん。

きもくないよ。」

アルフレッド「あんたにはまだ自己紹介していなかったな。

俺はアルフレッド、アルフと呼んでくれて構わない。

そして隣にいるのがフォリエルだ、よろしく頼む。」

フォリエル「フォリエルだよ、よろしくね!」

青葉「別に…仲良くするつもりないし…。」

そう会話しているとあっという間に商店街の入口に着いた。

今は昼過ぎ、2時ぐらいかな。

商店街は買い物をする人などで賑わっていた。

色んなお店がある。八百屋さん、アクセサリー屋など…。

私たちは飲食店が並ぶエリアへと足を運んだ。

丼物、麺類…と私の前世では当たり前のものもあったが

見た事のない食べ物のお店もあった。

青葉「あっ、焼き鳥だ、おいしそ〜」

フォリエル「やきとり?何それ、おいしいの?」

青葉「おいしいよ〜ぼくはタレより塩派かな」

フォリエル「たれ…?塩…?よく分からないなぁ」

涼音「何この食べ物…おいしそうだけど見たことない…」

アルフレッド「ここの食べ物は色んな世界から

情報を集めて店を開いているからな。

知らない食べ物があっても無理はない。

ちなみにこれ、俺は好きだな。」

これ知ってる!これ知らない!と商店街を見て回っていると、

フォリエルちゃんがとあるお店に目をつけた。

フォリエル「オムライスだ!これ食べたい!」

青葉「オムライスならぼくも知ってる〜」

オムライス屋さんだ。オムライスは

別の世界でも存在する食べ物なんだな…と思った。

アルフレッド「ならオムライスにするか。

涼音もそれでいいか?」

涼音「うん、久しぶりに食べたいし。」

私達はオムライス屋さんに入店した。

そうすると活発で明るい男性がこちらへやってきた。

?「いらっしゃい!何名様ですか?」

アルフレッド「見ればわかるだろ。4名だ。」

?「4名様ご案内〜、こちらの席へどうぞ!」

男性に案内され、テーブル席へ通された。

?「注文は決まったか?」

アルフレッド「まだ決まってるわけないだろ、

引っ込んどいてくれ」

?「注文決まったら呼んでくれ〜」

私達はメニュー表を見ながら何にするか悩んでいた。

青葉「ぼく、デミグラスソーストンカツオムライスがいい〜」

フォリエル「デミグラスソースオムライスなら知ってるけど

トンカツって聞いたことない!おいしそう!

わたしもこれにする〜!」

アルフレッド「俺はこれにしようかな」

アルフさんはシンプルなオムライスを選んだ。

タコさんウィンナーもついている。

私もアルフさんと同じのを頼むことにした。

アルフさんは店員さんを呼んだ。

そうすると先程の男性とは違う女性の店員さんが来てくれた。

アルフレッド「デミグラスソーストンカツオムライス2つと

シンプルオムライス2つくれ。」

女性は必死にメモ帳にメモしている。

?「分かったよー!ちょっとまっててね!」

女性はそう元気に言ってから駆け足でホールへ戻って行った。

涼音「ここの店員さん達、元気な人が多いね。」

アルフレッド「あぁ、全くだ。」

青葉とフォリエルちゃんは仲良さそうに会話している。

いつの間にか仲良くなったようだ。

青葉も歳の近い子だったから心を開いたのかな。

そう穏やかに待っていると先程の男性の店員さんが

オムライスを持ってきてくれた。

?「デミグラスソーストンカツオムライスと

シンプルオムライスだ!ごゆっくりどうぞ!」

私の前に置かれたオムライスは前世の頃にも何度も見た

シンプルだがおいしいオムライスだった。

私たちは談笑しながらオムライスを食べていた。

…なぜか男性の店員さんも会話に混じっている。

アルフレッド「なぜあんたも会話に混じっているんだ」

?「だって暇だからさ〜、この時間になると

住民たちはお買い物に夢中になるからな。

そういや君たち、会ったことないよね、初めましてかな。」

男性は私と青葉を見ながらそう言った。

涼音「そうだね、名前はなんて言うの…?」

天照「俺は天照(あまてる)だ。よろしく頼むよ。

そうだ、今暇だからみんなも呼んでいいか?」

涼音「もちろん、どんな人か見てみたいし…」

天照「わかった!みんなー!ちょっと来てくれ」

天照さんが呼びかけると3人の人物が集まってきた。

そのうちの一人はさっきメモしていた女性だ。

天照「紹介するよ、俺の仲間たちだ。」

月読「私は月読(つくよみ)よ。ここでは料理担当よ、

よろしく頼むわね。」

フォリエル「月読は料理が上手だからね〜!」

火華「あたしは火華(ひばな)

ホールスタッフ担当だよ!」

先程メモして注文内容を聞いてくれた女性だ。

いかにも明るくて元気って感じだ。

星穏「星穏(しおん)です、レジ担当です。

よろしくお願いいたします。」

星穏さんは真面目そうで冗談が通じなさそうだ。

天照「で、俺が店長の天照だ。よろしく頼むよ。

そういや君たちの名前はなんて言うんだ?」

涼音「涼音だよ、でこっちが弟の青葉。よろしくね。」

青葉「よろしくー。」

月読「まぁ!姉弟なのね、とても可愛らしいわ♡」

…マチスさんにも姉弟だから可愛い的なこと言われたけど

なんでなんだろう…確かに青葉は可愛いけど…。

フォリエル「知ってた?天照と月読は神様なんだよ。」

涼音「えぇ?!神様?!神様がなんでお仕事しているの…?

神様ってみんなから崇められる存在じゃ…」

天照「神っていっても住民の種族の一部に過ぎないけどね。

だからここでは神だからえらいっ!ってわけじゃないのさ。」

アルフレッド「住民たちは生活するために

この商店街で時々働いているからな。俺もそうだ。」

涼音「へぇ〜…なるほど……」

月読「後ね、話変わるけど天照と私は恋人なのよ♡」

月読さんは天照さんの腕に絡みつく。

天照「ちょっ…照れるからやめてくれよ…」

満更でもなさそうだ。

青葉「…バカップルめ」(小声)

涼音「へぇ〜!お似合いだね!」

フォリエル「…あと食べ終わってないの涼音だけだよ」

涼音「えっ、あっごめん、すぐ食べるね」

周りを見ると3人はもう食べきっていた。

私もあと少しで食べ切る量だ。

私は残りを口に流し込む。

アルフレッド「全員食べ切ったな、会計を頼む。」

天照「えっもう帰っちゃうのか?

もうちょっとゆっくりしていきなよ」

アルフレッド「結構だ、これからも予定があるからな。」

火華「さー!星穏、出番だよ!よろしくね!」

星穏「言われなくたってやるよ…」

私はポケットを漁る、…ない。財布がない。

死ぬ前に財布とかってどうしたっけ?

涼音「青葉、財布って持ってないよね?」

私は青葉に小声でそう問いかける。

青葉「もってないー」

私がアタフタしているとアルフさんは

スマートに財布を出してそう言った。

アルフレッド「大丈夫だ。ここは俺が払うから。

先に店の外にいてくれ。」

涼音「ご、ご馳走様です…」

アルフさんが会計してくれている間に

私たち3人は外に出た。

フォリエル「オムライスおいしかったね!」

青葉「おいしかったけどぼくは姉さんが

作ったオムライスの方が好きかな」

そういや前にオムライスを作ったような…。

私は料理が下手くそだから卵がボロボロになって

チキンライスが丸見えのオムライス…。

そんなオムライスを青葉は世界一おいしいと食べてくれた。

フォリエル「そんなに涼音の作るオムライスって

おいしいんだ!わたしも食べてみたいな♪」

涼音「いつかね…はは…」

そんな日は絶対来ないでくれ!頼む!

会話しているとアルフさんが店から出てきた。

フォリエル「ご馳走様〜!」

青葉「…ご馳走様。」

涼音「アルフさん、お金出してくれてありがとう。」

アルフレッド「気にしなくていい。

俺が困った時に助けてくれたらそれでいいよ。」

涼音「あ、ありがとう…。」

アルフレッド「…なんてな、冗談に決まっているだろう。」

アルフさんは珍しく優しく私だけに微笑む。

フォリエル「次はどこに行く〜?」

まだまだ太陽は出ていて行動できる時間だ。

アルフレッド「涼音と青葉を連れていきたい場所があるんだ、

行っても大丈夫か?」

涼音「私は全然大丈夫だよ」

青葉「ぼくも〜」

アルフレッド「よし、ならばついてきてくれ。」

アルフさんの後をしばらく追い、ついた場所は武器屋だった。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

天照さんと火華ちゃんと月読さんと星穏の資料

https://50035.mitemin.net/i1109060/

https://50035.mitemin.net/i1109061/

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