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エスケープという名の神隠し  作者: たなばたばたばた
18/19

18話 鍛錬場

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

鍛錬場についた。とてもでかい、頑丈な建物だ。

重いドアを開けて中に入る。

中は広々としていて1周回るだけで息が切れそうなぐらい広い。

アルフさんは受付の人に料金を払おうとしてた。

涼音「アルフさん!

私ももう働けるようになったから、自分で払うよ!」

えま「わっ、わたしも!払う!」

白「ボクも払う!」

アルフレッド「別に払わなくていい、鍛錬料は安いからな」

アルフさんは結局全員分の料金を払ってくれた。

アルフレッド「よし、鍛錬を始めるぞ!」

アルフさんは珍しく威勢がよく、やる気があった。


白「えま、すごーい!魔法使いみたい!」

えま「千春ちゃんが言っていたこと、信じていいかも!

魔法なら上手く使いこなせるかもー!」

魔法によって鍛錬用に作られた動くマネキンに

えまが魔法を放つ。

えまは魔法を上手く使いこなしていた。

白くんはマネキンを鋭い爪でギタギタにし、

藻部さんもマネキンに包丁で体を何度も刺していた。

藻部さんも白くんも順調そうだ。

涼音「あっ、あの人、飛んでいる…どうやって?」

アルフレッド「お遊び魔法だな。」

涼音「お遊び魔法?」

フォリエル「住民たちが材料を使って

生み出される魔法のことだよ!

普段わたし達が使う戦うための魔法じゃなくて、

平和で安心なエスケープでのお遊び的な要素!

住民たちからもらって習得することもできるよ!」

アルフさんとフォリエルちゃんは

魔法を使ってちょっと浮いてみせた。

涼音「私も空飛びたい!」

フォリエル「天界の神様とか天使さんからもらえるよ!」

涼音「天界…どこか分かんないけど今度行ってみようかな」

アルフレッド「その時は俺たちが案内する」

天界かぁ、なんか天国か地獄に

行くか偉い人が決める場所のイメージがあるな。

その後も私達は鍛錬を続けた。

アルフレッド「それにしても涼音、中々成長したな。

なかなかの出来だぞ。」

涼音「本当?!嬉しいなぁ〜」

アルフレッド「青葉も成長したな。」

青葉「おまえに褒められても嬉しくないし。」

涼音「青葉!こんなに強くなったなんてすごいよ!」

青葉「そうかな、えへへ…。」

フォリエル「青葉くんってアルフのこと嫌いなの?」

青葉「うん。」

青葉は即答だった。なんでアルフさんが嫌いなんだろう。

とっても優しいのに。

涼音「えまも白くんも藻部さんも鍛錬お疲れ様ー!」

アルフレッド「一旦休憩するか、お疲れ様、

1人1本飲み物を買ってやる」

アルフさんはみんなに1本ずつ、

私の前世にあった、

いわゆる自動販売機で飲み物を買ってくれた。

私達が休憩していると、私にとある人物が話しかけてきた。

?「もしかして…涼音?」

涼音「えっ、もしかして?!サイネさん?!」

その人物は中学時代、私によくしてくれた先輩。

宮廻サイネさん。孤立していた先輩は私に優しくされて

心を許してくれたらしく、気に入ってくれて

授業中二人で一緒に抜け出して、

自販機を蹴って出てきたジュースを一緒に飲んで、

コンビニで万引きしたお菓子を一緒に食べていた。

お互い孤立していた者同士仲が良かった。

犯罪を犯してしまったが、もう死んでここ(エスケープ)に

来たんだから、もう時効、だよね…。

でもサイネさんは中学を卒業してから私とは疎遠になった。

サイネ「オマエ、生きてたんだな…!」

涼音「いや、ここにいるってことは死んでるよ」

サイネ「ああ確かにそうだね!でも元気そうでよかったー!」

サイネさんは私に抱きついてくる。

サイネさんがこうやって喜んでいる姿を

見ると懐かしい気分になる。私もつい抱き返してしまう。

えま「もしかしてあの先輩ですか?!

今すぐ涼音から離れてください!」

えまは私とサイネさんを引き剥がした。

えま「これ以上涼音に近づかないでください!

涼音を悪い道に引きずり込まないでください!」

サイネ「もしかしてあの優等生か?

オマエは優等生だからこっちでも

仲間がたくさんいるんだろ?

アタシには涼音しかいないんだ、譲れよ。」

えま「譲るだなんて物みたいに言わないでください!離れて!」

えまはサイネさんのことを前世の頃から嫌っていた。

サイネさんは私を悪い道に引きずり込むから嫌いみたい。

私からしたらえまもサイネさんも大切なのに。

それからもえまとサイネさんが私を取り合って喧嘩していた。

アルフレッド「はーい!休憩はそこまで!

鍛錬を再開するぞ!」

アルフさんはパンパンっと手を叩き、みんなにそう言った。

…なんか、部活の先生みたい。

サイネ「じゃあな涼音!また会おうな!」

涼音「また一緒に遊びましょ!」

えま「これ以上涼音に近づかないでください!」

サイネさんは鍛錬場を後にした。

近頃、また会いに行こうかな。


それからアルフさんの指導により、

魔法の使い方を練習したり、武器を振るって、

その場にあった魔法の使い方を教わった。


アルフレッド「お疲れ様、皆かなり強くなったな、

いつか人間が襲ってきても対抗できるように、

強くなっていこう」

私達はみんなで鍛錬場を後にした。

それからアルフさんとフォリエルちゃんと別れて

私、青葉、えま、白くん、藻部さんで団地へと帰った。

えま「もう!涼音!あの先輩とは関わらない方がいいよ!

涼音にはわたしがいるんだから!

涼音にはこれ以上悪い人間になって欲しくないの」

青葉「姉さんを独り占めするなんて女でも許せない…」

白「確かにあの人怖かったなぁ…」

藻部「でもおれは姉御肌でいい人だと思ったけどなぁ」

えま「藻部さんは何も知らないからそう言えるんだよ!」

帰り道の話の話題はサイネさんの話になり、

悪い人!いや、いい人!と講義し合う形となった。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

サイネちゃんの資料と前世資料

https://50035.mitemin.net/i1113329/

https://50035.mitemin.net/i1113330/

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