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ノンフィクション短編集  作者: BIRD


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20/29

門限と学園のセキュリティ

 母校の学生寮の門限は22時でした。

 外出からの帰りが遅れ、門限を破ってしまった寮生には、トイレ掃除という罰が待っています。

 ウッカリ門限を過ぎてしまった寮生ワラは、寮監に見つからないようにコッソリ帰ってきました。


「ただいま」

「お……おかえり」

「って、なんで窓から?!」

「ここ2階だけど?!」


 ワラは部屋の扉からではなく、窓から部屋に入ってきたんです。

 1年生の部屋は2階にあります。

 ワラは非常階段で2階まで来たけど、鍵が閉まっていて建物に入れなかったから、ベランダを伝って僕たちの部屋まで来たのでした。


「あ~焦ったぁ。ここの門って警報機ついてんだね」

「マジか……」

「さっき裏門からコッソリ入ろうとしたら、ブザー鳴ってめちゃくちゃ焦った」


 座って一息ついたワラは、今回初めて知ったセキュリティについて教えてくれました。

 寮があるのは学園敷地内です。

 寮内に入るには、学園の正門または裏門を通ることになります。

 ワラは閉まっている裏門を乗り越えた途端、不法侵入探知機みたいなモノにひっかかったそうです。

 確認に来た寮監が持つ懐中電灯の光を避けつつ、ワラは見つからないように逃げ隠れて、寮監が建物内へ入ったところで非常階段やベランダを通り、窓から帰還に成功したのでした。

 後日それを寮生ではない学生に話したら、面白がってわざわざ夜22時過ぎの校門まで確かめに来ていました。


「赤外線ビームセンサーだね。警戒ラインを通るとブザーが鳴る仕組みだよ」


 と言う先輩学生クキさん(愛称)は、赤外線を可視化するゴーグルを使って裏門付近を調べてくれました。

 そのゴーグルは「お父さんの持ち物」だとか。

 まるで怪盗が使いそうな道具だけど、クキさんのお父さんは警察関係者です。

 しかし、そんな物をコッソリ持ち出していいんでしょうか。

 クキ先輩曰く「バレなければ問題ない」とのことでした。

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