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ノンフィクション短編集  作者: BIRD


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14/25

蛇っぽいもの踏んじゃった

 真夜中、仕事帰りのことでした。

 営業時間が終わり、僕は店を閉めて従業員駐車場へ向かっていました。

 街路灯が無い暗い道を歩いていたら、ゴムホースを踏んだような感触がありました。


 なんか踏んだな~と思いつつ踏み出すタイミングで、クロックスの底にコツンと何かが当たりました。

 そのまま踏み出したら、またゴムホースっぽいものを踏んだ感触があったんです。

 今度はさっきよりちょっと硬い感じがしました。


 暗くてよく見えないけど、もしやこれは蛇?!


 僕は急いでその場を離れました。

 駐車場に停めている自分の車に乗り込み、さっきの場所まで戻ってヘッドライトで照らしてみました。

 しかし、そこには何も無かったんです。

 ゴムホースも、蛇も。


 ってことは、あれは生きてる蛇?!


 模様もなにも見えなかったから、種類は不明です。

 僕はどうやら、夜中に路上で寝てる蛇を踏んでしまったようです。

 踏まれた蛇は怒って噛もうとしたけど、僕は無意識に回避していました。

 蛇の牙は僕の靴底に当たっただけで、その後僕が足を下ろして蛇の頭を踏みつけていたようです。


 運の悪い蛇ですね。

 路上で寝ていて通行人に踏まれるなんて。

 踏んだのが車だったら、死んでるところですね。

 車じゃなかったのは、蛇も幸運というべきでしょうか。


 人生初、蛇(多分)踏みました。

 踏んづけた上に、蛇の反撃を回避して更に踏みました。

 蛇にとっては踏んだり蹴ったり? いや踏んだり踏んだりな出来事でした。

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