新・私のエッセイ~ 第203弾 ~ ぼくは人生の最後まで、誰にも妥協しない
・・・いま、
まさに完成のときを迎えようとしている、
茶太郎ちゃんとぼくとの、愛の物語。
お読みくださっている読者の皆様も、すでにお気づきかとは思うのであるが・・・
これは単なる、「うさぎ飼育日記」ではない。
ぼく個人が、
「栗原茂雄」として、ギリギリと歯を食いしばり、ときおり、悔し涙を流しながらも、
なんとか世の中に喰らいつき・・・
必死に「生」をつないできた「証」でもあるのだ。
・・・いずれにせよ、
ぼくの人生の残り時間は、それほど長くはない。
父方の血筋の人間は、ほぼ例外なく、
還暦前後でこの世を去っている。
・・・持病の糖尿病の影響でね。
残されたときは、
あまりないのだ。
だったら、
コセコセした、人様や世間様の顔色をうかがうような、つまらない生き方を、いまさらしたくない。
自分の「信念」を、最後まで貫いて死んでいきたい。
・・・後悔はしたくはない。
やりたいこと、やるべきことをやりきって、
肉体を、この世からゆっくりと消滅させていきたい。
美絵子ちゃんへの謝罪は済んだ。
・・・お互いの現状も、伝え合うことができた。
ぼくの、終生、変わらぬ彼女への「愛の心」も、具体的なメッセージとして、贈ることもできた。
もう、ほとんど思い残すことはない。
・・・あとは、
未読の推理小説を読破し、
しゅくしゅくと、
語学にいそしみ・・・
通訳の資格試験に、しかるべき時期に挑むのみである。
・・・ぼくは、茶太郎ちゃんのように、
最後の最後まで、自分らしく、
精一杯、元気よく楽しく生きてやる。
m(_ _)m