名ばかり皇后の教育的指導――転生双子侍女を添えて――

０２．盗んではいけません。

■登場人物（ネタばれなし）

第一章の登場人物紹介です。ネタバレなし。

用語集も追々追加するかもしれません。

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第一章時点の登場人物です。

１．呉三娘（ご　さんじょう）

　主人公。二十歳。皇帝丹堅の皇后。樨国公の三女。

　住まいは凰麟殿（ほうりんでん）通称皇后宮。

２．玄寿珪（げん　じゅけい）

　呉三娘の侍女。樨国出身。玄嘉玖とは双子の姉妹。呉三娘より年上。

３．玄嘉玖（げん　かきゅう）

　呉三娘の侍女。樨国出身。玄寿珪とは双子の姉妹。呉三娘より年上。

４．丹堅（たん　けん）

　央国皇帝。十三歳。皇后は呉三娘、母は香皇太后。

５．楊徳妃（よう・とくひ）

　皇帝丹堅の徳妃（正一品）。正二品中書令楊某の娘。

　楊家は建国前から続く名門かつ、父は科挙にも及第した文人。

　住まいは蓮生殿（れんせいでん）正殿。

６．香小梅（こう　しょうばい）、香淑妃（こう・しゅくひ）

　皇帝丹堅の淑妃（正一品）。正四品正議大夫の娘。皇太后の姪（父親が皇太后の弟）

　香家は新興貴族。

　住まいは梅香殿（ばいこうでん）正殿。

７．香皇太后（こう・こうたいごう）

　皇帝丹堅の母親。息子が皇帝位についたことで皇太后となった。前皇帝の貴妃（正一品）。

　住まいは永寿宮（えいじゅきゅう）。

８．孫明珠（そん　めいじゅ）

　蓮生殿の当番だった女官。

９．陶清琴（とう　せいきん）

　楊徳妃付きの侍女。六品。楊家が徳妃につけた侍女。

１０．葉盈盈（よう　えいえい）

　楊徳妃付きの侍女。楊家が徳妃につけた侍女。