10人組
移住10日後組会があった。
俺は渋々だが参加した。これが田舎の濃厚な人間関係かと気分が重たい…
その予想通り村の公民館で開かれた。まずは自己紹介誰が誰でも良い俺からしたら関係無いので全ての人の紹介を聞き流した。それからやはりどーでも良い話のオンパレードでなぜこの村に来たのかとか…
俺は「家賃が安かったので…」だけでやり過ごした。そして長く感じた時間も終わりに近づいた時一人の男性が話掛けて来た。その男性は透と言う40歳後半位の男で「ちょっといい?」と言ってきた…
当然嫌だったが俺は「なに?」と短く答えたと同時に嫌な予感を感じていた。
透「俺はこの村を出たい」と言ってきた」
俺は興味が全く無かったが「そーなんだ…なんで?」と一応聞いた。透はちょっと真面目な顔で「この村何もないっしょ?」と言ってきたので「そーだけど」それが良いんじゃないの?と思っても無い事を返してみたら。
透は「お金貸してくれない?」と唐突に本題に入ってきた。俺は「嫌々そんな、お金は無いよ」と答えた。それで、引き下がると思ったが透は頼むよーって。無理な物は無理だし大体あったとしても貸さないしと思いながら「じゃー働けば良くない?」
透が無言に、なった隙に俺は帰り睡眠薬を、飲んでねた